【第2回 なにものゼミのリアルに迫る!】
今回、株式会社WOWOWの太田慎也さんの講演を聴かせていただき、太田さんのこれまでのご経験や、障害を持った選手の方々との向き合い方を学ぶことができました。
太田さんの講演の中で、「障害は私たちの意識の中にある」、「人生が輝くかどうかは、『自分』次第」という言葉が非常に印象に残りました。誰しも、パラリンピックと聞くと「障害」というイメージを最初に持ってしまい、「かわいそう」と同情の目で見てしまっていた部分もあったのではないかと思います。また、太田さん自身も取材を始めた当初は、車いすの方や盲目の方とどのように話をして良いか分からず、気まずさを感じてしまっていたというお話がありました。
しかし、太田さんのお話を聞き、料理が下手、字が汚いというように、目が見えない、手が不自由、足が不自由というのは個性なのであり、なんら私達と変わらない存在なのだと実感しました。私達の意識が変われば、様々な場面で生きづらさを抱える人々が少しでも生きやすいと感じられる社会になるのだと改めて考えさせられました。
また、今回の講演を通して、パラアスリートの皆さんのように、そして太田さんのように物事を前向きに捉え、自分に自信を持って強く生きようと感じました。
非常に貴重なお話を伺うことができ、大変嬉しく思っております。ありがとうございました。