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【蓮ノ空ラブライブ!大会】一瞬を刻んで永遠に。

【2023.11.13(月)】


この日記を付けようと思ったのは、なんとなく気まぐれです。
ただこの瞬間を永遠に刻むなら、日記が一番かなと思ったというのがきっかけです。

Link!Like!ラブライブ!。
蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ。

友人たちが「蓮はいいぞ!」と勧めてくる中、ずっと「これは沼だ……これは沼だ……」と逃げてきた私は、ついに自分の立ち上げた企画をきっかけに、蓮ノ空のことを知ることになりました。

そして気付いたら……こうして筆を持っています。

石川県金沢市から奥まった場所で、蓮の花の咲く湖の傍らにある私立蓮ノ空女学院。
創立100年を越えるこの高校では、古くから引き継がれた伝統がいまも息づいている。

変わらないものと変わっていくもの、
旅立つものと遺されるもの。
その中で煌めく青春を生きる6人の少女たち。

限りある時間の中で、精一杯に花咲こうともがく。
これは、そんな彼女たちの「みんなで叶える物語」スクールアイドルプロジェクト──

https://www.lovelive-anime.jp/hasunosora/story/


1年365日、入学から卒業までの限られた時間のなかで、彼女たちと喜び、悲しみを共にし、同じ青春を過ごす、リアルタイム「スクールカレンダー」連動プロジェクトと称した存在は、私の生活へと溶け込むのにそう時間はかかりませんでした。

今この瞬間を追わないと、もっと後悔する。


そう考え、すぐさま私は行動へと移したのでした。ネットの海から情報をかき集め、活動記録に触れ、メンバーとキャストを知り、ここまでどんな軌跡を描いてきたのかを辿っていく。

2日という時が流れ、ついに私は……現在進行形で紡がれる物語に追い付いたのでした。


【2023.11.25(土)】


私は何故か今、愛知県にいます。

あれから蓮ノ空に沼ってしまい、気付いたら……「ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 1st Live Tour ~RUN!CAN!FUN!~」の愛知公演Day1のチケットを握っていました。

今この日記を書きながら思うのは、きっと──後悔したくないから、だと思います。この先、蓮ノ空と共に花を咲かせる私が、「あの時、行っておけば良かった……」と心残りがないように、この場所に来たのだと思います。

ライブが、凄く楽しみです。私が蓮ノ空を好きになるきっかけとなった『眩耀夜行』は聴けるでしょうか。

一面に広がる水面、その光を反射して眩く2人の姿、見てみたいなぁ……。

【2023.12.10(日)】


異次元フェス、2日間が終わりました。東京ドームに、活動開始から1年も満たずに立つ6人の姿に、全身が震えました。

ラブライブ!シリーズを牽引し、輝いてきた先輩たちに引けを取らないパフォーマンス、一世を風靡した『Holiday∞Holiday』という楽曲のもつ魅力を浴びて、もっともっと好きになりました。

時代を超えて、作品を超えて、その「伝統」や「歴史」は刻まれていく。その瞬間に立ち会えたことをとても誇らしく思います。

梢センパイの歌う『MY舞☆TONIGHT』。その美しさ、艶やかさがきらりと光るパフォーマンスにうっとりしています。またいつの日か、聞ける日を願っています。
 行けてよかった……。

【2023.12.17(日)】


この日、私は衝撃的な事実を知りました。

「それが『ネット禁止令』。
校内や寮での、ネットの使用を禁止する校則だ。」
〈103期活動記録第14話「Link!Like!」より〉


「え!ね、ネット禁止令?!」

ネット禁止令ってあれですよね。ネットが使えなくなってしまう。ということは、いつも見ているWith×MEETSも、Fes×LIVE!も見れなくなってしまうということ?

彼女たちのスクールアイドル活動を、応援出来なくなってしまうということ?

突然、不安になりました。
必死にその問題に向き合おうとする6人、そして沙知先輩。
署名をしたり、校内放送で呼び掛けたり、そんな姿を見て何か……何か私に出来ることはないかな?と思いました。
何か……何か……出来ることは……!

【2023.12.23(土)】

「というわけで──。
──本日から蓮ノ空女学院では、ネットが禁止となりますので。」
〈103期活動記録第14話「Link!Like!」より〉

なんで?どうして?神様は、なんて残酷なの?
6人が何をしたって言うんだ。

やるせない気持ちが胸の内に湧き上がります。
通信制限にも負けず、ネット配信で北陸大会を突破。それが最低条件だと外出して場所を探す6人。

なのに……なのに!

