育成年代をサポート。
こんにちは。
”フリーランス”の働き方についての記事を作成しています、飯島です!
この記事では、ゆうとさんがTwitterのコミュニティ機能で展開している、「フリーランスセラピストサロン」に参加している方々との対談を通して、スポーツや医療の現場で働いている方々に向けて”フリーランス”という選択肢について発信していくものとなっています。
今回インタビューさせて頂いた方は、育成年代のフィジカルサポートやSNSで育成選手の身体づくりやトレーニング情報の発信をされている、イクサポさんです。
イクサポさんは、理学療法士・JSPO-AT・修士(スポーツ医学)を持たれて、現在フリーランスとして、あるチームのフィジカルコーチのお仕事とサッカー選手メインのパーソナルトレーナー、小学生対象の運動教室の運営などの活動の傍ら、
TwitterやInstagram、note、Tiktok、YouTubeなど多岐にわたるSNSでの情報発信をされています。
SNS全体の総フォロワーが10万人以上。
noteではマガジンを3つほど運営されていて、継続的に発信されています。
イクサポさんのTwitter・Instagram 👈クリック。
今回のインタビューでは、イクサポさんの現在の活動について、また現在に至るまでの過程、これからの目標などについてなど、多岐にわたってお話をお聞きさせて頂きました。
この場で申し訳ございませんが、イクサポさん、お忙しいところとても貴重な機会を設けてくださりありがとうございました。
1時間ほどお話をお聞きしたことをまとめていきたいと思いますので、アーカイブを聞きながら、今回のnoteをサクッと見ていただければなと思います。
👇Twitterのスペースの方で対談させて頂きました。アーカイブはこちらからアクセスできます👇
現在の活動(オフライン・オンライン)
理学療法士・JSPO-AT・修士(スポーツ医学)をお持ちのイクサポさんは、
現在、あるチームのフィジカルトレーナーとしてフリーランス契約で活動されています。
加えて、主にサッカー選手のパーソナルトレーナー。
小学生対象の運動教室の運営など、オフラインでの活動だけでも複数の場所で活動されています。
オンラインでは、”イクサポ”としてSNSのあらゆる媒体を使って、
育成年代のサッカー選手、サッカー指導者、またスポーツ現場に携わるトレーナー・学生に向けて日々発信されています。
Twitterでは、海外のアカウントの方に引用されるほど、とても強い影響力をお持ちになっています。
またnoteでは、理学療法士のメンバーで運営している「Physio365」
現役フィジカルトレーナーのメンバーで運営している「PITTOCK ROOM」
反響のあった記事をまとめて見れる「イクサポマガジン〜スポーツトレーナー向け入門書〜」
計3つのマガジンを運営されています。
オフラインでの活動自体も多岐にわたるうえで、オンラインでは様々な媒体で情報発信をしているというイクサポさん。
影武者説がよぎるくらいですが、
そんなイクサポさんが、どんな経緯で現在まで至るのか、お聞きしました。
現在の活動に至るまで
まず、なぜ理学療法士の勉強をされたのかお聞きしました。
「お決まりの動機で(笑)。高校時代サッカーをやっていてけがをしたときにリハビリなどで理学療法士さんにお世話になったのがきっかけで、進路を決めました」と仰っていました。
最初からスポーツ現場で携わりたいという思いがあったイクサポさんは、大学進学後、学内のサッカー部の学生トレーナーとして現場にでて活動したり、トレーナーの方にお会いしたりなど、アクティブに様々な活動をしていたそうです。
そんなイクサポさんは、「”学生”って最強ですよ!!」と仰っていました。
「”学生”ってだけで積極的に活動していれば、評価されるんです。失敗してもいい経験と割り切れるし、色んな方と繋がれる。
それにそういう学生を評価してくれる人はたくさんいる。
だから最強です。」
確かに、僕自身も色んな活動していますがとても親切に受け入れてくださる方が多くて助かっています。
このようにインタビューさせて頂けるのも”学生”であるが故なところはあります。
大学時代に現場に出ていたからこそ、理学療法士のカリキュラムだけではスポーツ現場では足りないと思ったイクサポさんは、
卒業後、そのまま大学院に進学されます。
大学院の修士課程では、JSPO-AT資格取得のための勉強や実習と修士の学位認定にむけた研究活動に邁進されました。
修士課程では、より現場に沿った勉強と研究ができたそうです。
JSPO-AT・修士を取得された後、
サッカーのプロチームの下部組織のフィジカルトレーナーとしてお仕事を始められます。
そこでは、下部組織の全カテゴリーのフィジカルトレーニングをサポートするという仕事でした。
大学・大学院時代は主に大学生の現場にいましたが、ここでは小学1,2年生~高校生までのカテゴリー。
最初の1年は、”発見”がとてもあった実りのある1年だったと仰っていました。
