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催眠術師に「睡眠」と「催眠(トランス)」の違いを聞いた話

エデン難波の定期イベントとなっている「催眠術師のいるバー」でのこと。

意識と無意識について質問させて頂いた。

それぞれを卵の白身と黄身に例えると分かりやすいらしい。

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基本的には外側の白身(意識、顕在意識)があるので、内側の黄身(無意識、潜在意識)は見えないし、守られている状態だ。外から変化を加えることが出来ない。

起きている時は白身も黄身も活動しているが、黄身は外からは見えないし触れない。

睡眠状態では、白身も黄身も活動していない。もちろん黄身には触れない。

しかし催眠(トランス)状態だけは違うそうだ。

白身だけ活動が低下して、白身に穴が空いたような感じになり、その穴を通って外界(つまり術師)から黄身に直接干渉することができる。


分かるような分からないような。


TVとかの催眠を例に挙げる。3つ数えて指を鳴らすとアイドルが眠りに落ち、催眠解除の声かけをすると目が覚める、という催眠があったとする。

この時、眠っている状態は実は眠っていないのだという。つまり睡眠ではなく、催眠なのだ。もし本当に睡眠していたら、催眠を解く声が聞こえないからである(アラームで起きられない朝と同じ)。

睡眠でなく催眠なので、意識はなくなっているが無意識は動いている。だから解除の声で起きるというわけだ。


補足すると、催眠から睡眠には移行してしまいやすい。

要するにリラックス状態ではついつい寝落ちしてしまうということ。

禅寺での座禅では瞑想中に寝てしまう対策として、えらい人が警策という棒で寝た人の肩や背中にパシンと喝を入れてくれる。

これは僕自身も経験から納得できた。というのも催眠寄りのマッサージを受けた時に、リラックスから寝落ちしそうな所で適切な刺激を入れられたことによって深く長い催眠状態に入れたからだ。


この知識を何かに繋げたり活かせたりするといいな



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ナンノ@エデン難波店長
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