「これが落ち着いていられるわけないじゃん!なんなの、今度は『外出禁止令』って!」
〈103期活動記録第14話「Link!Like!」より〉

  外出禁止令まで出して、どこまで彼女たちを苦しめたいのだろうか。
でも、花帆ちゃんは諦めませんでした。

「さっきさやかちゃんが、自分のデータ通信量をくれたおかげで、スクコネをネットに繋ぐことができたんです!」
〈103期活動記録第14話「Link!Like!」より〉
「テザリングでのライブで、繋がる力……!そして、その集まった力を、あたしたちでもーっと響かせるんです!」
〈103期活動記録第14話「Link!Like!」より〉

テザリングでのライブ。データ通信量を集めて、その通信量で北陸大会への配信ライブを行うという行動に、心が震えました。
じゃあ、その通信量ってどう集めるんだろうと考えていると、とある通知が来ます。

「私たちの通信量も、6人に届けられる!?」

何かできるかな、と思っていたから、少しでも彼女たちの力になりたい。
みんなで、みんなで通信量を届けよう!

【2023.12.28(木)】

テザリングライブ。
北陸地方予選大切へ臨む6人。
どこかいつもより駆け足で進むMCに、心臓のバクバクが止まりません。

各ユニットでのパフォーマンス、そして出場曲として3ユニットで繋いで歌うLink!Like!メドレー。
予想外のミライを信じ歌った『Link to the FUTURE』を、生涯忘れることはないと思います。

このシリーズを何年も追ってきたけれど、初めて間接的にでも彼女たちの力に少しでもなれたこと、ずっと忘れません。

どうか、どうか彼女たちのパフォーマンスが届きますように!

【2023.12.31(日)】

全国大会への切符を手に入れた、とコミックマーケットの会場で聞くことが出来ました。
この日記は、帰りの電車の中で書いています。

あの瞬間、全身が震えたなぁ。

良かった。本当に良かった。
ネット禁止令も、その配信ライブのおかげで撤廃されて、全国大会に何不自由なく臨む6人。そんな彼女たちなら、絶対にラブライブ!で優勝出来る
そう信じています。

【2024.01.08(月)】

 ラブライブ!全国大会。決勝のことかな?なんて思いながら、みんなの活動を応援していてスマホを開きました。

「ラブライブ!の大会で、敗退するのは。」
〈103期活動記録第15話「夢を信じる物語」より〉

敗退という2文字に涙が止まりませんでした。
な、なにがあったの?どうして?え?
動揺して、正直今の気持ちをどうここに記したらいいのか迷っています。

悔しいのか、悲しいのか。

それぞれのメンバーの想いに触れていく度に、「そっか……みんなもそうだよね……」と顔を上げていく姿に、少しずつ私も前を向こうとします。
ですが、私は1人、泣いていない人がいることを知りました。

花帆ちゃんが大好きな梢センパイ、私が大好きな梢センパイ。部長としてメンバーに寄り添う梢センパイ、貴方にとってラブライブ!は……。

「ようやく叶えられるって、思ったのに!私はまた、ダメだった……!」
〈103期活動記録第15話「夢を信じる物語」より〉

幼い頃からの夢。スクールアイドルとなって、ラブライブ!でぜったいに優勝してみせると語る後ろ姿に、私の涙腺は崩壊しました。

何も無いだなんて、言わないで!
センパイは、何もなくなんかない!
梢センパイは、私の好きな梢センパイは、綺麗で、可愛くて、歌声が素敵で……。

って、ここに書きながら顔はぐしゃぐしゃなのですが。

「ラブライブ!優勝っ!」
〈103期活動記録第15話「夢を信じる物語」より〉

卯辰山で、誓う6人。その決意表明に、私は完全に吹っ切れました。

「来年こそは、絶対に優勝する!だから、一緒に夢を信じよう!!」

ここに私も決意表明を書かせていただきます。絶対、信じてますから。

【2024.04.13(木)】

新入生だーー!!!!!
って、この日記でこんなにもはっちゃけてしまうことは今までなかったのですが。
あ、1月からの記録どこいったの?ってなってますよね、未来の私さん。

