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砂漠で生き残るためにはどうする?チームで考えよう!コンセンサス(合意形成)ゲーム!

3月27日から春休み期間中、毎日11:30~12:30の約1時間、ASOBINOBA STUDY+を開催しています。映像を通じて学んだり、理科の実験学校の勉強をより楽しく感じられるようなワークショップ挑戦する企画に取り組んでいます。参加は強制せず、子どもたちが興味を持った時に自由に参加できるようにしています。

本日4月5日は「チームで考える」をテーマに企画を実施しました。
「コンセンサス(合意形成)ゲーム」と呼ばれている企業の研修などでも実施するアクティビティを体験しました。

乗ってる飛行機が砂漠に墜落したら?

今日の企画は、5〜8人程度でチームを組んでスタート。各チームである課題に挑戦してもらいます。

あなたは、チームのみんなで小型飛行機に乗ってアメリカに移動中。しかし突然、砂漠のど真ん中で飛行機が墜落して爆発。あなた達は奇跡的に無傷。不運なことに、あなた達以外は操縦士も含めて亡くなってしまいます。
真夏の砂漠。温度は45度を超えて、辺りはサボテンしかない砂漠。100キロ南に街があることだけはわかっています。

あなた達の目的は、無事に砂漠から生還すること。

そのために、手元に残された12のアイテムを重要度の順位をチームで決めてください。ただし生き残るためのことなので、多数決はせずに話し合いで全員が納得した上でチームの意見を決定してください。

12のアイテムはこちら

だいず先生からのストーリー説明に興味津々のみなさん。
チームで話し合う前に、まずは自分の意見をワークシートに記入して考えました。

自分の意見を記入した後は、それをもとにしてチームで話し合います。上級生がリーダーシップをとってみんなに意見を聞くグループもあれば、それぞれ思い思いに意見を言い合うグループもありました。
多数決で決めないというルールはしっかり守って、重要度の順位を決めていきます。

時間がまだまだ足りないところもありましたが、チーム会議は終了!各チームで決めた重要度順位とその理由を発表します。グループによって意見が全然違うのが興味深い!
グループによっては、生き残ることを目的にするのではなく、砂漠でも楽しむことを大切にしたい!という意見もありました。そんな悠長なこと言ってられない!?

この企画の面白いところは、最後にサバイバルの専門家の答えがあること。各チームの発表後は、専門家の順位の答えを発表して、グループで決めた順位と比較しました。
めっちゃ答えに近かった!やっぱりこれは上位やんな!いやいや、こっちの方が大事でしょ!という感想の声も聞こえてきました。

専門家の意見があるからこそ、改めてみんなで真剣に意見を伝え合う時間を持てました。チームで意見をまとめる中で、楽しいだけではなく、自分の意見が伝わらなかったり、聞いてもらえない歯がゆさを感じている姿も見られました。

正解発表後は、意見の伝え方や、グループで考えることの難しさについてだいず先生から話があり、みんなで一緒に振り返ることができました。

こうして遊びながらも、チームワークや、他者に意見を伝えることの体験をしました。
あそびのばのメンバー同士だからこそ、またいろんな学年が混ざり合うからこその体験だったと思います。こうした企画もまだまだあるのでぜひ来週のSTUDY+もお楽しみに!


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