私の読みはどうかしている①
絶賛過去を振り返り中のA級公認読手です。こんにちは。
前回は余韻の形について振り返ってみましたが、今回は余韻と間、そして初句5文字を読むまでの時間を確認してみたいと思います。
YouTube読手講習会では「1文字当たり0.2秒くらい」というお話をされていました。ということは、単純計算すると1秒当たり5文字くらい、つまり初句を発声したというくらいまでの時間が大体そのくらいになるのではないか、ということになろうかと思います。
読まれている句が同じではないので公平じゃない感はあるかもしれませんが、1文字の長さそのものに極端な違いは無いと思うので、2012年のデータ以外は序歌からそのままカウントしようと思います。決して同じ歌を探すのが面倒だったとかそういうことではありません(?)
今回は、(現時点から見た)読手生活の前半生・公認読手を目指す前の2012年~2015年を振り返ってみます。
まずは2012年10月から。
余韻 2.844/間 1.179/初句0.823
初句、短っ!?
「よのなかよー」というよりはむしろ「ヨノナカヨー」と表記した方が良さそうな感じでした。こんなに早く読んだら決まり字聞き取ってる余裕ありません。知覚した瞬間には決まり字通り過ぎてるくらいの早さかなと思います。どうかしてんじゃないかというくらい生き急いだ読み方してます。
余韻はチョイ短い感じでしょうか。減点ギリギリの感がありますが、間と合わせておよそ4秒になってるので、ここの部分については大目に見てもらえそうな気もしなくはないです。
2013年10月を見てみます。
余韻 2.436/間 1.218/初句1.269
ちょっとー!余韻余韻!!
2.4秒台って何なん!
しかも大根型です。短い上にろくなフェードアウトも無いままブツ切れという最悪な展開です。ケータイの電波が途切れたかの如くに途中で切れてるような感じで、完全アウトですね。たまたま、間が長く取られてますが、それでも合計して4秒に足りません。
初句は2012年と比べて突然のゆったり目。何があったんでしょうか。余韻でどうかしてるレベルの生き急ぎ感があった分をカバーしてるのでしょうか。決まり字自体は余裕を持って聞けそうではありますが、余韻のおかげで台無しです。
少し間が空いて、2015年10月に移ります。
余韻 2.718/間 1.087/初句0.959
だから、余韻余韻!
おかしいなぁ、私こんなに余韻短い人だったっけ???と思うくらいにびっくりするほど短い。序歌からこんな調子では不安しかありませんね。
間と初句を読み上げる時間的には問題ない程度のタイムかなという感じがします。初句は少し早めなので、余韻と合わせてもまだどうかしてるんじゃないかと言いたいくらい生き急いだ読みをしてるなと思います。
ここから公認読手を目指していく私はどうなって行くのでしょうか。
2016年~2019年は次回お送りします。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
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