そのパートだけ、この日記帳をどこかに無くしてしまって……いや、無くすなよって話なのですが、別の日記帳に書いています。
無事見つかって良かったです。

話を戻して、1年生の3人、百生吟子ちゃん、徒町小鈴ちゃん、安養寺姫芽ちゃんが入部してきました。

「若輩者ですが──。目標は、ラブライブ!優勝です。
この学校なら、それが叶えられると信じています。」
〈104期活動記録第1話「未来への歌」より〉
「何かを、何かを掴める気がしたんです!
お願いします!」
〈104期活動記録第1話「未来への歌」より〉
「お誘いいただけるなら、願ってもないことです。
どうか、よろしくお願いします!」
〈104期活動記録第1話「未来への歌」より〉

それぞれの想いに触れて、どんな気持ちでスクールアイドルとしてステージに立っていくのか、どんなパフォーマンスをしてくれるのか。

3人ずつとなったスリーズブーケ、DOLLCHESTRA、みらくらぱーく!のパフォーマンスが今から凄く楽しみです。

この9人でならラブライブ!も優勝出来るって、信じています。

【2024.10.19(土)】

また日記帳を無くしました。でも見つけました。
昔の私へ、許してください。4月から10月までは、また別の日記帳に書いてあります。なので、その日記はいつか公開します。

地区予選、またこの季節がやってきました。私は、1年前のこの季節にはまだ蓮ノ空のことを知っていません。
なので、地区予選を体験するのは今回初めてです。ここから、ここから9人のラブライブ!への挑戦が始まります。

決勝で負けてしまった曲、『Link to the FUTURE』を選び、その先のミライへと挑むその姿は、チャレンジャーそのもの。
その覚悟と想いの強さをひしひしと感じました。

頑張れ……!頑張れ!蓮ノ空!!

【2024.10.25(金)】

想いを重ね、お互いのストロングポイントとウィークポイントを共有する1年生。

梢センパイ、綴理先輩、慈先輩の「蓮ノ大三角」に負けない、「蓮ノ小三角」となった吟子ちゃん、小鈴ちゃん、姫芽ちゃんの成長に、更に期待が高まります。

「蓮ノ小三角!」
〈104期第7話「Link to the FRIENDS!」より〉

地区予選、突破!行ける!行けるよ!

……それはそうと蓮ノ小三角ってなんか可愛らしいよね。先輩になった吟子ちゃんたちが、入ってきた新入生に「蓮ノ小三角って何ですか?」って聞かれたら、なんて答えるのでしょうね。

【2024.10.28(月)】

地区予選大会本番。

9人の『Link to the FUTURE』を、スクリーンで応援しました。
同じように蓮ノ空こと好き好きクラブの皆さんと、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブの9人を応援するというのは、なんだか不思議で。

でも、同時にこんなにも沢山の方に愛されているグループなんだなと思うと、温かい気持ちになりますね。

気付いたら全力で声を出していて。1年間、一緒に駆け抜けてきたグループの夢が叶ってほしい!という想いも込めて、サイリウムの光を照らします。

【2024.11.04(月)】

「改めて、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ……
ラブライブ!地区予選突破しました!」
〈104期第8話「Not
a marionette」より〉

地区予選、突破!やった!やった!!

落ち着いて書こう。また無くしてしまったら大変ですからね。
あの『Link to the FUTURE』のパフォーマンスは、圧巻の一言。
演出も、ダンスも、歌も、全部に「勝つぞ!」っていう気持ちが乗っかっているのを感じました。

これが、想いの力、繋がる力。

そんなラブライブ!優勝へと駆け抜ける中、3年生には「卒業」という現実と向き合わなければならない瞬間が訪れます。
どんな未来を選ぶのか。

でももし願っていいのなら……どうか、花咲く未来でありますように。

【2024.12.25(水)】

慈先輩の話に触れて、夢を追い掛けるということは、誰かの犠牲も伴っていることを知りました。当然、このラブライブ!もそうですよね。
優勝するチームは1チームだけ。つまり、それ以外のチームは負けるということです。

つらいことも、悲しいことも、ぜんぶ背負って、それでも世界中を夢中にさせる。

そう慈先輩は宣言して、『KEY of Like!』を作り、見事北陸地方大会を突破した蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ。

「それじゃあ、改めて〜!北陸大会突破!」
〈104期第9話「みらくる・ざ・ゆにばーす!」より〉

北陸大会も突破!本当に、本当におめでとう!

