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夏に友達からおすすめされていてずっといつか見ようと覚えていた映画を見た。内容に関してはまだ口に出せない状態で私の中でどろどろになっている。明日から、私はこれを抱えて歩くことになった。
とりあえず、読んだ旨を友達に伝えたところ、「これはあなたに見てほしかった」と言われ、なんだか嬉しかった。正直、これめっちゃおすすめ!と軽く誰にでもおすすめできる映画ではなかったし、どうして私にと思ったのかは聞いてないけれど、きっとそういうのってある。本を読んだり映画を見たりしていて、これはあの子が好きそう、とかあの子だったらどういう感想持つのかな、とか。
今日見た映画は、配信サービスには入ってなくて、蔦屋で借りた。ネトフリ加入してからは、ビデオレンタルにはめっきり行かなくなっていたので、おすすめされない限り出会うことはなかったかもしれない。
ああでもどうだろう、私は割と運命論者なので、今、出会ってなくても他のどこかで結局見る機会があったかもなとも思う。それぐらい、見るべくして見た映画な気がした。おすすめしてくれてありがとう。という長々とした感謝の文章。
ビデオレンタルで思い出す人がいる。もう割とネトフリ主流化してた時期に、足繁く蔦屋で映画を借りていて、ジャンルも様々のようだった。こんな時間から?という時間に、のそのそと静まり返ったリビングで映画を見ては一人で興奮した形跡のようなLINEの通知が、起きたら18件。

人のおすすめを見たり、人に本を借りるのが好き。同じ文字を辿って、追いかけるいじらしい作業。直接的な告白。

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