流れてきた桃は
ある日、川で 顔をあらっていると
川かみから おおきな桃が 流れてきました。
ラッキー と、おもって桃をひろおうとすると
ぼくは、後ろにひっくり返った。
桃に電流が流れた。
そのまま桃は流れていった。
川しもでは、おばあさんがせんたくをしている。
もし おばあさんが桃をさわったら…
たいへんだ! 知らせなくては!
大声で叫ぶ! だめだ! 耳がとおいのか!
走れば間に合う だめだ! さっきのショックでこしがぬけた
神様にたのむしない そう思い ひたすら祈ると
なんと! 目の前に神様があらわれた!
想いが伝わったのだ。
すぐに神様は、ぼくを怒るように、こう言った
「おまえは よけいなことをするな!!!」
ぼくは、この意味がわからなかったが
おばあさんは しびれることなく 桃を拾っていったので安心した。
きっと神様が助けてくれたんだ。
めでたし めでたし。
しばらくして、桃から生まれた ももたろうが
わるさをしていた鬼をやっつけたことをしりました。
もしもあのとき
にっぽんいちのきびだんごをつくれないぼくが、桃をひろっていたら…
神様、ぼくの よけいな行動に気が付いてくれて
ありがとうございます。