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疲れている時はリッチなものが欲しくなる。

本屋に入って雑誌をぱらぱらめくりながらフラフラしていたんだけれど、『婦人画報』がなんだか異常に面白く感じられたので買って来てしまった。

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(↑ 中を撮らせていただいた。なにこれ素敵。)

これを書いている時点で私は20代なのだけれど、『婦人画報』は年代でいえばaround40以上が読者層だそうだ。

雑誌そのものは、一言で言えばハイエンドでリッチな内容。買ってきた11月号は和服がメインテーマだったが、重厚感のある絢爛な写真がちりばめられていたせいでそのままレジに持っていってしまった。

疲れている時はリッチなものが欲しくなる。だからこの行動は正しい。

読んでいるだけでリッチな気分になれるのだから安いものである。

そしてリッチな気分になるとセレブの余裕が憑依するのか、気持ちがおおらかになってくる。「小さな事で悩まないんです私」みたいな感じになってくる。

ちなみに毎月1日発売らしいから今月号は明日には店から姿を消してしまう。だったら買うしかないだろう。

渋い和服は眺めていて飽きない。蒔絵も然り。

京小物なんて、見ているだけで姫様気分になってくる。

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(↑ もう1枚撮らせていただいた。ホント素敵。)

で。話を元に戻すが、家に帰って来て現在進行形で『婦人画報』をめくっている。

ゆっくりじっくり眺めている。

こういう絢爛豪華な服を着た女の子とかをがっつり描けたら、私、最強になれるのになぁとか思いながらめくっている。これはもう妄想家の性(さが)だと思う。

素敵チックな服を見つけると格好良く着こなしている自前のキャラを想像してしまうし、素敵チックな楽曲を聴くと架空のアニメのOPを想像してしまう。もちろんアニメの原作者は私である。

ああ。妄想がはかどる。

だだもれる。

どっぷり浸かった気分のまま、母親に「着付けができるなら教えてよ」と言ってみたら「いいよ」と言ってもらった。お蔭で今とても気分が明るい。

ここ最近、あまり関わりのなかったジャンルに対する知識欲が半端なく高まっているので、この際突っ込めるだけ突っ込んでいきたい。着付けも、料理も、旅も、ライフハックについても。

はあ。

ところで、

来月末に新しい単行本が出ます。

現在、書店さま特典のイラストを作る期間真っ只中なのですが、妄想が忙しくて仕事が手につきません。

ちゃんとやります。

ええ。ちゃんとやりますとも。

さて、

お酒でも飲むか。

ここまで読んでいただきありがとうございます。多忙につき個別の返信はできませんが、それでもいいよって言ってくださる方、サポートしていただけると大変嬉しいです。