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アリーナチャンピオンシップ1 大会レポート

こんにちは。HareruyaProsの佐藤啓輔です。
今回は先日9/25より行われたアリーナチャンピオンシップ1に参加しましたのでその大会レポートとなります。
前回のニューカペナチャンピオンシップの大会レポートは以下になりますので興味があればご覧ください。

大会について

今回参加したアリーナチャンピオンシップ1について説明します。
今までMTGアリーナで行われたセットチャンピオンシップに代わりMTGアリーナ内における競技の頂点として位置づけられる大会です。
年に3回開催され、予選ウィークエンドを勝ち抜いた32名のみ参加できます。テーブルトップのプロツアー参加の権利獲得に繋がるだけでなく、世界選手権の権利獲得にも繋がるハイバリューな大会です。

https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035967/ より引用

普通ならば予選ウィークエンドを初日と2日目でそれぞれ7-1以上する必要がりますが、僕は2日目の合計勝利数により権利獲得でした。今回半分くらいの参加者がこのような形で権利を獲得しており、連続7-1以上はやはりハードルが高いですね・・・

そんなアリーナチャンピオンシップ1のフォーマットは団結のドミナリアによるドラフトとアルケミー構築のダブルフォーマット。

ドラフトは所謂卓ドラフトで同卓の人としか当たらないのがアリーナのプレミアドラフトと違うところです。別卓で爆誕した怪物デッキとは当たらず卓内の相対的な強さを争います。
アルケミーはMTGアリーナ独自のフォーマットでよりデジタル要素を押し出した効果を持つカード達が活躍するフォーマットです。

今回はドラフト3回戦(初日)とアルケミー6回戦(初日3回戦+2日目3回戦)の9回戦の後、TOP8によるシングルエリミネーションで優勝を争う形式。以前までのセットチャンピオンシップより短期決戦ですね。人数が少ないので当然と言えば当然ですが。

大会に向けてドラフトとアルケミー構築それぞれどのような準備をしてきたか振り返っていきます。

ドラフトに向けた準備

今回は団結のドミナリア使用したドラフトになります。
練習方法とそこで培ったピック方針について簡単に触れます。

◆練習方法

先に触れましたが、卓ドラフトになるためまずその形式の練習は必須であると考えました。アリーナ上ではカードの使用感や強力デッキの形を確認するためにプレミアドラフトをやっていました。
卓ドラフトの練習は友人同士と紙を使用したドラフトやDiscordを利用した練習を行いました。
試合後は3-0デッキや0-3デッキの形や、その他卓内で出来上がったデッキのタイプを確認し意見交換をしながら環境理解を深めていきました。

余談ですが、この環境のドラフトはとても面白いので、楽しみながらやれたのでとても良かったです。久しぶりにMTGアリーナのリミテッドでミシックランクへ行くまで遊びました。周りの評判もいいですね。

◆環境理解とピック方針

何度かドラフト重ねた結果、壁(《翼套の司祭》)、版図、URスペル、WRアグロが強力である認識になりました。
ただ、壁デッキは《翼套の司祭》に依存しているため1パック目の早い段階で拾えないと成立せず、卓ドラであれば防衛クリーチャーがカットされることは容易に想像できるため組み上げるのはかなり難しい印象。
版図についても、デッキの強さを保ちつつ、2色土地も工面しないといけないためピックの難易度が高い印象。
カードの流れから上記のどれか空いている色にできれば飛び込んで進めたいところですが、基本流れに任せる感じですね。流れに任せた結果飛び込めればラッキーくらいな感じ。圧倒的に強力なアーキタイプや色があれば決め打ち戦略もありです。しかし今回は壁デッキがそれに当たるかと思いますが、《翼套の司祭》に全依存しているため、そもそも拾えないと成立しません。非常にギャンブル。

壁/版図/UR/WRの代表的カード

アルケミー構築に向けた準備

◆Phase1 環境理解

アルケミー構築の準備は参加者にとって最大の課題だったかと思います。
その理由としては、ローテーション後(アルケミーはスタンダードのローテーションと運命を共にします)に参考となる大会が無かったからです。
大型大会開催→メタゲーム形成→次回に向けたデッキ思案 という普段の流れが全く無し。

赤枠で囲ったセットが使用可能
https://mtg-jp.com/reading/publicity/0036137/ より引用

そのような条件から流石に個人で取り組むには非常にしんどかったので明星Hiveのメンバーに助けを求めました。
一旦は自分で環境理解のためのメモを起こし、それに対して意見を貰う感じで。
ローテーションによる既存デッキの変化と、団結のドミナリアで活躍しそうなカードはあるか?という視点で以下のメモを作成して展開。

