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骨の髄まで感じ切って眠れ。

…今日はいつもと様子が違うnoteになっているわ。

様子っていうか
口調が違うってだけなんだけれど。

その上で、『罪悪感』の話をさせて頂戴。

というのもね

私自身が罪悪感で疲れたから、この文章を打ち込んでいるワケなのよ。

…詳細は省くけれど、私の預かり知らないところで長らくトラブルが起きていたのね。

で。私はそのトラブルの詳細を最近になって知らされたのよ。

私はそのトラブルが起きている場所に、直接関わりを持った事はないんだけれど。

でも間接的に、私はその渦中にいる人達に苦労をさせていた事を知ったの。

…正直、かなり落ち込んだのね。

というより、現在進行形で落ち込んでいるのね。

なぜかと言うと、その渦中の人たちは今も渦中にいるから。

私がやるべき事を終わらせないうちは、その問題にメスを入れられないらしいのよ。

しかも私のやるべき事っていうのは、来年の上旬まで続く予定なの。

「それまでその人たちは、現状維持を決め込まなきゃならないんだろうか」って、

そう考えたら胃腸が荒れ始めて、身体の至るところに発疹が出るようになってしまった。

『罪悪感』による心労。

…でもね。

自分で言うのもアレだけど。

はっきり言って、私は悪くないのよ。

というより。そのトラブルに関係のある人たちはほぼ全員が被害者なの。

原因は別のところにあるんだけど。

でも。その原因をどうにかするには、まず私が自分の責務を全うしなきゃならない。

私以外の人達も、それぞれ自分の責務を全うする必要があるの。

それが完了するのが、来年上旬。

しかも、私がやるべき事ってのはどんなに早く終わらせたとしても、手続きの関係上、完全に完了するのはやっぱり来年上旬になっちゃうのね。

……。

ちょっと精神的に疲れたワケよ。

かといって「何も知らずに過ごしたかった」とは全く思わないの。

事情を教えてもらえて良かったと思っているわ。

もし何も知らされないままにされていたら、逆に悲しんだでしょうね。「何で教えてくれなかったの」って。

身近な人にこの出来事について相談したら

「そんなに気負わなくてもいいんじゃない?」って言ってくれたけれど、

自分の力が及ばないところで

問題が解決されないままである状態がどうにもモヤモヤしてしんどいの。

…でも。

例えばこれが、5年くらい前の私だったら、もっとオロオロしていたと思うのよ。

どうしようどうしようって

今以上にハラハラしていたと思う。

じゃあどうして、今は昔よりマシになったかっていうと

罪悪感の緩和方法をそれなりに覚えたからなのね。

…『罪悪感を消す方法』ってのはね、

『うんざりするくらい罪悪感を感じきる。』

これに尽きるのよ。

「罪悪感を消したいのに、感じきるってどういう事よ」って思われるかもしれないけどね

そもそも、沸き上がってくる感情を消そう消そうとしている間は、絶対に消えないものなの。

「シロクマ実験」と同じよ。

実験参加者たちを3つのグループに分けて

それぞれのグループに、シロクマの1日を追った同じ映像を見せるの。

そしてその後、

グループAの人たちには、「シロクマのことを覚えておいて」と伝える。

グループBの人たちには、「シロクマのことを考えても考えなくてもどっちでもいい」と伝える。

グループCの人たちには、「シロクマのことだけは絶対に考えないでください」と伝えるの。

しばらく経ったあと、実験参加者たちに映像について尋ねると、

最も映像について詳しく覚えていたのは「絶対に考えないで下さい」と言われていたグループCの人たちだった。っていう

そういう実験結果があるのね。

失恋して、その人を忘れよう忘れようとしている間は絶対に忘れられないのと一緒。

嫌いな上司の事に限って休日にまで頭をよぎるじゃない。

だったら逆張りする他に、方法は無いワケよ。

嫌気がさすまで、その事について考え続けるの。

そして、考え続けていくと、

ある時を境に、感情に変化が出てくるハズなのよ。

「…なんで私が、こんな嫌な気分にならなきゃいけないのよ」って。

身体がムカムカして

腸(はらわた)が煮えたぎって

『逆ギレ』が始まるハズなのね。


…この逆ギレが始まったら喜んでほしいの。

なぜならそれは好転反応だから。

落ち込んでいる時よりも、逆ギレしている時の方が、人はエネルギー状態が良好なのよ。

つまり、身体が回復してきている証拠なのね。

かくいう私も、

今逆ギレの真っ只中なのよ。

罪悪感を感じながらも、逆ギレしているの。

今回のnoteもさ、

「なのよ」とか「なのね」とか、そういう語尾を使っているじゃない?

