医師が医療業界(社会主義・資本主義)について考える
おひさしぶりです。ワクチンバブルの時代がやってきましたね!!!
さて本日は医療業界について社会主義・資本主義における観点から
書いていこうかと思います!
ご意見いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
さて本題、まずは経済からの視点からです。
1 経済における資本主義、社会主義
ダボス会議で2024年を目処にグレートリセットが訪れる!
と言われております。
こんなことを考えている医師は少ないでしょう。
実際記事にもある通り、簡単にいうと
「グレートリセットとは既存の仕組みをぶっ壊すこと」
大きな転換期だと考えられます。
そして有識者の中では、
あと2-3年で基本的には全てのシステムが入れ替わると言われております
ではどのようなシステムになるのか。。。。
それは
「資本主義から社会主義への移行」
ビジネス界における資本主義から、社会主義への移行とは
貧富の格差からBI(ベーシックインカム)の導入
BIとは端的にいうと皆が平等に月7万円もらえる仕組みです。
参考記事
2 医療における資本主義、社会主義
では医療業界にいける資本主義、社会主義とはなんなのか
背景として、
基本的に医療は社会のインフラである。
全ての人が同じく同じ医療を選べれる仕組みである。
これはどちらかというとそもそもが社会主義的な発想である。
経済と医療業界は誤差はかなりあるかと考えられ、
体感で言うと10年くらいは遅れている印象です。
医療におけるITの普及率の低さは問題です。
そのため多くのベンチャーが乱立していますが、
成功している会社はわずか。
理由としては参入障壁がかなり高く、利権や癒着が多く
技術はあるが、実際に導入できない例がかなり多い。
そのためか大学病院、市中病院は無駄な仕組み、しがらみがかなり多い
未だに手作業で貼り付けとかしています。
しかし、ここ最近コロナのおかげで医療ITが進んでいるような気がする。
こういう点において医療の資本主義化が進行していると考えられる。
また最近の研修医の動向としては
やりたく無いことをやらないと言う
ラス先生のいう乾けない世代の変換期であるであろう
この層の基本的な方針は (ラス先生お借りします)
「いかにして嫌なことをせずに生きていくのに最低限のお金を稼ぐか」
そのため9時-17時、土日なし、当直なしと呼ばれる働き方を求めている。
空いている時間にバイトして年収1500-2000万が理想である。
そのため大学病院、大学院、医局制度、
また外科、内科、小児科、救急、産婦人科
(病院によってはホワイトな科もある。)を避けるような傾向がある
実際に人気な科はマイナー外科や自由診療(主に美容外科)である。
正直人気な科はパイの取り合いが終わりつつあり、
また診療科毎の人数差も広がっている。
人気な科には勧誘せずとも人は集まり、
不人気な科には勧誘しても集まらない。
最近の話だが、外科の先生が下記のスライドでの議論がされていた。
個人的には平成うまれだが、一部賛同、一部反論という意見である。
賛同の点:自己責任
勉強する、経験するというのは自分の身を守るということ。
医療ミスで医業停止になったら働けなくなる。
反論の点:時間外を強制させる法律はない
現状がボランティアやパワハラで行われている時間外医療
時間外賃金が出るなら考えなくはないが、実際でる病院は少ないであろう。
⇨ただ賛同の点の方が多く考えている。
一昔前の世界の世界観を持っている私からすると
そもそも炎上するスライドか?と思われるが、
炎上する時点で転換期なのかな
とも思われる。
つまりは若い世代と古い世代との価値観、医療観の違い
また、医師の科における偏在がかなりの問題になっている。
(昔からある医師の地域格差は解決していない)
ここで医療における社会主義化への討論であるが、
おそらくこのまま科の偏在が進行すると、
国が介入し、自治医大、防衛医大、地域枠といったようなある程度の制限
を課すことが考えられる。
(既存のシーリングというシステムがあるが抜け道多数)
基本的に医者は優秀なため入り口から縛らないと逃げ切られることは
頭のよろしい厚生労働省様も学んでいるはず。
自治医大のような大学を複数作る、地域枠+診療科固定の時代が来たら
医療における社会主義化が本格的に指導したと考えていいであろう。
現状のままだと、この2-3年は資本主義化になり、
2024年に医師の働き方改革により、インフラが破綻する頃に社会主義化の話が出てくるであろうなと考えられる。
3 今後の生き方
上記に述べたように、今2-3年の準備期間がある。
どこを選択するかは自由なわけだが、
自己鍛錬のみに固執しても社会情勢を見誤るし、
金に特化して資本主義のtopを走り抜けても時代を見誤る。
広い視点を持って、日々の情報に触れて、
自分なりの生き方を持って選択しなければならない。
自分なりの生き方としては
こういった話では0-100論ではあるが、
全てにおいて準備しておくことを推奨する。
前々から提唱している働き方としては
weekday 保険診療
weekend+時間外 自由診療
ここから発展させると、保険診療でも専門医や学位をもった先生方は
クリニック勤務(週3-4勤務で常勤としてもらい⇦社会信用として必要)
残りの週3-4は休んでもいいし、
自由診療で何もせずにいる脱毛バイト、AGA、オンライン診療等をするのが最適解かと思う。
もちろん起業や金のなる木の作成に勤しんでもいい。
このような働き方が一般化すると
・病院における集約化(もちろん潰れる民間病院もある、しかし医師が多く在籍することで働き方がホワイト)
・基本的に開業医診療レベルが上がり、ホームドクター、主治医になる(潰れる開業医も一定数は出てくる)
・バイト医の今後が危ない(土日バイト医が増加し、相対的にバイト医の需要が低くなる)
一歩近づくのではないかと考えられる。
正直バイト医全振りの今後は怪しい。
よほど資産を稼ぎ切りするか、
ずっといい条件で雇ってくれる所を囲っているかでないと
淘汰される人が出てくる。(美容クリニックも同様)
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