・主要デッキの変化
■赤単
・バグベアの居住地が抜けたくらいでほとんど顔触れは変わらない。
・《稲妻の一撃》の加入で直接ライフを削る手段が増えた。《血に飢えた敵対者》との相性もいい。
・あまり変わらないことからそこそこ持ち込まれそうなのでここにはしっかり勝ちたい。

赤単の代表的カード

■エスパー
・《ジュワー島の攪乱》、《パワーワードキル》、《消失の詩句レイ・オブ・エンフィーブルメント》、小道ランド等が落ちる。
・小道が抜けた分はダメラン(《コイロスの洞窟》、《アダーカー荒原》)で補えそうだが、色シンボル要求がきつくダメージをかなり喰らいそうなので要検討。
・ある程度汎用的な軽量インスタント除去の《切り崩し》が使えるようになることは対アグロの強化ポイントとして嬉しい。
・《ギスヤンキの戦士、ラエゼル》、《運命の占者》、《ジンの皇帝、カリム》、《夜に歌う神の信奉者、ヴィコニア》など強力カードは引き続き使えるのでうまく形にできればフェアデッキとして最強ポジションに成り得る。

エスパーの代表的カード(強い・・)

■ジャンドお祭り
・《舞台座一家のお祭り騒ぎ》は使えるがコンボ始動の核となる《語りの神、ビルギ》が抜けるので成立しない?このデッキの知見が無いので有識者求めたいところ・・

"核"となるカードがローテーション落ち

■ナヤお祭り 
・《正義の戦乙女》、《スカイクレイブの亡霊》、小道ランドが落ちる。
・《正義の戦乙女》を展開してからのライフゲインしながら圧殺という戦法は不可能になり、コンボがない限りただ横に並べるだけとなりインパクトは薄そう。
・小道が抜けた分のダメランは《カープルーザンの森》しか今使えないためマナベースは相当厳しい。というか無理では?

ローテーション落ち

■ラクドスサクリファイス
・小道とミシュラランドは抜けるが他は継続して使用可能。《命取りの論争》はフォーゴトンレルム探訪のカードだが、バルダーズゲートで収録のため引き続き使用可能(違和感)
・ダメランも《硫黄泉》が使えるためマナベースに問題無し。
・赤単と同じく、あまり構成が変わらないのでそこそこ持ち込まれると予想。

ラクドスサクリファイスの代表的カード

◆団結のドミナリアで期待できそうなカード
次に団結のドミナリアでアルケミーに影響を与えそうなカードを予想。

■ヴェールのリリアナ

再録!

・高い除去耐性を誇る《ギスヤンキの戦士、ラエゼル》に対処可能のため居場所はありそう。

黙示録、シェオルドレッド

圧倒的絶望

・単純に強力カードですが、ライフを詰めることに特化した赤単とラクドスサクリファイスに対してライフ供給源兼フィニッシャーとして特に優秀。タフネス5もかなり固い。

■一時的閉鎖

スーパーポータブルホール

・低マナパーマネントを並べる赤単やラクドスサクリファイスに対してとても刺さる予感・・

■進化した潜伏工作員

令和の大立者はアドバンテージも取れる

・低マナ優良生物。黒系ミッドレンジとかに入るかも。

■切り崩し

致命的な一押しとの比較は興味深い・・

・低マナインスタント除去。今までのエスパーには無かった枠で採用待った無しか?

■怪しげな統治者、スクイー

ラブルマスターになれる?なれない?

・赤単に数枚入る?脱出的な能力で息切れ防止にはなるかも。

こんな感じで簡単な環境分析を行い、ざっくりデッキの方向性を決定。

・赤単やラクドス等積極的にライフを狙うデッキはそれなり多そうなので、ダメランを沢山使うようなデッキはできれば避けたい。
・エスパーをはじめとした白青黒の組み合わせのデッキは《切り崩し》や《一時的閉鎖》により赤単やラクドスへの対応力が高く、アルケミー独自の強力カードも使えるのでよさそう。

新しいデッキを一から組むのは時間的にも無理なので、既存デッキの中で赤単、ラクドス、エスパー(オルゾフ)を一通り回して良さそうなやつをたたき上げていくことにぼんやり決めました。

