ドレンチェリーの新馬時計はすごいのか?〜ランディスシティの裏で現れた怪物候補〜

これが初記事です。

今日の新馬戦、ランディスシティが圧倒的に注目を集めていましたね。2着を4秒以上千切った走りは圧巻でした。

しかし2着馬のタイムは驚愕の1:33.6。どの新馬戦に出ても最低2秒は千切られます。見た目の派手さはありましたが、案外コロッと負けてもおかしくありませんよ。(次も絶対1倍台ですし、筆者は本命にできません)


一方、同日行われた1200mの新馬戦。実はこっちの方が中身が濃かったのではないかなと思い、今回noteを執筆してみました。

2歳の1200新馬で13秒台っていうのはあまり記憶にありませんでした。もちろん時計が全てではありませんが、肌感覚ランディスシティよりも走ってきそうな馬が現れたなと思っています。


その名もドレンチェリー。


実際に13秒台はすごいのか検索してみました。(以下2012年以降のデータです)

まず大井1200で行われた2歳戦は全部で519レースありましたが、そのうち14秒を切ったのはたったの32レース。これだけで十分すごいね。
最速は皆さんご存知ママママカロニのゴールドジュニアで1:11.5。次に速かったのが2014年フクサカコマチの1:12.8なのでちょっと速すぎますね。。どんな馬に育つのか楽しみすぎる。

続いて新馬戦に限定すると、全部で150レース実施があり、そのうち14秒切りは10レース。14秒を切る新馬戦はかなり貴重。最速は怪物アピアの1:13.1。

それでは10頭がどんな馬だったかみてみましょう。

2013年アピア 1:13.1
2014年ミッドダンス 1:13.4
2014年ルックスザットキル 1:13.6
2017年サンニコーラ 1:13.6
2014年タイシャ 1:13.7
2014年サブノハッピー 1:13.7
2015年オウカランブ 1:13.8
2021年ドレンチェリー 1:13.8
2013年イクスクイジット 1:13.9
2014年ステラルーチェ 1:13.9

全馬の成績を見たら驚愕。
アピアやルックスザットキルというレジェンド級はもちろん、
サンニコーラ:優駿スプリント1番人気、ライアンクアトロが絶賛
タイシャ:怪我で3歳シーズンを棒に振るも通算12戦7勝9連対(この馬めっちゃ好きだったのよね)
サブノハッピー:関東オークス5着
オウカランブ:桜花賞5着

2戦目競走中止したミッドダンスを除けば、8頭中
優駿スプリント勝ち馬:2頭
優駿スプリント1番人気:3頭
優駿スプリント出走:4頭
重賞出走:5頭
2歳、3歳時に特別戦勝ち:6頭

まともに走らなかったのはイクスクイジットくらいで、あとは好成績ですね。タイシャも怪我なければ世代のスプリント路線を沸かせていたはず。(願望込み)

13秒台で走れた時点で、スプリント路線では世代トップクラスと言えそうです。


しかも、ドレンチェリーの能力試験をみて思ったんです。この馬は距離伸びていいなと。
暮れの2歳優駿牝馬、そして来年の牝馬3冠路線が今から楽しみです。


もしかしたらランディスシティと合わせ、伝説の新馬戦デーだったなと振り返ることになる日が来るかもしれません。

【結論】

ドレンチェリーは間違いなく将来有望。願わくば3冠馬へ!

ランディスシティは次走疑いたい(もちろん、中央勢を倒せるような馬になってほしい)

ママママカロニは最強すぎる。東京ダービー馬ママママカロニ見たいなあ


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