ここまで来たんだ、とこの日記を書きながら、興奮が冷めません。昂るこの感情をどうぶつけたらいいのか、上手く言葉には出来ませんが、きっと後から見返した時に伝わるといいな。

【2025.01.07(火)】

蓮ノ空のことを知り、一緒に花咲こうと決めてから1年が過ぎ去りました。ラブライブ!決勝大会が目前に迫る中、それぞれ出来ることをするメンバーの姿を見て、私も何か想いを届けられないかと模索します。

それぞれのメンバーへと想いを届ける企画を立てました。そのどれもがメンバーを想う熱に溢れていて、よりライブが楽しみになりました。

実はなんとなく……私は今度の1月10日、11日に開催の「ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 3rd Live Tour TRI TRI UNITY!!!」で、ラブライブ!決勝大会をやるんじゃないかって思ってるんです。

ただの勘ですが、この日記には残しておこうと思います。

【2025.1.10(土)】

凄いことが起きました。
本当に、本当に凄いことが。

ラブライブ!決勝大会。
ただの勘が、まさか現実になるなんて思いもしませんでした。

私たちは、確かにあの瞬間、ラブライブ!決勝のステージを、この目で見たということになります。
画面越しではなく、現実で見たパフォーマンスは、画面で見るよりももっと熱くて、眩しくて。
リアルタイムで聴こえる蓮ノ空のこと好き好きクラブの皆さんのどよめきや、歓声、声援が凄くて……凄くて。

まるで、夢のおとぎ話のような場所。

でも確かにそこに……夢のおとぎ話のような場所は存在していました。

今しかない熱を残しておきたくて、noteを書いて、その後にこの日記帳にも書いています。
震えました。ラブライブ!って、蓮ノ空って凄いよ!!!って。

それでも結末は決まらなくて。前代未聞、空前絶後のプレーオフ。最後のその瞬間まで、私は蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブが優勝するって信じています。

【2025.1.11(日)】

2日間の祭りが終わり、会場を後にする私たちに号外が渡されます。

「ラブライブ!史上初 全国決勝大会プレーオフ決定!」

そうデカデカと見出しが入った新聞は、本当にそのステージが、その時間があったのだと確証させるアイテムであって、私はとんでもない経験をしてしまったなと思いました。

私は、ラブライブ!が大好きです。

ラブライブ!に変えられた人生を、ラブライブ!と共に過ごし、蓮ノ空のみんなと出逢いました。

想いの花を咲かせる彼女たちと、一緒に時を刻んでいきたい。
好きな人たちには優勝してほしい。夢を叶えて欲しい。

そんな気持ちを今、こうして日記に書いています。
私の気持ちは変わりません。

蓮ノ空のラブライブ!優勝を、信じています。

【2025.01.19(日)】

プレーオフの対戦相手、瑞河女子高等学校が廃校になってしまう。このまま行けば、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブの優勝が決まる。

でも梢センパイならその道を選ばないと思います。と思っていたら、やっぱりその道は選ばなくて。

逆にどうやらプレーオフを成立させるために、助力しているようなのですが……え?

はは、やっぱり蓮ノ空って凄いですよね。ぶっ飛んでる……は言い過ぎかもですが、誰かの花を咲かせようとするから、私は彼女たちが大好きなんです。

文化祭を開いたり、メディアに出たり、動画を公開したり、様々な工夫を凝らして、瑞河女子高等学校はプレーオフへ参加することができるようになりました。

【2025.01.20(月)】

なんだろう、お願いって。
つい昨日までは、スクコネのサムネは「雑談しちゃおう!」だったのに、今日見たら「みんなへ!」に変わっていました。
20時30分になって配信を見に行きました。

そこで語られたのは、瑞河女子高等学校附属中学校のセラス・柳田・リリエンフェルトちゃんという女の子のことでした。
花帆ちゃんはその子のことをせっちゃんと呼び、病院で知り合った大切な友達だと話しました。

その子の夢は、「瑞河の生徒として、瑞河の名前を背負って、ラブライブ!に出場すること」

でもそれは無理なんじゃないかな?と初めは思いました。でも。

「無茶なことを言ってるっていうのはわかってるんだ。ルールて決まっていることなのに、それをどうにかしたいって言ってるんだから。他にも沢山ラブライブ!で負けちゃった人がいて、出たくても出られなかった人がいっぱいいるのに、せっちゃんだけ特別扱いするなんて……こんなのあたしの勝手なわがままで。ほんとはダメなことだと思う。世界中の全ての人の夢が叶うなんて、そんなのおとぎ話の中だけだって分かってるけど!」

〈2025.01.20 With×MEETS「お願いがあります!」より〉

ルールで決まってること、特別扱いすること、これは自分のわがままであること、ダメであること。

それらを分かった上で、花帆ちゃんは叶えばいいな!おとぎ話でもいいから、みんなの夢が叶ってほしい!と願っていました。

「世界中の人がみんな!みんな!花咲けばいいって思うから!あたしはせっちゃんに、花咲いて欲しいんだ!

