routeS vol.1を終えて。

どうも、じぶんは、ようかいというものです。ぽえーん。


2024/12/21初めての自主企画が終わりました。初にも関わらずチケットが早々にソールドアウトしたことが本当に嬉しいというか未だに信じられていません。ご来場の皆様には改めて感謝申し上げます。

センチョリス作の紫がかっこいいフライヤーはこちら


routeS vol.1当日は、起きてから寝るまでの活動時間全てがあまりに慌ただしく過ぎ去ってしまい、数日たってやっと「俺たちやり切ったんだな」という実感が徐々にわき始めている、今そんな状況です。

今回お世話になった赤坂navey floor入口
赤坂navey floorのスタッフ様、書いていただきありがとうございました!

今回、輝かしい第一回目にあまりにも豪華すぎるメンバーに参加していただけたなと改めなくても思っています。出演いただいた少年ヴィヴィッド、ノーストリリア、iTi、油脂の木に対して今回の企画を通して感じたことや思い出をここでは勝手に語っていきたい。



少年ヴィヴィッド

そもそも我々がrouteSを開催するうえで、少年ヴィヴィッドの存在は絶対に語らなければならない。

時を戻して2023年某月、俺とあぐには某所で少年ヴィヴィッドのイチさん、平茸さん、jyunさんとお会いする機会があった。その時に、この自主企画の話が出たことで今回の開催に至っている。特にイチさんには何から何までお世話になりっぱなしだった。感謝してもしきれないとはまさにこのことであると言わんばかりに大変良くしていただいた。

今後、初めて自主企画したいんだっていうサークルさんがあって、一緒に対バンしたいですってお誘いをいただけたら、今回のイチさんみたいなことしてあげたいなと思った。受けた優しさは可能な限り連鎖させたい。

実は私ことようかい、少年ヴィヴィッドを生で見る・聞く機会に絶望的に恵まれず、今回悲願の生演奏を見ることができた。しかもベースのふかさん復帰での体制で。リハの時点で既に圧倒されて言葉が出なかった。動画で見たり聞いたりしていてわかってはいたものの、この人たちはこんなにも高いレベルの演奏をするのか。自分の本番直前に、身の引き締まる思いを受けてrouteS vol.1は幕を開けた。



ノーストリリア

休みは、、、、
休みはあるんですか、、、、?????

と、もはや心配が勝ってしまう勢いで新曲を次から次へと作るノーストリリア。

皆さん、ライブ前のひろ太さんのセトリのツイート見ました?


そして、そのセトリの答え合わせツイート見ました?


多分あの人たち、生活のあらゆる工程で曲を作ってる。寝ながら泳ぐマグロみたいに。まるで、わんこそばのお代わりくらいのペースで現れる楽曲達。どうやってそんなペースで曲を製造できるのか、もしノーストリリア楽曲工場があるならば、私は強く工場見学を希望したい


ライブ衣装が黒で統一されていて、我々route9も同じく衣装を黒で統一しているため勝手に感じたシンパシー。

でも、同じ黒なのに雰囲気ってこんなにも違うんですね。なんというか、代官山とかのファッションブランドショーから切り取られてきたかのようなオーラがそこにはあった。

視覚情報からもノーストリリアという世界に引き摺り込む彼らの圧巻のライブ、実はまだ2回目らしいですよ?


そういえば今回ギターで出演していた明日原さんとパームと俺の3人で、打ち上げでプチミレディ(※女性声優ユニットの話です。)の話をするのを忘れてしまった。またの機会は訪れるのだろうか、、、、



iTi

阿舎利餅美味しかったです。ありがとう、西のあじゃりくん(かずほくん)。



あぐに「muggy nightって曲知ってる?」

俺のiTiとの出会いはこんな一言から始まる。なんてサークル名なんだろう。へー、iTiか。今は活動してないのかなぁ。え、iTiのボーカルの人(かずほくん)があぐにに似てるって?え、あぐにお前、iTiのボーカルの人に会ったの?え、routeSにiTi呼ぶの?みたいな感じでトントントントントントン拍子でiTiのライブを見ることになる。しかも舞台袖から。前々から思っていたのだが、この東方同人の世界、広いんだか狭いんだか本当にわからん。。。。

3年ぶりのライブの場に我々の自主企画を選んでくれてありがとう、iTiの皆様!

自分たちもそうなんだけど、男性だけのロックバンドって良いよね。それをぎゅっと詰め込んだような人たち、もといバンドだった。

ちなみにかずほくんとあぐには、言われてるほど似てなかった。ワロタ。



油脂の木

#ユーシッシッシッ油脂の木をこのタグで応援するパムよ

ついにroute9初ライブのグレクレ4ぶりに対バンの願いが叶った。
route9を始める前からの友人、我らが天才パームが代表のサークル、油脂の木。

俺、ずっとやりたかったんだよね、油脂の木との対バン。しかも、初ライブの時よりもお互い成長した姿での対バンがしたかったんだよね。本当に念願叶ったなって感じですよ。

ドラムのアキラさんがライブ直前に盲腸で手術になるも、奇跡の復活を遂げて見事な演奏を完遂していた。まるで「別人が演奏しているんじゃないか」ってくらいえげつないドラムを叩いていた。手術ってすごいなぁ。






。。。とまぁ白々しいことを書いたけど、routeSにお越しの皆様はご存じの通り、さすがに術後2,3日で劇的な回復など起こるわけがなく、なんと代打ドラマーでヘルさんが登場した



いやいや、半分石鹼屋じゃないですか?????

