放課後の相談
~読む前に~
出てくる人の名前は○○○や✕✕✕となっています。自分の当てはめたい方達のお名前を当てはめてお読みください。誤字脱字等ありましたらすいません。
放課後、誰もいない教室で二人の高校生が話している。
○○○「あのさー?私さー?髪切ろうかなって思ってるんよ」
✕✕✕「ふーん…」
○○○「興味ない感じ?まぁ、最後まで聞いてよね!」
✕✕✕「おん。ええよ。聞く。」
○○○「いやね?私さどんな髪型でも似合うスーパーハイパーデリシャス美人だからさ?逆にね?逆に、どんな髪型にするか迷うのよ~」
✕✕✕「あー……いつも髪型凝ってるもんね。今日のその髪もアレンジした感じ?」
○○○「そ!スプレーでやって~いい感じにした!私が観てるドラマでさ、めっちゃ可愛い女優さんがこの髪型しててさ!みようみまねでやってたらなんかいい感じに出来た!」
✕✕✕「へぇ~…」
○○○「んで!まぁ、そんなのはいいんだけど!…ぶっちゃけショートにするかロングにするか迷ってるんよね~今ロングだけどさ?ちょっち切って姫カット?みたいなのにするのもありかな~?って思ってて!」
✕✕✕「へー、姫カット。似合うんじゃない?」
○○○「でもさ、でもさ!ショートの方が…こう…なんて言うの?髪にワンポイントつけたらさ?目立って可愛くなるかな!って思ってんの!」
✕✕✕「あーーうん、まぁそうかも?」
○○○「でしょー! 部活の先輩はさ?ショートの方がさっぱりしてていいと思うって言っててさー?悩むんよね…」
✕✕✕「……………先輩って前に言ってた人?あの背の高い」
○○○「そそ!よく覚えてんね~!マジ、私の話全部かってぐらい覚えてるよねー!✕✕✕は!」
✕✕✕「………そう。てか、先輩がそう言ったならショートにしたらいいんじゃない?」
○○○「そう?…んー?✕✕✕はどー思うの?」
✕✕✕「え?」
○○○「✕✕✕は、どっちがいいの?ロングかショートだったら?」
✕✕✕「別に…なんでもいいでしょ。」
○○○「えー?そう?」
✕✕✕「てか、なんで私に聞くの?先輩がショートにして欲しい、見てみたい、って言ってるならショートにすればいいじゃん。なんで聞いたの?」
○○○「確かに。なんで聞いたのかな?」
✕✕✕「はぁ?」
○○○「なんでだろ?先輩に決めてもらうよりなんて、言うのかな?…………✕✕✕に決めて欲しかったのかも…?」
✕✕✕「あっそ。意味分からん。ほら、行くぞ。早く帰って終わってない課題やるって今日おばさんと約束したんだろ?」
○○○「…んー?あっ!そうだった!忘れてた~!やばぁい!」
✕✕✕「はぁ…そんなことだろうと思ったよ。いいよ、私も手伝うから。」
○○○「本当に!?やったぁ!ありがと!やっぱさ、✕✕✕は!ほんと頼りになる"親友"だよー!」
✕✕✕「………………あっそ。」
二人は教室から出ていった………
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?