◆Phase2 デッキ決定

3つのデッキを一通り回し、所感をまとめて検討。

赤単
・ランドストレスないのはメリットに感じた。
・先手で普通に回ればそこそこ押し切れる。
・メタられる想定なのでサイド後どう戦うかが焦点。PW投入で軸ずらしを検討。
・《黙示録、シェオルドレッド》がとにかくきついので対処できるカードはちゃんと取った方がよさそう(《脆性破》等の5点火力とか)

サンプル赤単。サイド後はPW増量戦略

エスパー
・カードは想定通りとても強い。
・懸念していたマナベースについて、普通に色は出て回るけどやはりダメランが重なると痛かったり、連続タップインにもよくなるため検討が必要。
・《ポータブルホール》に加え、《切り崩し》の加入で赤単にはやれそう。
あと《黙示録、シェオルドレッド》強し。
・ラクドスサクリファイスに《一時的封鎖》が思ったより効かないかも。
サイドプラン(?)の《敵対する者、オブニクシリス》をはじめとしたPWが出てきて触らず負けることが何度かあった←(最終的にラクドスを調整する上でとても大きな気付き)

サンプルエスパー。赤単対策たっぷり。

ラクドスサクリファイス(絶望招来入り)
・エスパーを回した学びから、サイドから投入されるPWきつかったので対エスパーはサイド後PW増量プランを取ることに。《告別》でゲームセットになるのも防げます。
・《絶望招来》のおかげでミッドレンジ対決には強く、元々デッキの性質上《絶望招来》で削るライフがとどめになりがちで中々良い。《一時的閉鎖》が飛んできてもリカバリーできる可能性もあり。
・ミラーのプランをよくわかって無いので教わりたい。
・このデッキも《黙示録、シェオルドレッド》がきついので対策および意識するのは必須。《冥府の掌握》をメインから取れたり、《税血の収穫者》+火力等で何とかなるので赤単握って相対するよりはマシ。
・赤単にはフルバーンではないため、クリーチャーを並べて盤面を支えたり、全体除去である《食肉鉤虐殺事件》でリセットしながらグダグダしていれば勝てる想定。ライフゲイン手段がデッキにあるのも強み。

ラクドスサクリファイスプロトタイプ

上記3デッキを回した結果一番魅力を感じたラクドスサクリファイス一本に絞って調整を進めることに決定しました。

赤単は良くも悪くも普通といった印象・・対策もされやすそうなのであまり惹かれませんでした。

エスパーはカードがかなり強力。このようなミッドレンジデッキはとても好みですが、マナベースの検討やカードの選択肢がかなり多く、メタゲームも読めないことから短い時間で調整しきれる自信が無く断念・・
対ラクドスサクリファイスとの相性も気になりました。

元々ラクドスサクリファイスは同じチームメンバーの茂里さん(@kushiro_mtg)に《絶望招来》入りラクドスサクリファイスを提案いただき、それをいじってプロトタイプとして回してました。サクリファイス系のデッキの知見が自分にほとんど無かったのでミラーマッチのポイントを教えてもらったりと非常に助けられました。困ったら有識者に聞けるというのも選択する上で大きかったと思います。

◆Phase3 デッキ調整

回しながら茂里さんに相談しつつデッキを調整していきました。
いくつかバージョンを経て本番で使用したリストは以下になります。

本番で使用したリスト

プロトタイプと比べかなり変わりました。
以下主な調整点

・《実験統合機》の不採用

扱いが難しい・・

普通のラクドスサクリファイスでは採用されるこのカードですが今回は採用を見送りました。今回のリストは《絶望招来》等を採用しているなど少し重めな構成となっていることから、序盤に重たいカードが捲れてプレイできず不発に終わる可能性があるのを危惧しました。そうでなくても適当に設置するとあまりよい働きをしないので何とも扱いが難しい。低マナカードでありながら、マナに余裕がある後半にむしろ欲しいくらいのカードで、上振れ下振れがある印象。そういった扱いにの難しさからも採用を見送りました。上手く嵌ると凄い働きをしますが、下振れた時のリスクを許容できなかった感じでしょうか。

・《黙示録、シェオルドレッド》のメイン採用

やはり強かった

多いと想定していた、赤単とミラーに強いと考えていたのでメインから採用。その他雑多なデッキに対しても維持できれば勝利に直結するのでとてもいい感じ。《絶望招来》と合わせて最後のライフを削るのにも適しています。