※知らない人にも一応説明すると、ヘルさんことhellnianは石鹸屋の現ドラマー、そして、油脂の木Bassのイノさんは石鹸屋の元ベーシストである。


未だかつて見たことがあっただろうか。友達がこんなに手厚いリズム体を引っ提げてライブしている姿を。

あの日の油脂の木は、そりゃあもうすごかった。何層も積み重ねられた年輪で形作られた油脂の巨木だった。なんかもう根本的に演奏力が違うし見えてるものが全然違うんだろうなと思うくらい極めて高いレベルのステージだった。

音源でもヘルさんが叩いてるパラレルとビブリオガールズを音源ままの本家のドラムで聴けたことは、おそらく今後の油脂の木の活動の中でもう起こらないんじゃないかという激レアイベントだったね。routeS vol.1を現地で見れた人は本当にラッキーだね。


実は年明けに既に油脂の木はライブ出演が決まっている。

今年の2月にroute9も参加した明日ryBEATS主催の「さっきみたゆめ」の「7」である。

routeSに来て油脂の木に興味をもったそこの


あなた👈
あなた👉
あなた👇


是非さっきみたゆめ7へお越しくださいませ。



実は俺は油脂の木の曲の中でまだライブでやっていない、是非とも聞きたいなと思っている曲が一つある。

今回のrouteSでは残念ながら演奏されなかったので、

ジゴクダウンヒル回のライブではぜひジゴクダウンヒル演奏しジゴクダウンヒルてほしジゴクダウンヒルい。

ジゴクダウンヒル



route9

やっぱ自主企画なんでね、自分らのライブについても語っていきたい。

主にようかい目線(もしくはドラム目線?)で。



今回自主企画を経て思ったことの一つに、「主催って大変なんだな、、、」というところがとても大きい。

企画当日はもちろんのこと、それまでに箱のスタッフ様、共演者様、との連絡や決定事項のすり合わせなどを行い(ここら辺は代表なこともあって特にあぐにが頑張ってた)、かつ自分のバンドの準備(今回は練習以外にグッズを作ったりしたのもなかなか骨が折れた)も進めなければならず、初ライブでお世話になったGrazy Crazyのヘルさんや直近で出演した東フ3の豚乙女さん、東ラリ2のまによん、がいかに凄いことやってたのか身をもって体感した。

↑まによん、これ生半可な覚悟と行動力じゃ普通できないですよ?





さてせっかくだし演奏した曲の話なんかもしてみようかしら。


①ナイトスケープ

初ライブからやらなかったことが一回もない曲で、全員がいい感じに合わせやすいと口にするナイトスケープからライブは始まる。割と2番目とかライブ中盤でやる曲という印象なのでナイトスケープ開幕はなんだか新鮮な気持ちで叩くことができた。いつもこの曲のありくんのスラップはバキバキにキまっている。

ちなみにステージ上から見た体感ではあるが、この曲をしているときのフロアはだいぶノリノリなことが多い。



②叛逆者

攻撃力と素早さに振った切れ味の良い曲。(マニューラみたい)

コンピアルバム「NO BORDER LINE2」に収録されたこの曲、割と「この曲からroute9知りました!」とか「この曲めっちゃ好きです!ライブで聞けて満足です!」といった感想をちらほら見かける。私ことようかいは「BPMが早いことはとても良いこと」だと思っている(勘違いしている)ので、この曲でやや走ってスネアを連打している時にマシンガンで敵を薙ぎ払うかのような爽快感を毎回得ている。みんなもぜひこの曲をコピーして、走って、バンドメンバーに叛逆してみよう!


↑NO BORDER LINE2とは何か。この動画を見ればわかるよ。



③セカイ系

あぐにとくろが初めて二人でつくった曲。俺はEmotionsが処女作だと思っていたのだけど、後々聞いたらこれが真の処女作らしい。実は今年ライブで演奏したのは1回目である。(これをもって今年のライブでroute9は持ち曲全てやり切った。)最後に演奏したのはグレクレ5の時だったのもあり、あの時と比べて演奏の設計思想をプレイに反映できるようになってきて、しっかりドラムの役割を意識して叩くことができた。歌詞の通り「昨日を通過点にして」成長した自分というものを感じることができた。



