食道アカラシアと診断された話し
ここ数年、胸痛と食べ物の飲み込みづらさに悩まされてきた。
これまで色々な病院で診てもらったが、診断はいつも異常なし。
狭心症や逆流性食道炎が疑われ、出される薬は効果なし。
症状に変化がないことを伝えると精神的なものの可能性が高いと言われる。
こんなことの繰り返しで諦めそうになっていた。
そして今回やっと「食道アカラシア」という診断がついたのだ。
これまでの道のり長かった。
食道アカラシアとは
胸痛は思えば8年程前から、突然苦しくなる。
苦しい前兆がきたら水を飲めば治るが、運が悪いと1〜2時間苦しい。
苦しみが早く治まれと念じて耐える。なんとも辛い時間。
飲み込みづらさは2、3年前から、最近は特にひどい。
食べ物が喉に詰まり食道を通っていかない。
いつも大量に水を飲み流し込んで食べるが気持ち悪くなり吐く。
コロナ禍で人と食事をする機会が減ってよかった…と思ったりもする。
今回の胃カメラで分かったことは食道がかなり細くなっていること。(写真右)
通常は左のように隙間があるが、私の食道は途中から右のようになっている。
食べ物が詰まる原因はこのせいらしい。
今まで何回も胃カメラをしたが、専門的な病院や知識がないと見逃されることが多い。
病院選びの大切さを実感した。
そして食道アカラシアの治療のため「POEM(ポエム)」という手術を受ける。
無事に終わり食べ物が普通に飲み込める生活がしたい。