〈2025.01.20 With×MEETS「お願いがあります!」より〉

無謀な夢だとしても、花を咲かせたい。花帆ちゃんが初めからもっていた「花咲きたい!」という気持ちを思い出しました。

〈103期第1話「花咲きたい!」より〉

変わらないな、花帆ちゃんは。
なんだかこの日記を書きながら、笑えてきちゃいます。

いつだって誰もが諦めそうな時、こうやって前を向いて突き進める花帆ちゃんが満開の花を咲かせる花咲きじいさん……じゃないね、花咲きスクールアイドル?かな。

そんな花帆ちゃんだから、署名をしたい!と思えました。彼女の大切な友達の夢を叶えたい。
何より、完全体の瑞河女子高等学校と蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブがぶつかるステージを見てみたい、と純粋に思います。

〈アプリ「Link!Like!ラブライブ!」内スクリーンショットより〉

勝って欲しい気持ちは勿論変わってません。ですが同時に、全力で夢を懸けてぶつかる2校を見てみたいと思うのは、おかしいでしょうか?

きっと私だけじゃないかな、と思いながら今日はここまでにします。

【2025.01.26(日)】

ついに、ついにプレーオフ当日。
今日は、スクリーンでみんなで応援をします。
その前に、こうして日記を書いているのは今の気持ちを残しておきたいから。

正直に言うと、自分事のように緊張しています。
きっと今頃9人は、最終調整をしている頃でしょうか。

そんなことを考えながら、サイリウムの電池を確かめたり、グッズを用意したりしています。
勿論心構えもね、ここに。

ラブライブ!優勝、信じてます。

誰かの夢のために、その想いを背負って、尽くした9人なのだから、絶対負けない。
何より梢センパイ、綴理先輩、慈先輩にとって最後のラブライブ!です。泣いても笑っても、これが最後だから。だから──!


夢を追い掛けてきた人たちが報われて欲しい。
大好きな人たちの夢が叶って欲しい。


ただそれだけを今願っています。
もう涙はいらない。悔し涙ではなく、嬉し涙を流して欲しいから。

今この瞬間を大切に、全力で応援しようと思います。


全員でいう想いに、私の夢も託していいですか。

──プレーオフ、絶対に勝ってください!優勝、信じてます!!

【2025.01.26(日) 20:30】

「優勝は、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ」

 その声が聴こえた瞬間、願うようにして胸の前で重ねて握っていた手を離しました。

 優勝……優勝したんだ……。

 大好きなグループが、大好きなセンパイが。
 1年前、あと少しで届かなかった夢を。

 ようやく、ようやく掴んだのだと理解した瞬間、もう目の前がぼやけて見えませんでした。
 隣にいる仲間と肩を組んで、声を出して、ただおめでとう!おめでとう!と言うことしか出来ませんでした。

 今は劇場内で、プレーオフ後に開演されるエキシビションを待っています。
 誰もが興奮冷めない気持ちで、今か今かと待っているこの感覚。優勝したという余韻に浸るこの時間は、きっともう二度と経験は出来ない。

 本当におめでとう、梢センパイ、センパイ──本当におめでとう。大好きな梢センパイの花咲く笑顔、待ってます。

【2025.01.26(日)23:00】

 優勝校によるエキシビションのパフォーマンスは、本当に夢見心地で、まだ実感は湧かなくて。ですが、9人が与えてくれた「熱」は確かにここにありました。

〈スペシャルFes×LIVE!「ラブライブ!決勝大会プレーオフ」/蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブvs瑞河女子高等学校スクールアイドル部より〉

 これまでで一番の笑顔で『Dream Believers』を歌う梢センパイの姿が、ずっと離れません。

 心の底から幸せ者だ、と語る表情に、こちらも涙が止まりません。

「大好きです!ラブライブ!」

 その言葉に、自分も心から「ラブライブ!が大好きだ!」という気持ちが溢れました。

 こんなにも嬉しいんですね。
 自分が大好きなグループが優勝するって、知りませんでした。

 ラブライブ!と出逢っていなかったら、こんな経験は出来ませんでした。

 改めて言わせてください。
 ありがとう!ラブライブ!

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