落書きでは済まさない|後編
「今度は"死ねクズ"って書かれてた」
写真を撮っておくよう頼んだので、一緒に確認。
せっかくタブレットが貸与されているのだ。
証拠は記録しておくように教えた。
今回は担任もクラス内で話をしたとのこと。
親が言わずとも子が訴えた時に動いてほしいな、なんて。
その日の内に電話があり、様子見していたと。
へー、そうですか、と言いそうになったけど。
「先生とこの件が共有出来て良かったです」
に変換した私、偉い。
お子に対しどんな思いがあったとしても、
こういった書き込みはいけないことだと、
クラスで話しましたと報告を受けて。
思うことがあったら、本人に伝えましょう。
直接が無理なら、先生に教えてください、と。
こちらからも、確認したことを伝える。
追い詰めるような言動をした相手がいないか。
お子には覚えがないということ。
嫌だなと思うことをしてくる相手はいること。
言い方が強かったりすることはあっても、
このような書き込みに発展しそうな出来事は
先生にも思い当たることはないとのことで。
まあ、お互いに言い合えるような相手は、
こんなことしないだろうな。
犯人捜しは望んでいない
書き込んだ相手の心理状態を心配している
大きなトラブルにつながらないよう対応していきたい
別のアクションがあったら共有して欲しい
子どもの感受性って本当に豊かで。
悪い方に心が揺れ動くことだって絶対あって。
些細なことは、誰かにとっては些細でなくて。
そんな、集団の中でしか学べないこともある。
社会に出ても人間関係のトラブルはある。
お子も傷つける側になることだってある。
だからこそ、悪いことは悪いと伝えたい。