2大信託銀行 内定への参考書
24卒の内定者3名にご協力頂き、信託業界二大巨頭である三井住友信託銀行と三菱UFJ信託銀行の企業研究を執筆しました。
企業研究・志望動機の作成に必ずお力添えできるはずですので、ぜひご一読ください。
各行の特徴から、キャリアプランについて、通過ES、面接回答など網羅的に記しています。特に面接質問・想定質問については量・質ともに自信をもってオススメできますし、これさえ見れば9割の質問には答えられるかと思います。
※発行部数によって値上げいたします。
[1]選考の特徴
三井住友信託銀行
内定までの道のり
インターン参加:リク面3回→面接2回
プレミアムインターン参加:面接2回
非インターン組:リク面3回→面接2回
インターン組と非インターン組は選考フローとしてはほとんど一緒だが、インターン組からの採用が非常に多いという傾向からして、倍率には違いがあるとみられる。また、住信のインターンでは3日間を通して信託業務のほとんど全てを一気に体験することが出来、事業ごとの冊子ももらえるので、やはりインターン組の方が面接で深い話が出来るのは間違いない。
信託銀行はインターン参加が特に重要な業界であると言える。
なかでも、夏インターン参加者の中から80名程度(推定)のみが参加できる2daysプレミアムインターンに参加すると、内定はほとんど確約と言える。
実際に参加した学生は面接で落ちそうな雰囲気というのが一切無いように感じたとのこと。このプレミアムインターンに参加することが内定への一番の近道なので、まずは夏インターンへの参加を目標に早いうちから準備を進めていこう(※冬インターン参加者はプレミアムインターンに参加できないので夏に必ず参加しよう)
三菱UFJ信託銀行
内定までの道のり
インターン参加:面接2回
非インターン組:面接3回
インターン組と非インターンでは難易度が大きく異なる。面接回数が1回変わるというだけではない。というのも、赤信の 3days インターンは住信と異なり、毎年かなりの倍率で、採用管理職の方曰く24卒の倍率は 100 倍ほどあったという。参加人数が少ないため、参加者に対する優遇が非常に厚く、(本社で行う採用管理職座談会に招待されたり、興味のある業務に携わる社員の方からお話を伺う機会をいただけたり等)まずはここへの参加が
内定の第一歩と言える。ちなみに、1day インターンの「センタクシンタク」には特に優遇はなく、ほとんどの人が参加できるので通過しても浮かれないように注意したい。
また、私の友人に特定職(システム・デジタル、アクチュアリー、ファンドマネージャー)で選考に参加し、内定を勝ち取った友人がいるのだが、彼曰く特定職志望でインターンに参加した者にはメンターがつくという。なんでも相談することが出来、面接に通過するたびに連絡が来たそう。全国コース、特定職共にインターンの段階から就活生を囲いに来ているので、非インターン組はかなり不利だ。早くから動こう。
[2]信託銀行の志望動機
そもそも信託銀行とはなにか
これをはっきりしておく必要がある。信託銀行とは、通常の銀行業務に加えて、財産を受託し、その管理や運用を行って受益者に渡す信託業務。
さらには相続や証券代行、不動産の売買仲介などを行う併営業務を行っている金融機関である。
信託銀行を知らない学生にとっては非常に難しく聞こえたかもしれないが、簡単に言うと「お客様に代わって、誰かのために何かを残す」ためのお手伝いをしているところである。
↑ NHK就活ゼミのこちらの記事が非常にわかりやすいのでおすすめ
このように、信託銀行の魅力は
・業務幅の広さ
・それぞれの業務の専門性の高さ
・人生に深く寄り添った提案
が出来るという点が魅力であると言える。したがって、就職活動の軸としておすすめなのは以下である
信託銀行とマッチする就活軸
等が挙げられる。
いずれも、自らの原体験と近しいものから選択することが大事である。内定者は、人生に寄り添ったパートナーになりたいという軸を持って望んだとのこと。1番説得力と熱意が汲み取れそうだが、ここに絡められる原体験は非常に少ない。
そこでおすすめなのが、「人生における重大なイベントに携わった経験」である。例えば、大学生に人気の塾講師のアルバイトでもこの原体験は作ることが出来る。簡単なエピソードを以下に掲載する。
内定者は塾講師をしていたわけではないので実際にこのエピソードを使ってはいないが、似たような形式で人生における重大なイベントに携わった経験を話し、内定をいただいた。面接官の反応も非常によく、信託銀行に行くならこの志望動機が一番言いやすいのではないだろうか(特にリテール志望)
[3]三井住友信託銀行の特徴
では、三井住友信託銀行の特徴について。必ず「信託銀行の中でもなぜ住信なのか」といった質問はあきれるほど聞かれる。ワンキャリアやunistyleなど、様々な就活サイトで似たようなことが書かれているとは思うが、大事なのは自分の過去の原体験とマッチする部分や、自分自身の就活の軸や強みと照らし合わせてみて、押し出していきたい部分を選ぶことである。
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