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医師が医師の生き方について考える

4/12現在東京都も通称マンボウ「まん延防止等重点措置」が
適応されました。

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実際肌感覚としてもコロナ入院患者は増えているように感じます
また本日4/12から高齢者への予防接種投与が開始しました。

本来感染症は冬に流行し、夏にかけて収束する傾向があります。しかしこの新型コロナウイルス感染症に関しては
2020年からおそらく2022年までは感染対策をしなければ
ならないでしょう。
(私の勝手な憶測なためいろんな意見があると思います。)

今日はそういった話題もあり、
コロナによってもたらされた
医療自体の価値観、医者の働き方の変更点について考えてみようかと思います。

まず、医師の昔ながらの王道ルートについて説明していきます。
基本的には以下のキャリアアップが一般的です。
①高校卒業
②〜大学医学部に入学
③6年間通い、医師国家試験に合格し、大学を卒業する
④初期研修医として2年間勤務する
⑤医局へ入局し、後期研修医として3-5年勤務する
(専門科によって差があり)
⑥大学院へ入学3-4年間
⑦卒業と同時に海外留学し基礎研究して、論文投稿をする
⑧留学から戻り大学病院の講師として勤務
⑨論文書いてacceptされ、准教授・教授と成り上がっていく

とまあ教授になる方の経歴はざっとこんな感じです。
他の選択肢としては昔はどこかのフェーズで開業医・市中病院の部長先生になるのが一般的でした。
正直収入面に関しては大学院時代は無給医(研究として臨床を参加させてもらう)、留学時代はほぼ収入はありません。
むしろ機会損失と学費でマイナス。

しかし、今日医師の働き方改革、また医師自体が発信力を持って、起業したり、コメンテーター、タレントとして活動する場が広がりました。

医師側からの目線では基本的に王道コースから離れれば離れるほど、頭の硬い昔ながらの人からは「邪道」と言われることもあります。(気分を悪くされる先生がいたら申し訳ないです。)

ただ今後医療が縮小傾向であり、
(実際に病棟数は減少、医師数は増大傾向)
2027年に飽和すると言われています。(地方医療はまた別問題)

国の政策としては
①医師の働き方(過労死について)
②地域格差

について熟考されています。

ではどのように今後のキャリアについて考えていけばいいのか。

僕の答えは
「自分がどう見られたいか?自分が何をしたいか?」

これ1択。

患者から見たら立派な先生
どんな肩書きでもいつでも相談できるし、親身になって
相談してくれる先生!
たとえ専門医がなくても救える命、患者はいます。

確かに医師から見たら王道ルート外れた。。。
って思われようが自分の信じた道にいきましょう。

今回は具体的なアクションプランは出しませんが、
マインド的になってしまいますが、
王道から外れることは決して悪いことではないし
見えてくる世界も違います。
個人的には視野が広がります。
勇気を持って自分の好きな医療を患者さんのために
していきましょう。
あなたを求めている人がどこかにはいるはずです。

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なんにもな医
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