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勝手に言ってろ。

基本、それほど自宅から出なくても成立する生活を送れてはいるのですが、どうしても電車に乗らなくてはいけない用事ってのが、月に一度か二度、発生したりします。

で、その際になぜかいつも私の両隣だけ、極端に人が座りません。

最初は「私、もしかして汗臭いのかしら」とか思って。

出かける前に入念に匂いチェックをするようにしたのですが状況は変わらず。

続いて「目つきが悪いから威圧的に見えるのかしら」とか

「服装がダサいから距離を取られているのかしら」とか、色々な原因を考えましたが、

最終的に「私の守護霊が両サイドに陣取っていて、ソーシャルなディスタンスを確保しているから誰も座ることができない」という妄想が適用されて、この問題は自然に解決されました。

ウチの守護霊、過保護なんですよ。

お目にかかったことないんですけど。

…。

私は何の話をしているんだ?



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名仁川るい(ナニガワルイ:成人向け漫画家)
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