深川夏眠さんとブロックでスイーツ
深川夏眠さんの小説「パティスリーのんしゃらん」とコラボさせていただいていただきました!
なんと、本文の挿絵として使っていただいていますよ。
作中に登場する洋菓子をブロックで作りました。作ったものはマガジンにまとめてあります。このノートでは作品を見ながら紹介をしたいと思います。
まずは、一つ目のお話に登場した二品を紹介します。
「カカオの香気漂うチョコレート・スフレ」
四角いブロックで曲線を作るのは難しいのですが、さっそくですね!もちろん、丸みのあるブロックもあるります。でも、ブロック感を出すための具合を考えて使っています。
盛り上がった生地はブラウン。クリアレッドのブロックで再現したコンフィチュールが見えます。
器はいかにもスフレで使われる、曲線の凹凸のあるアレですね!下に敷いてある器はブロックに空間を開けて模様を作ってみました。
「カラフルなマカロン」
おなじみのマカロンです。カラフルでいろんなお店にありますし、その分個性もありますよね。
この作品はブロックながら組んでいません。マカロンの上下の丸みを出すために試行錯誤したのですが、これにたどり着きました。下側のブロックが生み出す、微妙な段差がマカロンらしさにつながりましたね。
まんじゅうやハンバーガーを作るとしたらこの使い方はしませんけど。
続いて、二つ目のお話に登場したフィユタージュの二品です。
「フィユタージュにアングレーズ・ソース イチゴとキウイ」
イチゴとキウイをカスタードクリームで混ぜ、それを四角いパイで挟んだ菓子です。皿にはアングレーズ・ソースがあしらってあります。
ブロック的にはソースのふくらみを工夫しました。ブロックの影を見せることで、立体感が出せたと思います。皿は波打たせるような形で組んでいます。
「フィユタージュにアングレーズ・ソース 小豆白玉」
もう片方は小豆白玉をフィユタージュで挟んだものです。
こちらは白玉の立体感を出しています。ブロックを入れない部分を作り、白玉がパイに挟まれたときにできる隙間を作ってみました。小豆と白玉を表すブロックの大きさは同じですが、内部につぶされて広がる白玉を想像していただけると思います。
最後に、三つめのお話の品です。
「グラタン・オ・フリュイ」
果物とアイスクリームのグラタンに糸状の飴のアートがあしらわれたもの。
糸状の飴はさすがに全部再現することはできないので、クリアイエローのブロックを無造作に組むことで形にしてみました。あんまりしっかり組むとログハウスやキャンプファイヤーになってしますので…
皿は円状に組んでみました。他のブロックでもよくあるテクニックですが、皿の再現でちゃんと役に立ちました!
このような5つの作品が完成しました。自分一人ではなかなか食べに行かないので、見たことのないようなものばかりで焦りました。深川さんのアドバイスで想像したり、必死に探して形にしました!
挿絵の代わりに立体の作品を使われるというのも面白そうですので、これからもこのような試みを行っていきたいですね。
投げ銭いただいた方は、おまけで画像をどうぞ。並んだ時のマガジンの表紙にも使えるかと思います。
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