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4th新規によるテニミュ初見感想⑥四天宝寺編

4th新規によるテニミュ過去作感想、第6弾は四天宝寺です。時系列順に見るのであれば比嘉と全国氷帝が先なのですが、同2作の1stが中古を買わないと見られなかったため先に四天宝寺見ました。ちなみに比嘉と全氷もDVD届いたので後日感想書きます。
 
これまでの感想記事はこちらから↓


1st〈ミュージカル『テニスの王子様』The Treasure Match 四天宝寺 feat. 氷帝 Ver.青学4代目VS四天宝寺A〉〈ミュージカル『テニスの王子様』The Treasure Match 四天宝寺 feat. 氷帝 Ver.青学5代目VS四天宝寺B〉

四天宝寺がダブルキャストなのは知っていたのですが、青学も4代目・5代目が同時出演していたのは知りませんでした。4代目は初代と同じかその次くらいに歌が安定してる。みんな大人っぽく見えるのは最後の公演だから? 菊丸のお兄ちゃんみがいい。テニミュの人気が拡大してオーディションにも逸材が集まりやすくなったとかってあったんですかね?

一番衝撃だったのはS3。新テニの良き先輩/良き後輩キャラの白石が自分の中では印象強かったので、久しぶりに浴びるカッコイイ属性の白石に面食らってしまいました。とにかく「エクスタシー」が名曲。少しタメを作ってからあのイントロに入るのが本当に痺れる。「あれもトリプルカウンターのひとつ……」「返された!?」から歌に戻るスピード感が最高。

S2は"何度も客席に吹っ飛ばされるタカさん"という二次元的表現を、タカさん自身のタフさを強調することで再現していたのが印象的でした。Aの哀愁マシマシ歌うま亜久津が新機軸で面白かったです。


2nd〈ミュージカル『テニスの王子様』青学vs四天宝寺〉

個人的に7代目青学初見。桃城の"ガチでこういう先輩いる"感がすごい。不二は熱血寄り。手塚の首が長くてきれい。

ラブルスは2ndが一番ナチュラルで好き。白石は年相応。オサムちゃんの卒業式見ながら「年齢の近い顧問がいる部活ってこういうノリだったのかな」とか思ったりしました。


3rd〈ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学vs四天宝寺〉

序盤のお客さんとの絡み、自分だったら相当ビビってしまうんですが当時はどんな反響だったんでしょう……?
 
個人的に10代目青学初見。不二に既視感あると思ったら正月にかるたで拝見してました(※)。白石はクール特化。四天宝寺には小石川が追加。青学も氷帝も同じ9人ですが、四天宝寺はガタイのいいキャラが多いおかげかより迫力を感じます。
 
一球勝負は3rdが一番好き。リョーマと金ちゃんにシンメ感があると嬉しい。<こいつの無意識のカンが俺を追いかける>と<あいつの集中力がまとわりついて気色悪い>の対比がいい。


全体を通しての感想

メディアミックスの面白さを実感できた公演でした。無印は全国大会編から本格的に能力バトル路線へと舵を切るわけですが、実際の人間が演じると自然とヒューマンドラマの側面が強くなるんだと感じました。D2後に海堂・桃城が不二を激励したり、S2後にレギュラー全員がタカさんを称賛したり、四天宝寺戦は青学の絆がフィーチャーされる場面が多いので、よりリアル志向に感じたのかもしれません。

テニプリにハマり始めた頃、原作でもアニメでも出番の少ない財前がなぜ人気上位なのか不思議に思っていたんですが、今回初めてテニミュの財前を見てみて納得しました。かわいい。癒し。そこにいるだけで価値がある。ベンチシステムの功績。もちろん同人等の影響もあると思うのですが、原作の四天宝寺戦終了から舞台化までが一年半強と他に比べて短かったので、2.5次元化の恩恵は大きかったのではないかと勝手に考えています。このあたり当時のムードもっと調べたいです。

ラブルスはディスコな装いで登場したり、2人を表現するワードがホモ→ゲイ→ピンク/ゴールデンラバーズと変化していったり工夫の形跡が見られた一方、桜乃(なのか?)の扱いは3周とも茶化したような感じでうーんとなってしまいました。青学と四天の邂逅シーンは、馬上テニスほど桜乃が関係してくるわけではないので、3周ともなぜあそこまで桜乃の存在を死守したかったのか謎。このあたり4thだとどう表現されるのか、今から楽しみです。


※歴代テニミュキャストが激突!「テニミュかるた」大会
https://www.youtube.com/watch?v=K2QxGuIyjo0

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