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ドイツ日記 1日目 🇩🇪


日本から約25時間かけて来たドイツ。
(Skyscanner でチケット購入。)

ドイツ語も英語もできない私は、
入国審査はいつも相手に頭を抱えさせるほど会話が成立しない。
本当に申し訳なく思う。

VISAの取得も何もかも自分でしている私は、
まだ住めるところが確定していない。

8日間だけ住める部屋を見つけて決まったのも2日前のことである。
(MixBで見つけました。)

今日この日まで水が1日どれだけ必要なのかなんて考えなかったし、
8日間でトイレットペーパーをどれだけ使うのか分からなくて使う時何回紙を巻いたかなんて数えなかったし、
風呂場のカーテンのフックが壊れてデポジットの3万円が飛んでいくんじゃない、
今日が命日か、と思うほどに落ち込んだこともなかった。

ペットボトルの開け方、
扉の開け方に30分から1時間も時間を使ってしまって。
(ペットボトル=回す型と蓋、蓋を開ける型
 ドア=押しながらか引きながらで2周ほど回す。止まったところで扉開ける)

何も知らないから不効率なことばかりしている。

このドラえもんのような機械(スマホ)を手にしても
それを使う者の知能が高くなければ
仕方ないらしい。

今日は疲れた。
体も脳も精神もへとへとだ。

1人になりたいと願って此処に来たのに。
地獄の世界にいるようだ。

あぁ、そうか。
まだみんなが居たから
少しだけ寂しがらずに居れたのか。

誰も居ない此処には
君への恋しさが強すぎる。

1人の寒さが、痛すぎる。

自信がなかったのだ。
本当に。

ルームメイトが居なくて良かった。

1人で少しは泣ける。

私には何もなかったのだ。
君への想いだけだったのだ。
君を探すことしか
君に会いにいくことしか。

君をただ、愛することしか。
できないのだ。

君を探しながら、
家を探しながら、
明日もドイツで生きている。

きっと。



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