占いが好きな理由
私は占いが好きです。もちろん占う方ではなく、占ってもらう方。
数年前は依存症みたいになっていました。自分が嫌で嫌でどうしようもなくて、自分の思ったようにはいかないことがものすごく辛かった。みんなみたいに輝きたいと思っているのに自分にできることが何もない。
そんな自分をどうにかできないか聞きに行きました。
でも占い師の方ははっきり「あなたはこうするべき!」って言ってくれないんですよね。結局は自分が思う方に行くしかないみたいで。でもそれが間違ってたら嫌だなって思うから聞くんですけどね。
「間違ったら間違ったでそれは次にいい方に向かわせるしかない」って考え方みたいなんです。でも間違いたくないじゃないですか。その道が致命傷になったらと思ったら・・・ねぇ。
でも何度もやっていると、同じことを繰り返していることに気付いたんです。
「半年後くらいに良いことがあるよ」と言われるとする。ワクワクしながら自分なりにその半年を過ごしていますよね。でもその半年後には別に何かあるわけじゃないんですよ。
で、また次に占いに行く。
同じように「数か月後嬉しいことがあるよ」と言われる。ワクワクして待つ・・・何もない。みたいな。
これがずっと繰り返されている気がするんです。
しかもその「嬉しいこと」って、どの程度の嬉しさなのかというと人それぞれだったりしますよね。
仕事が見つかったとか、祝い事があるとか、失くした財布を見つけたとか。どれも嬉しいと言えば嬉しい。けど、、、それくらいなら生きてると大体起こるようなことですよね。そう言うことじゃなくてって思ってしまう。
じゃあ何を期待しているんだろうと言ったら、、、なんでしょうね。。。私は棚ボタ的な幸せを待っている人間なので(ダメ人間)どうしても宝くじが億単位で当たった、とかじゃないと嬉しいこととして認めない気がするんです(もう一回言いますが、ダメ人間です)
結局私の人生にはそう言うことが組み込まれているのかどうかって話なので、組み込まれていないのに一所懸命占ってもらったって出てこないものは出てこないんです。
でも半年先の嬉しいことを目標に生きて行っているようなものなので、結局未来に希望を持たせてもらっていることは確かなんですよね。今んとこ一瞬でも「自分は大丈夫なんだ」って思いながらごまかしごまかし生きているところです。
面白いことに、全く当たらないわけじゃないんですよ。それを求めてまた、占いしちゃうんだろうなぁ。