ソロキャンに行くたび「もう行きたくない」と思う4つの理由と対策
私は要領が悪いタイプなので、余裕しゃくしゃくな表情でソロキャンを成し遂げるキャンパー各位を羨ましく思います。
このnoteでは、私が「ソロキャンなんて懲り懲り!」と思う理由を対策と共にご紹介します。
「ソロキャンに行ってみたい!」と夢をお持ちの方は、私の二の舞にならないよう、少しでもご参考になれば嬉しいです。
また、もしベテランキャンパーの方がいましたら、より良い対策方法をご教示いただきたく、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
補足:大前提としてご自身の安全は確保してくださいね。
私は女性専用エリアのあるキャンプ場のみ利用していて、管理棟も近く24時間管理人さんがいるので多少は安全です。
荷物が多いし重い
グルキャンと異なり、「焚き火台は持ってくから、テーブルはお願いね」といった分担ができないので、必然的に荷物が多くなります。
さらに、弱小徒歩キャンパー(私)の場合、装備は重りとなって我が身にのしかかってくるのです。
正直、この「荷物が多くて重い」だけで行きたくなくなります。笑
現地でレンタルするなら心配不要ですが、私の場合ダイソー商品1つ買う時ですら吟味してしまうような金銭感覚なので、極力使わなくていいお金は使いたくないのです。あとこのご時世なのでレンタル品に抵抗があり。
そんなわけで、だいたいこうなってしまうんですよね。
対策
悪いこと言わないのでオートキャンプ場(=車で乗り入れできるキャンプ場のこと)で車中泊を楽しみましょう。
または、大人しくキャンプ場でレンタルしましょう。
最近はキャンプ場までキャンプ用品を届けてくれるサービスも。→ hinata レンタル
※筆者はhinataと一切関係なく、単純に良いサービスだと思ったのでご紹介させていただきました
焚き火が捗りすぎる
「火を眺めるの落ち着くよね〜」なんていい話ではなくて、効率よく燃やさないと消灯時間までに薪を燃やし終わらないのです。
消灯時間から逆算して、ちゃちゃっと設営を終え、まだ明るい時間帯から焚き火を始める必要があります。
1束燃やし終わらないとどうなるかって?帰りの荷物が増えるだけです。
弱小徒歩キャンパー(私)、それだけは絶対に避けたい……
この「燃やし終わるのか?」というスリルがまた心を削ります。
(車があって、湿気が少なく薪を保管できるスペースが自宅にあれば心配不要です)
私のしくじり話があって、初めて徒歩キャンをしたとき、何を血迷ったか「荷物を軽くするため小さい焚き火台を持っていこう〜」と思い立ったものの、いざキャンプ場についてから「あれ?これで薪1束燃やし切るの無理じゃない?」と気付いたのです……
結局この時は焚き火をせずに帰りました。
対策
脳死で薪を燃やし続けられるよう、先に薪を鉈でいい感じにしておくようにしてます。
余った薪を別のお客さんに譲るコミュ力をお持ちの方はそれも良いでしょう。
「そもそも焚き火しなければいいじゃないか」って?したいじゃないですか、焚き火。
食べすぎる
女性専用エリアが用意されているような人気キャンプ場は、大体はファミリー層やリア充グループ向け。
近くのスーパーに食材を買いに行っても、おひとりさま向けの単位で売られてないのです。
買うとあるだけ食べてしまうものですね……
前回のソロキャンでは、すき焼き2人前と白米1合を平らげ満腹感に苦しみました。
対策
わざわざ自宅で小分けにした食材を持っていくのは面倒なので、ここは潔く体重増加を覚悟しましょう。
私の場合、いまや好きなものいっぱい食べたいがためにソロキャンに行くと言っても過言ではありません。
さぁ皆さんご一緒に、キャンプはチートデー!
呑みすぎる
本拠地の設営が終われば、まぁまぁ暇なので(温泉や散歩行きたいけど盗難が怖い)、つい長々とお酒を呑んでしまいます。
「大人になると、お酒は量じゃなく時間で計るものだ」と山口瞳がエッセイに残していますが、その感覚を私もソロキャンに行くようになってから学びました。
ダイエット中の身で、お酒の呑み過ぎなんて言語道断。でもつい飲んでしまう背徳感がたまらないのがソロキャンです。
ちなみに私の定番は、ちっちゃい獺祭1本買って、消灯までに空けること。次の冬はメスティン使って熱燗セットを作ってみたいと思ってます。
対策
お酒を呑むのは楽しいことなので、せめて酔い潰れてもすぐに暖かくして寝れるよう、寝床の準備を済ませてから晩酌を始めましょう。
冗談のようですが、命に関わる大事なことです。
まとめ
「疲れた!もうええわ!」と半ギレで家に帰るのに、2週間後にはキャンプ行きたくなるのは本当に不思議です。
「めちゃくちゃ楽しかった〜!」という出来事や体験は正直、本当に正直、あまりないのにね。
「次はこのギアを試してみたい」「この料理作ってみたい」などの好奇心に突き動かされているだけなのかもしれませんが、私にとってはそれこそがソロキャンの醍醐味です。
数々のストレスはあれど、好奇心がストレスを上回る限り、私はソロキャンに行き続けるのだと思います。
大人の皆さん、どうかご安全にソロキャンライフをお楽しみください。