これもなるべく文章をマイルドにさせたくて、こんな語り方をしているだけなのよ。

今、一人でブチギレてる真っ最中なの。

人と話す時は穏やかにしているのよ?

だけど内心キレまくっているの。

気を抜くと語気が荒れそうなのよ。
だからこんな話し方をしているの。

でもね。

自分でも、「これは回復してきている証だ」って解っているからそれほど苦しくはないの。

「やっと逆ギレできるようになった。」

「よし。」

みたいな気分だったりしてるのよね。


これはいろんなところで使われている例え話だけどね、

貴方の家族が病気で入院したとするじゃない。

で。貴方はこまめに病室に顔を出すワケなんだけれど。

その入院してる家族に、ある日憎まれ口を叩かれたのね。

「お前は好きなモン、たらふく食えて良いよな」

「俺はろくなモン食わしてもらえないから羨ましいよ」

みたいな感じで。

入院生活でストレスが溜まると、そういう事言ってきたりする人、いるじゃない。

でも。そんなこと言われても

別に貴方は、悪くないじゃない。

貴方が直接その家族を病気にしたんじゃないんだもんさ。

だから、貴方は悪くないんだけど、

なんかその言葉がチクリと刺さって、変な罪悪感を覚えてしまったりするワケよ。

「家族が満足に食べられないなら、自分も食事の量を控えめにした方がいいんじゃないのかな」って。

でもさ。

その罪悪感って、ぶっちゃけいらないのよ。

抱かなくていいの。

本人の前で、これ見よがしにむしゃむしゃ食べなきゃいいだけの話。

その人の機嫌が悪い事と、こちらがご飯を食べる事は直結しないし関係ないの。

貴方はその家族の眼につかない場所で、ちゃんと食べとくべきなのよ。

…というかさ、

というかね、

人が病気になった時、身の回りの人間はいつも以上にエネルギーを使うワケよ。

だからむしろ、いつも以上に美味しい物を食べた方が良かったりするの。

貴方が常日頃から食べ過ぎなのなら話は別だけど。

元気じゃなきゃ、そもそも誰かの看病なんて出来ないんだから。

病人のテンションに合わせて生活していたら、こっちの元気までなくなってしまう。

かえって病人が増える勢いになってしまうのよ。

だから。美味しい物を食べたり、行きたい所に行って気分良く過ごす事に、罪悪感はいらないの。

だってチャージは必要だもの。

こちらの元気を病人に分けてあげられるくらい、貴方はチャージしていた方がいいの。

本来必要の無い部分に、私たちは罪悪感を感じがちだったりするのね。

私も今まさにそんな調子なのよ。

だからこのnoteは、私が私に向けて書いていると言っても過言じゃないの。

あのね

周囲の影響で不都合な気分に浸っているのだとしたら、まずは好きなものを食べて、リラックスを徹底するといいわ。

食欲がないなら笑える動画を観るのも良いわね。

何を観ても笑えないなら、せめて、見ていて気分が落ち込むものを視界に入れないようにする努力をする事ね。

それでも、

それでも気分が晴れないなら、敢えてドップリ落ち込んでしまいなさい。

逆ギレに転じるまで落ち込むの。

そして逆ギレが始まったら大いに喜んで頂戴。

気が済むまで心の中で逆ギレして頂戴。

そして。逆ギレする事に飽きてきたら、また喜んでほしいの。

「くだらない事に時間使っちゃった」

「あー馬鹿馬鹿しい」って。

そう思えてきたら、

もう大丈夫なの。

身体に溜まった感情を使い切ったから

精神はかなり正常化してきているハズよ。

たとえ貴方自身が、そう思えていなかったとしてもね。

あとは…、そうね。

…、

爪でも切ってさっさと寝ることね。

メンタルが疲れ切っちゃうとさ、

歯を磨くのが精いっぱいだったりするじゃない?

でもそういう日って、『歯を磨くだけで及第点の日』だからあんまり気にしない方がいいわよ。

自分の身体に生産性を取り戻すには、

生産性の無い時間を過ごすことも必要なのよ。

…虚弱体質の言い訳に聞こえるかしら?

でもね、

自分の身体で実証済みだから、

私にとってこれはホントにホントなのよ。



ーー



…この話し方、思いのほか文章が綴りやすくてびっくりしたわ。

私個人の人格からは、かけ離れた話し方だけど

たまにはこういうのも良いかもね。


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名仁川るい(ナニガワルイ:成人向け漫画家)
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