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7泊8日の1人旅in東北⑥

とうとうこれで最終回!!!
春の旅行や新学期が始まりバタバタしていました…
2日ずつで4回くらいで終わるかなと思いきや、毎回1日ごとで力尽きてしまい、書き終えるのにまさかの1ヶ月以上もかかってしまいました。
それでは7日目、8日目を振り返っていきます!


【7日目】松島

7日目も例のごとく体調がすぐれないままの起床。
食べないことには体力がもたないと思い、昨晩のチェックインの際に朝食を予約していたので、気合を入れて起き上がり食堂へ。
すると普段でもこんなには食べきれないというほどのボリューミーな朝ごはんが用意されていた。
どのおかずも美味しかったし、残すのはもったいないと頑張って食べたがギブアップ…
めちゃくちゃ申し訳なくて謝り倒してから部屋に戻って用意をすることに。

部屋に戻ると知らない電話番号から着信履歴が。
前々から予約していた猊鼻渓の川下りを楽しみにしていたが、昨日の雨の影響があるのでは…ともともと思っていた分、悪い予感しかしなかった。
電話番号を調べてみると見事に的中してしまい、猊鼻渓の受付からの電話で折り返してみると増水していて中止とのこと。

こんなに晴れてたのに

午前に猊鼻渓を観光してから午後に松島に行く予定だったが、前倒して朝から松島に向かうことにした。

チェックアウトの時にホテルの方が大丈夫ですか?とリポビタンを渡してくれて、めちゃくちゃ助かった。大げさだけど旅行の巡り合わせって素敵だなと感じたりも。

松島にはコロナ禍の直前に大学の同期との日帰り弾丸旅行で訪れたことはあったが、1つだけやり残したことがあり、もう一度行きたい場所だった。
そのやり残したことが買い損ねた日本酒を買うことだった。
まさかこの1人旅での大反省する要因になるとは出発前にはつゆ知らず、お店にも事前に連絡をして取り置きをしてもらっていたので行かないわけにはいかなかった。

一ノ関駅から約1時間で松島駅に到着。
青森から6日かけて南下してきたおかげで、松島が近く感じるというバグが発生してた(笑)

2度目の松島だというのにここでも失敗をした。
以前に降りた駅と風景が違ったのだった…
松島には東北本線の松島駅と仙石線の松島海岸駅の2つがある。
松島観光をするなら松島海岸駅を目指さなければいけなかったのに、松島駅に来てしまっていたのだった。
次の電車までは時間があり、キャリーケースを持って歩くには距離があるということで、諦めてタクシーを使うことに…

なんとか松島海岸駅に到着して、まず目指したのがSHOBIAN CAFE。
松島といえば笹かまが有名で、かまぼこを食べられるお店があると友人から教えてもらっていたので行ってみたかった。
かまぼこだし昼から飲みたい気分になったが、ぐっと堪えてカフェラテとかまぼこというなんともチグハグな組み合わせを楽しんだ。(かまぼこはもちろん弾力たっぷりで美味しかった✌️)

横にはカフェラテ

以前出来なかったことをしようと思い、次に向かったのが福浦橋。
松島の写真でよく見かける赤い橋を渡ったことがなかったので、せっかくだし行ってみようと。
橋を渡るだけではなく、橋の先には福浦島という小さな島を歩けるようだったので歩いてみると、高低差がかなりあって坂を上ったり下ったりで結構汗をかいた。
しっかり上る分、松島を一望できる場所があったりして景色は最高だった。

橋からの景色

汗をかいたので時間にも余裕があるということで、日帰り温泉をすることにした。
これまでほとんどのホテル代をケチったせいで、ゆっくりお湯に浸かるということができなかった。
最後くらい温泉で癒やして帰ろうと思い、景色の綺麗な温泉を調べて行ってみた。
露天風呂では先ほど歩いた福浦橋や松島を眺めながらもうそろそろ終わってしまうな〜と少し寂しくなりつつゆっくりできた。

絶景の館の露天風呂の景色はおすすめ

元気いっぱいになったので、2年越しの後悔を晴らすべく伊藤時尾商店に向かった。
2年前に試飲して美味しかったが、旅行の序盤で他のお店のお酒も見てみてから決めようと思っていたら時間が足りなくなって買えなかったことを一緒に行った友人たちも後悔していたので、3人分の日本酒「時尾」を購入して、未練を断ち切った。

伊藤時尾商店 松島海岸駅から歩いて10分弱くらい

松島を出てついに最後の目的地、仙台に到着した。

突然の都会にびっくり

松島に着いた時も思ったが、3連休だったということもあり人の数がかなり多かった。
この旅行で青森、盛岡、仙台と県庁所在地を南下して行ったが、南に行くほど人が多くなったし、訛りもキツくなくなったなぁ〜というのを今でも覚えている。

仙台といえば牛タンということで、まずホテルのチェックインを済まし、荷物を置いて牛タンを食べることにした。
牛タン自体がめちゃくちゃ美味しいのと麦ご飯が牛タンと合っていて、体調を崩してからやっと初めて無我夢中でご飯を楽しむことができた。
牛タン食べるためだけに仙台に行ってもいいくらい美味しいのでぜひ食べてみてください!

全てがおいしい

あとは帰るだけでやっと荷物のことを考えずにお土産を買えるので、ご飯を食べてからはゆっくり家族や友人へのお土産選びを楽しんだ。(各県のゆべしが美味しかったのでオススメです!)

ホテルに戻ってからは荷物を整理して朝早くの飛行機のために7日目を終了した。

【8日目】帰宅

初めての1人旅もとうとう最終日を迎え、あとは飛行機に乗って帰るのみとなった。
難なく搭乗手続きを終えて飛行機に乗り、無事に地元の空港に到着。
家に帰宅して間もなく仙台から送っていた日本酒が届いた。(飲んでみたら日本酒への拒否反応がすごくてほとんど飲まずに友人にあげた…残念…)

【最後に】

感想としては初めての完全な1人旅を7泊8日に設定したのは長すぎたなというのがあり、次からは長くても5泊6日かなーと学んだ。
あと、現金とクレジットをどちらも使っていたせいでクレジットの引き落としが2ヶ月後まであって経済的にしばらく苦しんだ(笑)
厳密に計算はしていないが、この旅行では15万ほど使いそれまでに貯金していたお金は全て使い果たしてしまった。(これから現地では極力、現金支払いにしようと決意)
楽しいはずの非日常がストレスになり最終日あたりは起きるのもしんどかったし、帰ってからの安心感がかなりあったが、7泊8日という時間を旅行に使えるというのはこれから先もあまりない貴重な経験だったなぁと旅行から半年ちょい経ってからしみじみと思ってる。
東北ならではの田んぼばかりの風景や、海、気候、食べ物を実際に楽しむことができ、まだまだ行けてない場所もたくさんあるのでちょくちょく時間を作っては行ってみたいなと思う。

それでは6回にわたる函館・東北旅行のふりかえりにお付き合いいただきありがとうございました!

次はまた旅行の話か、大好きなラジオの話しでもしたいなと

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