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#11|お付き合いは20年ほど

私は頭痛持ちの人間なのですが。
片頭痛の前兆をあまり感じたことが無く。
今回、初めてそれを感じて薬を服用し
見事頭痛を抑え込んで感動したという記録。

中学生の頃

"スポーツ根性"なんてものが普通だったあの頃。
部活動は休めるものではなかった。
頭がガンガンする中、走り込みしたり。
水分補給もあまり出来ない中、次から次へと
練習メニューを消化していく日々。
ストレス発散は読書くらいでしたが
姿勢の悪さと眼精疲労も重なり、
万年肩こりと頭痛に悩まされていく。

高校生の頃

この頃は早寝早起きで一見、健康的な生活。
しかし低血圧で朝は頭が働かず動きも緩慢。
体育の授業以外では運動を全くしない生活。
常に青白い顔で具合が悪そうな人でした。
そのイメージを固定させたのが"脳貧血"。
めまいと吐き気と頭痛でずいぶんと保健室にお世話になりました。

片頭痛との出会い

家を出て一人暮らしをスタートさせた私。
肩こり、頭痛、脳貧血は変わらず共にあったが
ストレスフリーで心身ともに健康な生活。
そんなある日、寝ても覚めても消えぬ頭痛出現。
頭痛薬を飲んでも消えない痛みに襲われる。
さあ、これが片頭痛の始まり。

脳神経内科へ

この頃、まだ片頭痛なんてことは知らないわけで。
頭打ったわけではないけどCTやMRI検査して。
「異常が無い、これは片頭痛ですね。
頭痛の前に何か違和感とかありませんでしたか?」
診断されていろいろ医師に言われたと思うけど
この頭痛に効く薬をくれ!しか思ってなくて。
たぶんこのとき、"片頭痛の前兆"についても説明してくれたと思うんだ、聞いてなかったけど。

片頭痛の前兆とは

よく聞くのが光がちらちらする、閃輝暗点。
今まで感じたことがなかったので、知らなかったのだけれど。
「水玉のような模様」とか「キラキラした光」とか表現される視覚症状。
今回、私が経験したのが文字欠け。
視界一面に無数のドットが出現したみたい。
新聞、PC画面、スマホ、本、何を見ても文字が消えては現れてすごく見えづらい状況が30分くらい続いて。
でも部屋や景色を見渡すと、何か見えづらいとしか認識できなかった。
本や新聞とか見てないと、この視覚症状、気付けないかもしれない。
症状が落ち着き始めた頃に頭痛を感じて。
初めて、片頭痛の前兆かもと思うに至った。
それまでは眼科行った方が良いかな、とか。
帰り車の運転出来るかな、とか考えてたから。

この症状、本当に今まで気付けなかったのか。
それとも初めての症状だったのか、不明だが。
次、前兆が来て気付けるか、怖いもの見たさのような気持ち。
20年も付き合ってるのに、また違った一面に気付いちゃったな。

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