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香港競馬観戦メモ

この記事は、2023香港国際競走を観に行った経験をもとに、ちょっとでも今後香港に行く予定の誰かのためになればと思い書いた備忘録です。

日本から香港までのアクセス

航空会社は日系の大手ならJAL、ANA、安く行きたい方はLCCのPeach。中華系ならキャセイ、香港航空、香港エクスプレスなど。
どれがいいとかわかんないけど、日本語通じたほうが安心という方は日系を、安く行きたいという方はPeach、香港エクスプレスあたりが良いと思います。
所要時間は当然発着空港により異なり、行きは4~5時間、帰りは3~4時間程度。(偏西風があるので帰り便のほうが速い)

香港着後の競馬場までのアクセス

空港~市街地

エアポートエクスプレスかバスのほぼ2択

エアポートエクスプレスは高いけど(片道110HKD)早くてわかりやすくて車内でWi-Fiも使える。初香港の方にはこちらをおすすめ。

バスはちょっと時間かかるけど安くて(エアポートエクスプレスの半額程度)市街地各所にダイレクトに行けるのが便利。車内Wi-Fiの有無は未確認。

空港着いたらまずはオクトパスを購入

香港ではオクトパス(日本でいうSuicaのような交通系ICカード)が公共交通に乗るのも、街中のコンビニや飲食店で使う電子マネーとしても事実上標準になっています。上に書いたエアポートエクスプレスもバスもオクトパスのタッチで乗り降りできます。
空港についたらまずはMTR(香港の鉄道会社)の窓口へ行ってオクトパスを購入して200~300HKD程度チャージすることをおすすめします。

市街地~競馬場

競馬場への移動手段はMTR(鉄道)ほぼ一択。最寄り駅は東鐵線の馬場駅もしくは火炭駅。どちらにするかは後述。MTRの路線図は古いガイドブック(コロナ禍以前に発行されたもの)の場合、延伸情報が反映されていないので一度公式の路線図(↓)を確認することをおすすめします。

https://www.mtr.com.hk/ch/customer/services/system_map.html

競馬場の最寄り駅は馬場駅で改札から入場口に直結。火炭駅からも徒歩圏内(10分あれば着くかと)。日本でいうと馬場駅が府中競馬正門前駅で、火炭駅が東府中駅みたいな感じ。
競馬場までの近さは断然馬場駅。近いので迷う心配もなし。ただ、上の路線図を見てもらったら分かる通り馬場駅は支線扱いで列車が少なく、馬場駅へ行く列車は20分に1本程度。対して火炭駅へ行く列車は10分弱に1本は来るので、どちらにするかは待ち時間と多少歩いてもいいかという自分の気持ちと相談で。

私は馬場駅から行ったので迷わず行けましたが、火炭駅で降りた場合はいかにも競馬場へ行きそうな人(要するにおじさん)について行けばたどり着けるかと。
それと、火炭駅から行った場合は入場前から横にコースが見えてきてワクワクしながら入場できますし、火炭駅側の入場口は入ってすぐコース全景とサイレントウィットネス像がお出迎えしてくれるので、時間に余裕があるならこっちから入った方がファーストインプレッションとしては良いかと思います。

途中駅で撮った沙田方面の列車案内
馬場駅を経由する列車は4本目(一番下)のみのため3本見送らなければいけない

競馬新聞の購入

レース前日に市街地の駅構内にあるコンビニ(セブンイレブン)で見かけたのでそこで購入しました。
値段は忘れました…15HKDくらいだったかな
もちろんオール中国語です

競馬場への入場

普通に入る場合は自動改札機があるのでオクトパスをタッチしたらOK。入場料は10HKD。現金での入場方法は不明。
メンバーエリアに入りたい場合は、Members and Guestsと書かれた入場口に並びパスポートを見せて190HKD(香港国際競走デーの場合で他の日はもっと安い)を払えばメンバーエリアに入れる入場票を発行してもらえます。

馬場駅から直結の入場口(左奥)
左の黄色で「Members and Guests」と書いてあるところに並べばメンバーエリア
赤色で入場門券と書いてあるところに並べば一般入場

メンバーエリアは席の確保が保証されているわけでもなくエリア内が特別豪華という感じでも無いですが、ゴール前10m程度がほぼメンバーエリア(ゴール前最前列付近は一般入場エリア)になっています。パドックの約半分がメンバーエリアになっているのでパドックでいい場所を取りやすいというメリットがあります。また、メンバーエリアではマークカードの記入ミスがあっても親切に直してくれたので初めてでどちらにするか迷ってる方にはおすすめします。

レーシングプログラムについて

有料のレーシングプログラム(オフィシャルプログラム)が売っているようです。場所は一般スタンドエリアの1階にある自動販売機。たしかオクトパス決済専用の自販機だったと思いますのでオクトパスの準備とチャージは事前にしておきましょう。
すぐに売り切れるようなので欲しい方は入場したらまずは自販機を探しましょう。(私は出遅れたため気付いたときにはすでに売り切れでした。)

馬券の購入について

別ページにまとめました。

雰囲気について

10年ちょっと前の地方競馬場のような感じ、特に殺伐としているわけでなく、明るいわけでもなく、少なくとも治安の悪さを感じることはありませんでした。
スタンド内は昭和の雰囲気が漂うエリアもありつつ、体験型ゲームコーナーがあったりデジタルゾーン(日本でいうUMACAシートっぽい席)などちゃんとアップデートしてる感じもしました。

大阪駅みたいな屋根のパドック(パレードリング)
スタンドから見た観戦エリアの様子
前方は立ち見エリアでその後ろに段差があって自由席ゾーン
スタンド
夜の雰囲気はほぼ大井
スタンド内のデジタルゾーン
JRAでのUMACAシートのようにタブレットで馬券を買える有料指定席…みたい
スタンド内で見かけたゲーム
香港国際競走だけ特別やってるものなのかは不明



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