蕎麦をすする音にイライラするのは知識と尊敬が足りてないんだ
サプライズプレゼントもらった
どうも日本大好きラトビア人のアルトゥルです。
こちら城崎温泉です。
shoさんからサプライズプレゼントで城崎温泉旅行をもらいました。
今回の来日では温泉旅行へ行く予定がなかったのでとても嬉しい。
到着したのはお昼すぎで、宿にチェックインするのは夕方だったのでそれまでの間にお昼ご飯を食べます。
蕎麦をいただくその前に
お蕎麦を食べにきました。
小さいお皿にちょっとずつお蕎麦がのってるスタイルで出てくるの初めてなんですが、これは屋台で出す際に持ち運びが便利な小皿を使っていたものがそのまま受け継がれているらしいです。
5皿で1人前。
めんつゆと生卵ととろろがセットになってます。
え?写真の左側に映ってるコップには何が入ってるか?
お客さんするどいご指摘ですね。
蕎麦屋さんで透明の液体と言えばあれしかありませんよ。
ぽんしゅ。
すいませんほんとすいません。
まだ昼の14時なんですが日本酒とか飲んでほんとすいません。
蕎麦には日本酒だってネットに書いてたので、私はまだお昼なのに飲んでいいのー?飲んでいいのかなー?って思ってたんですが嘘です思ってません。
最初から飲む気まんまんでした。
なんなら席に着いてメニュー見る前に一番最初にオーダーしたの日本酒だった。
ところでなんですが、なんで日本酒って『にほんしゅ』って読むのに短くすると『ぽんしゅ』っていうの?どっからやってきたぽ。
ずるずるーっといっちゃいます
うまなにこれ。
完全に私の想像していたレベルのお蕎麦を超えてきました。
というか、日本のお蕎麦屋さんの蕎麦美味すぎる。
とぷぅんたぷぅん
蕎麦つゆの中にとろろと卵をいれた時のオノマトペは
とぷぅんたぷぅん
これをわーーーーって混ぜて蕎麦をディップして食べると、最初に食べた味とはまた全然違った味わいになってほんと美味しい。ってか『味わい』の『わい』は何者。
日本人の『蕎麦をすする』という食べ方なんですが、以前それについて外国人が『隣ですすられると音がしてイライラする』と発言していたニュースを見たことがあるんですが一言だけいいですか?
『その発言がイライラするわ』
あ、ごめんなさいやっぱりなんでもないです。
外国の文化にリスペクトを
『蕎麦をすする』のって文化なんですよ。
蕎麦と一緒に空気を含んで、口の中に入った空気が鼻から抜ける時に蕎麦の匂いも楽しめるし、味も楽しめるっていう蕎麦を食べる時に大切な食べ方なんです。
それを知らずの発言だとは思うんですが、それにしても訪れている国へのリスペクトがないなと思いました。
確かに『音をたてながら食べる』というのは多くの国でマナーとしては良くないとされているかもしれませんが、それはそれ、これはこれ、焼肉のタレ、はいそこおもんない言うたやつ手をあげましょう。
私もそう思う。
話を戻しますが、自国のマナーがどこかの海外に当てはまるかというとそんなわけないんですよ。絶対に違うこともあるし、むしろ違うことだらけ。
日本のような謎に包まれた不思議な国、独自の文化がたくさんあって当たり前なんです。だからこそ面白い。だからこそ外国人は新しい経験ができる。だからこそ毎日が発見の連続なんです。
蕎麦つゆに蕎麦を茹でた汁を入れて飲むなんて誰が思いつくの?
これも日本独自の昔から続く文化なんです。
こういった文化を大切に守り続けているから日本は素晴らしい国なんです。
そしてそれは他の国でも言えることだと思います。それぞれの国には昔から続く文化があるし、それが国ごとの個性で面白いし素晴らしい。
外国へ行く時には、その国の文化を先に知って、リスペクトの気持ちを持って観光したいなと思います。
もちろん食後は
笑顔で
『ごちそうさま。』
※日本と日本語と日本の文化とメロンパンが好きなラトビア人です。日本語頑張って勉強してますので、是非noteもまたご覧くださると嬉しくてうさぎみたいに跳ねます。
🐇ぴょんぴょん🐇