僕だったら、わからないことだらけでパニックになりそうですが、そんな状況をポジティブに捉えることができるイクサポさんは凄いなと感じました。
そんな1年目を終えて、2年目を迎えようとしたタイミングで、コロナパンデミックが起こります。
半年近くはチーム全体の活動が思うようにできず、2年目は主に自宅でできるトレーニングプログラムの作成、感染対策を踏まえたチーム活動のプログラム作成などの資料作りに追われたそうです。
2年目の後半からは、チームの活動が再開してきましたが、「2年目は資料しか作ってないんじゃないかな(笑)」と振り返られていました。
そこから昨年まで、フィジカルトレーナーとして働かれました。今年からはフリーランスとして活動されるそうです。
そして、気になるのが
オンラインでの活動について。
最初のSNS発信は、Twitterだそうで、大学院2年生の時に始められたそうです。現場でやっていることや大学院での学びのアウトプットのために情報発信を始めたそう。
そしてこの頃に、「note」というプラットホームが始まりました。この2週間後、他の理学療法士の先生方と「Physio365」のマガジンの運営を開始します。
最初は、未開拓だったため、先取特権のような感じで3日で300人くらいフォロワーが増えたりしたそうです。
最初の波にのってから、noteでの情報発信を中心に様々なSNSで活動されていきます。
現在では、それぞれのSNSの特徴を踏まえたコンテンツを発信されています。
「SNSでの活動は、”入り口”です。自分の情報に触れて自分の活動を知ってくれたり、スポーツ現場で活かしてくれるようにするための、”入り口”としてやっています。」
このように仰っていました。
しっかり軸を保ったうえで、活動されているのが伝わりました。
これからの展開。
今後どのような活動をされていくのか、現在考えられている将来についてお聞きしました。
「”イクサポ”とあるように、一番の目標は育成年代の子供たちが過ごしやすい環境を作っていきたいというものです。」
育成年代をサポートするー”イクサポ”
にあるように、一番はそこだそうです。
そのために、小学生対象の運動教室を運営していたり、
現在進行中のプロジェクトで、プロダンサーの方と一緒に小学校の必修となっている「ダンス」のプログラム作成&導入を進めているそうです。
これは行政も関わってきますし、全国展開できるようなビッグなプロジェクトです。
このように、「スポーツ・健康」という軸でリアルな環境づくりに今後は着手していきたいとお話されていました。
また、今年の4月から、博士課程に進学されるそうです。
「より、スポーツ現場のための研究をしたい」という思いで決意されました。現在考えている研究テーマは、”減速動作”。
スポーツ活動をされたことのある方にはわかるかもしれませんが、身体動作において止まるということや減速というのは、次のプレーに繋げるためにとても重要なものです。
なので、イクサポさんの今後の研究活動が個人的にはとても楽しみです。
同時進行で進まれているプロジェクトや、博士課程進学ということで、益々のご活躍が期待されますが、
もしかしたら忙しくなりすぎて、影武者説が立証されるのではないかと外野の僕は冷や冷やしています。(そんなことはないでしょうけど。)
また、最終的な将来は、
「普及→育成→強化・選抜」というプロセスに携わりたいと仰っていました。
これが組織をつくるのか、個人として各段階のプロセスに携わるのか、どんな形かどうかは決まっていないですが、このような構想があるそうです。
10年後のイクサポさんの活動がとても楽しみです。
インタビューを終えての感想
実は僕が高校生の時にイクサポさんの発信を受けて、自主トレメニューを作っていたことがありまして、
そんなイクサポさんと今回このような機会を過ごせたのが嬉しかったです。
今回はインタビューという形で、イクサポを深堀りするという目的でお話させて頂きましたが、
ぜひ、身体動作についてどのように考えられているのか。研究について。
これからの育成年代のサポートのプロジェクトの話など、細かな部分で聞きたいことがたくさんあるので、またお話できたらなと思いました。
最後にイクサポさんが、
「自分一人で出来る事なんて限られているから、もし自分の活動に共感だったり興味を持っている人はぜひ一緒に考えていきたい。」とお話されていました。
なので、近い将来一緒にプロジェクトなどで関われたら面白いなと思いました。
改めまして、イクサポさんありがとうございました。
この記事では、現役鍼灸学生の飯島が様々な働き方をされている方々との対談を通して語られたことをご紹介させていただいております。
これからも活動していきたいと思っているので、これからもチェックしていただけると幸いです。
今回の記事を通して、”フリーランス”について興味を持たれた方はぜひ「フリーランスセラピストマガジン」
ならびに、Twitterで展開されている「フリーランスセラピストサロン」
チェックしてみてください!!!
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