・《蘇りし悪夢、ブレイズ》の不採用

鏡割りの寓話に賭けた

蘇りし悪夢、ブレイズ》は採用候補とはなっていましたが、今回は同じマナ域の《鏡割りの寓話》を採用しました。《蘇りし悪夢、ブレイズ》はミラーでの弱さが致命的で、トークンと合わせてアドバンテージを確保できる《鏡割りの寓話》を優先させた形です。ご存知の通り全ての章がデッキと噛み合っています。どちらも対処を迫るカードですが、《鏡割りの寓話》は2度対処しないといけないのも大きいですね。

サイドボードは広く浅くといった感じ。サイドボード後の軸ずらしのためにPWを6枚採用。後はエンチャントやアーティファクト等の盤面に触れるカードや墓地対策を少々。手札破壊を入れるかは最後まで悩みましたが枠の関係で今回は不採用。難しいところですが少しでも取った方が良かったかなと今は思います。

大いに力を発揮してくれました。

メタゲームブレイクダウン

恒例のメタゲームブレイクダウンの発表。
環境の事前情報が全く無い状態なのでとても楽しみな発表でした。

メタゲームブレイクダウン
https://www.magic.gg/news/metagame-mentor-the-arena-championship-1-alchemy-metagame-breakdown より引用

エスパーが多いことは予想通り。逆に赤単が一人は予想外でした。
目を引くのはドメインコントロールでしょう。今までにないアーキタイプかつ複数人が選択していることからチーム調整の末に持ち込まれたことが想像できます。
あとは思ったよりデッキの種類が多いというのが率直な感想。(14種類)

アリーナチャンピオンシップ DAY1

ここからは大会レポートとなります。
DAY1は団結のドミナリアドラフトで3回戦とアルケミー構築3回戦の計6回戦です。
ドラフトラウンドから触れていきます。

◆ドラフト ピック

ピックの方針について先に触れましたが、各色の完成系を頭に入れて、流れに任せて空いている色に飛び込むことを意識していました。基本に忠実。

注目の1-1は《夜と昼の恋歌》と何とも渋い感じでしょんぼり。(レアは《老いざる革新者、ジョイラ》 (´;ω;`) )
しかし、1-2で《生けるレガシー、カーン》、1-3で《夢を穢すもの》と中々のカードが流れてきて驚きました。1-4では《戦線破りのベイロス》をピック。白青緑の中から絞るような感じでピックを進めていきました。

左から1-1~1-4

青がほぼ流れてこず、3パック目開封の時点では白緑に決まっていました。
そこまでの仕上がりは芳しくありませんでしたが、3-2で《怒りの大天使》をピックすることができてテンション爆上がりでした。正直天使がいてもまだまだ厳しい感じでしたが何とか少し希望が見えました。

勝利請負人筆頭格

最終的に完成したデッキが以下です。
怒りの大天使》や《生けるレガシー、カーン》がいるものの何とも厳しいデッキとなってしまったというのが率直な感想でした・・
緑は除去として《噛み締め》があるものの安定した除去ではないので白に頼ることになりますが、コモンの万能除去である《市民の拘束》を取れませんでした。(卓にWRが二人居て取り合いになった模様・・)
その他アンプレ寄りのカードも何枚か入っています。
キッカー用の土地を数枚確保できたのはせめてもの救いといった感じ。

白緑は練習でもほぼ試したことの無い組み合わせだったのでいろんな不安を抱えながら試合へ。

苦戦の予感。。

◆ドラフト 結果

簡単に試合の結果です。

R1 黒緑(Michael Bonde選手) 0-2 負け
シルバーバックの古老》強すぎて負け。

ライフ1桁台に追い詰めた後、2桁分回復されて終わり

R2 黒緑t黒(Jun Young Park選手) 2-0 勝ち
相手のデッキもきつそうで勝ち。

R3 白赤(ROBERTO CASTIELLO選手) 2-1 勝ち
g2を相手のマナフラッドで命からがら拾いながら、g3では《怒りの大天使》がダブルキッカーで火を噴いてくれて勝ち。

最後に駆けつけてくれた!

