やり遂げた先のどんぐり
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結局、この時の期限は守ることができなくて、そのことでさらに自分を追い詰めた。
ここらへんから私の精神状態はずっとグサグサで、ちょっとした刺激で号泣できるレベルに病んでいた。
大の大人がいつでもどこでも泣いていて、全く心が追いついていなかった。
その後、事態が勝手に急展開したおかげで、踏ん切りもサクッとつけることができた。
長かった。
この出来事で分かったのは、世の中には色々な人が存在するということ。
自分の理解できる範疇を超えてくる人もいて、その人のことはこういう人だと理解はしつつも考えには全く同調できない。
そして、同調できそうな考えの人でも、自分の考えをそれに沿わせることもないし「うちはうち」というスタンスでいるという強さを持てるようになった気がする。
全て乗り越えた現在、というか今日。
やっと心が落ち着いた。
子どもが道でたくさんどんぐりを拾った。
木から大きな葉っぱが落ちてきて、それをもう片方の手に持った。
そして、両手を握りしめたまま、漫画のように転んだ。
しっかりと握られたままの葉っぱとどんぐりを笑顔で眺められる余裕をありがとうと、つい先日までの私に感謝を述べたい。