④パラレル ver. r9

やらないわけないですよね。だって油脂の木との対バンだもの。

このパラレルという曲は、routeSで油脂の木も演奏していた通り、油脂の木の曲のカバーである。良い意味で油脂の木のパラレルの持つ雰囲気を破壊したroute9という解釈のパラレル。ちなみに俺はこの曲がroute9楽曲の中でもトップを争うくらい好きである。俺以外のメンバーからも練習中に演奏が終わると「パラレル楽しい~」なんて~言~われる~始末~♪。

またこの曲はパームに向けてのリスペクトがふんだんに込められている。ドラムでいうと、(あぐにからdemoもらった時点でもそうだったんだけど、)いたるところにパームの愛してやまない某石鹸屋の某曲のドラムのフレーズを詰め込んでいる。みんなはいくつ見つけられたかな?今一度、ウォーリーを探せを読んでいるかのような気持ちで聞いてみてね☆



⑤Border is Mine

ライブ初披露の新曲です。こちらはコンピアルバム「EXTRAAA!!!」に収録。音源ではサビであぐにとスペシャルゲスト「すずめちゃん(route9のジャケットイラストとかを描いてくれてるギターと歌が上手い友達)」との掛け合いがあるところを、なんとすずめちゃんに代わりrouteS vol.1では私ことようかいが担当。しかもroute9では初のドラムコーラス。歌うこと自体は昔から好きなんですけどね。本当にドラムを叩きながら歌うって難しいんですよ。ただ、いつかはroute9でコーラスやってみたいな、という思いはずっと持っていて、満を持して今回発声と腹筋を鍛え直すところから挑戦してみました。初めの練習ではぜんっぜん声通らなくて焦ったけど、本番は想定よりも上手くできて満足。

↑こちらがBorde Is Mine収録のコンピアルバム「EXTRAAA!!!」



⑥無重力の夢

少し前まではどちらかというと叩くのが苦手よりだった曲。とあるきっかけで手綱を握ることができてからは、思い通りに叩けるようになった。特にギターソロ前でぼこぼこに太鼓類を叩くのが楽しくてしょうがない。ちなみにこの曲のギターソロを聞いて脳を焼かれた人を俺は何名か知っている。今後もそういった人をゆっくりとそれでいて確実に増やしていきたいね。
この曲の2番のAメロ途中でくろのギターと俺のハットを合わせるところがあるんだが、毎回そこでは目を合わしてくれるくろ。これでしばらく最後か、なんて思いながら叩ききった。これにてrouteS vol.1、終演!!!!!!
















⑦Stargazer

アンコールありがとうございました!
まぁ、アンコール前のセトリに入ってない時点で、何やるか簡単に予想できた人まあまあいたんじゃないかなと。

思い入れという観点では、Stargazerを超える曲は現れないんじゃないかと思っている。曲が素晴らしいことはもちろんのこと、俺が人生で初めてドラムのレコーディングをして曲として形にして世に出せた、という点が極めて大きい。今後どれだけ良い曲の制作に関わることができても、満足のいくドラムがレコーディングできても、この曲はずっと特別なんだろう。

あぐにが開幕で「Stargazer!!!!!」って叫んでたの、なんか必殺技の名前を言ってるみたいでカッコよかったね。「マスタースパーク!!!」的なね。

くろを送り出すという気持ちが前面に出てたせいか、スタゲの開幕では過去一で荒々しく叫んだ「1!2!3!」。実はこれ某7/7みたいなバンドのドラマーリスペクトでやっていたりする。
ギターソロでも「くろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」って後ろで叫んでたの、くろ本人は気づいてたかな。

曲の終わりと同時に、頭の中では「route9第一章、完」という言葉がエンディングロールのように流れていた。



終演後は後物販をしたのだけど、ライブがかなり押してしまい闇市場みたいな状態で早急なお買いあげが必要な状況になっていた。物売るってレベルじゃないぞ。

それで終わるや否や、帰宅までのタイムリミットが近づいていたので一人帰路へ。結局帰宅できて寝れたのは日付超えて午前2時過ぎ。それでも習慣というものは怖いもので翌日はいつも通り6時半に起床したのであった。
思い出を振り返るにも翌日に予定があったもんだから浸る暇もなく、今やっと思い出を振り返りながら書いてきたというわけだ。

頭の中を整理しながら書いていると、記憶とともに感情も反芻されていく。何よりも、くろとはこれで同じステージに上がるのが一区切りついてしまうんだなということが、俺の心の中で日増しに強調されている。

俺がroute9に加入するうえで、Emotionsのギターソロに感銘を受けたことも間違いなく要因の1つとなっていて、その要因となった男がいなくなるというのは正直に寂しいものである。そう素直に感じる程度に、俺はしっかりと寂しがり屋だ。

ありがとう、くろ。ライブ前の吉野家でも言ったけど、今後も気楽に遊ぼうぜ。


締め

さてさてこれにてroute9は2024年のライブ納めとなったわけだ。2025年は一体どうなることやら。実は、こんなことをしたい!等の予定的なものとかはそれなりに固まっているのだが、まあそれは2025年になったら言うね。こうご期待。


さいごに チャイナシンバルらしく パシャ パシャン!

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