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商業施設の地下一階にある救護室で掃除をしてると、誰もいないのにカーテンが揺れる話

怖さ:★☆☆ 

会社の同僚に聞いた話です。

彼女が以前、勤めていたところは、都内でも有名な商業施設の地下1階にありました。

この時、週に一度、同じ地下1階にある救護室の掃除をしなければならなかったそうなのですが、この救護室が何とも言えない雰囲気の場所で、誰もいないのに誰かがいるような感じがする、そんな場所だったそうです。

実際に、使用したお客様の中にも「誰かに見られているみたい」という方がいるくらい。なので、彼女はこの救護室の掃除が好きではありませんでした。

実際に、一人で掃除をしているといくつか不思議なこともあったようです。

例えば、誰もいないのにカーテンが揺れる。

館内の空調でカーテンを揺らすほど強い風が出るわけでもなく、誰かがカーテンを通ったかのようなそんな感じだそうです。

このほか、薬が入っている棚など、誰も開けていないはずの戸棚が開いているということもありました。

戸棚には鍵がかかっており、その鍵はキーボックスに入っていて誰も使用した形跡もありません。

そんな不思議なことが頻発する救護室の掃除当番になったときは、カーテンが揺れようが戸棚が開いていようが、「空調、空調……」と独り言のように唱え、ひたすら空調のせいにしながら、掃除をしていたそうです。

話し手:30代 女性
採取時期:2023年12月
採取場所:東京都内

商業施設のなんか怖い話


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