というわけでドラフトラウンドは2-1で終了。目標は2-1以上だったのでとても嬉しかったです。

まずまずの滑り出しでアルケミー構築へ進みます。

◆アルケミー構築(DAY1)結果

アルケミー構築はラクドスサクリファイスを使用。

R4 ドメインコントロール(Michael Bonde選手) 2-0 勝ち

R5 ドメインコントロール(Elias Watsfeldt選手) 2-1 勝ち

R6 エスパーミッドレンジ(Pascal Vieren選手) 2-0 勝ち

初日のアルケミー構築は全勝。ドメインコントロールは未知の相手でしたが、トライオームの大量採用によるテンポロスとライフ回復手段がほぼ無いことがラクドスサクリファイスに対してきつそうでした。

とても痛い・・

というわけでDAY1はドラフトと構築を合わせて5-1で折り返し。最後上あたりで勝利したため全勝者無し。DAY1ながらスタンディング1位でかなり期待が持てる状態で2日目へ続きます。日本人も上位独占でこのまま走りたいところ。

DAY1終了時点のスタンディング

アリーナチャンピオンシップ DAY2

◆アルケミー構築(DAY2) 結果

DAY2のアルケミー構築は3回戦です。その後上位8名が決勝シングルエリミネーションのトーナメントへ進みます。

R7 エスパーミッドレンジ(Pascal Vieren選手) 0-2 負け

R8 エスパーコントロール(Eldar Tagi-Zade選手) 0-2 負け ビデオマッチ
ビデオマッチtwitchリンク 02:41:00 頃

R9 イゼットコントロール(Holger Althues選手) 2-0 勝ち

DAY2開幕0-2した時はかなり参ってましたが最後は何とか勝利して6-3。
スイスラウンドは5位通過で決勝トーナメントへ進出。

◆アルケミー構築(決勝トーナメント) 結果

決勝トーナメントはセットチャンピオンシップのようなダブルエリミネーションではなく、シングルエリミネーション。
優勝と準優勝には来年開催の世界選手権の権利を獲得できるため、2勝することがまず目標になる形です。

QF エスパーコントロール(Eldar Tagi-Zade選手) 2-0 勝ち ビデオマッチ
スイスラウンドで負けた相手でしたが、今度は勝ちました。
PWが大活躍で《ヴェールのリリアナ》の奥義を発動したのが印象的。
ビデオマッチリンク 04:45:00頃

SF エスパーミッドレンジ(Shota Yasooka選手) 2-1 勝ち ビデオマッチ
お互い1Gずつ取った3G目でこちらの引きがとにかく強くて勝ち。
八十岡さんにはテーブルトップとオンラインで何度か対戦する機会がありましたが勝つのは初めてだったと思うので、大事な場面で勝つことができて嬉しかったの覚えています。
ビデオマッチリンク 06:00:00頃

F ラクドスサクリファイス(Sam Rolph選手) 2-1 1-2 1-2 負け ビデオマッチ
決勝はミラーマッチで2マッチ先取となります。
1マッチ先取して、その後も好ゲームが続きましたが、最後は少し及ばず・・・
マッチカウント1-2で敗北となりました(´;ω;`)
ビデオマッチリンク 07:16:00頃

Sam Rolph選手おめでとうございます!

というわけで準優勝でフィニッシュ。優勝こそ逃しましたが来年の世界選手権の権利を獲得できたので大満足の結果となりました!

TOP8ブラケットと結果

終わりに

ここまで読んでいただきありがとうございました!
今回参加したアリーナチャンピオンシップ1は準優勝という結果となり、世界選手権の権利を獲得することができました。再び世界選手権に参加できることは想像しておらず、ただただ嬉しいですね。
前回は悔しい思いをしたのでまだまだ先ですが頑張ります!

今回ミラー配信にて大会を盛り上げてくれたブルナー実久さん(@mksnake007)にとても感謝しています。僕も試合の合間に視聴できてとても助かりました。次回は日本語公式放送もして欲しいです。
また、決勝では早朝にも関わらず応援してくれている方が大勢いらっしゃたということでありがとうございました!

そして、ドラフト練習やアルケミー構築の相談に乗ってくれたチームメンバーに感謝。
特に茂里さん(@kushiro_mtg)は構築の相談だけではなく、デッキリスト公開後のスパーリングにも付き合ってくれたの非常に助かりました。大会中に発破をかけられたのも効きました。ありがとうございました!

noteに素晴らしい記事を沢山書いているので是非ご覧になってください。
茂里さんのnote https://note.com/maddogmtg


今後の直近の目標はアリーナチャンピオンシップ2に向けた予選ウィークエンドや11月末に名古屋で行われるチャンピオンズカップファイナルになりますね。名古屋のフォーマットはパイオニアで、兄弟戦争リリース後すぐとなりますが、良い結果が残せるようように引き続き頑張ります。

大会準備もあり最近あまり配信はできませんでしたが、時間が取れる範囲で細々と楽しみながら配信もしていこうと思うのでよろしくお願いします。

結果だけ簡単にはなりますが以上となります。

それではまたどこかの機会でお会いしましょう!

ではまた!

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