いちハガキ職人(メール職人)の端くれだから言いたい事(本年最後の更新)
私もハガキ職人、今はネタ職人(メール職人)としてラジオに投稿して
約24年になります。いちネタ職人として言わしてほしい事を言わせてください。
ハガキ職人の端くれですが、ハガキ職人から芸人、作家さんになって売れるというケースは稀です。
代表をあげるならバカリズムさんや麒麟川島さん、カベポスター永見さんなどがいます。
本当にテレビやラジオなどに引っ張りだこで売れている皆さんも面白い。
そして大喜利をやらせても司会業、ひな壇、パーソナリティなど全てにおいて
面白く番組を進行できるスキルを持っている。そして何より運が良かった。
インタビューされた芸人さんもファミ通で活躍したハガキ職人。そこから
プロの芸人になったけど。だからといって売れるとは思わない。
これって彼のみならずラジオに大喜利を出しているメール職人たちに言えること。
まあプロになる前には自分は、人気芸人さんにハマっているからと過信を抱いてしまう。
それを持ってプロの世界に入ってから本当の大変さを知ると感じる。
何せ地方にもよるが東京のラジオは作家さんが付いているから
必ずではないが作家さんという「フィルター」がある。これを通過したものが
芸人さんに行き渡り、そこから選別されて採用と言う形になる。
自分は今まで全国区のラジオに出したのは数少ない。
理由はあるが社会人だから仕事に支障を利かす事はしない。
今はradikoにタイムフリーで聴けるがひと昔前は、そういった機能もなく
タイマー予約で録音するしか方法はなかった。今ならできるかもしれないが
そこまでラジオに投稿して名声をあげたいという気持ちもない。ただ20代の頃はあった。
有名になって芸人や作家になって売れっ子になりたいという気持ちもわかる。
ただ、大喜利がうまいから芸人になれるという保障はない。むしろ
大喜利しか能の無い、大喜利しか取り柄のないネタ職人は多くないはず。
今回の記事に取り上げられた芸人さんはハガキ職人時代から名前を知っている人。
彼もある意味ラッキーで記事に取り上げられてアメトーーク!でプレゼンできたのも運が良かった。
彼は応援したい。だけど応援したくない同じネタ職人からプロの芸人になった人もいるけどね。苦笑
結局、何が言いたいのかと言うと。
己のネタを過信し過ぎてプロに転向したときに痛い目に遭って洗礼を浴びないように言動を取ってほしいと願っている。
これにて2023年のnoteは完了となります。散開!?
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