【交換note】故きを温ね新しきを知る
ごきげんよう
お富です。
いしげさんの昨日のタイトルで私も高校生の時に覚えた長台詞を今でも覚えているなぁと思いました。
成井豊さんの「TWO」と言う作品のヒロイン役でした(高校演劇で私しか女子がいなかったのでのヒロイン役ですよあしからず)
こちらでダウンロードできるみたいです↓
「ありがとう」の意味についての長台詞で、この台詞を発した時のスポットライトの景色は今でも思い出されます。なんか降りてきたーって感じ。
お芝居の面白いところって、なんか真っ白になれるところかなぁって思います。真っ白になれない時ももちろんあるんですけど←
何も考えないで、自分と役どころの感情がちょうど動いた瞬間っていうのがなんか気持ちがいいなぁって思います。
もう本当に人と舞台を立つなんて、久しぶりなのでなんだかどんな感じやっけ??って思いますけど、やっぱり作品と向き合える時間は稽古の中にあって、本番はその作品の中に改めて入り込める時間な気がします。
今回は、その向き合っている時間ですらも動画やSNSで公開しています。
お客様には、こんな感じで向き合っていますっていう準備段階から、
じゃあ、一緒に物語の仲間で入りましょうかという二段階で楽しんでいただけるのではないかなぁって思います。
さてもう一つのお題
「好きな映画の好きなセリフは?」
ちなみにいしげさんのやつはわからなかった。奢ってもらえない。
映画はそんなに詳しくありません。まぁまぁみる方だとは思うのですが、
悲しいもの・グロテスクなもの・怖い系は、小さいころから兄の影響で(強制的に)観させられたりしていたので、基本嫌いです。
中学生くらいから、近くのレンタルビデオ屋さんに行っては、B級映画コメディとかに行っては色々借りていた覚えがありますが、新規開拓はあんまりしません。今も、Netflixとかの動画サイトで昔観た作品を何度も何度も流し見しています。
そう、昔から何回も何回も同じものを見るのがどうやら好きみたい。
本当に、何十回と同じものを見るのが好きな私ですが、台詞と言われたてすぐに思いついたのはこちらの作品
恋に破れた2人の女性同士が、家や車を交換する“ホーム・エクスチェンジ”を試み、人生を開花させていくラブストーリー。
誰も死なないし、発砲シーンも、幽霊も出てきませんが泣ける。
余談というか、今思い出したけど昔の元カレがすげぇホラーとかスプラッタ系が好きな男で、でも私も彼のことを理解しようと思って、一緒にビデオを借りて観たのですが、マジで無理で途中で止めてやめたという最悪な思い出が思い出されました。映画の趣味が合わないカップルさん。
合わないもんは合わないままでええんやで。共有の強要ダメ絶対。
はい、話に戻りますね。
まぁ、何がって、キャメロンは可愛いし、ジュードはロウしているし、ケイトもジャックももう!って感じでみんな好きっ!ってなります。
少しネタバレになりますが、チェンジした先の家で出会った、元映画脚本家の孤独な老人にケイトは出会います。
そこから、彼女は今までの不毛な恋愛をしてきた自分と向き合い新たな自分との出会いが始まるのです。
彼女は彼女自身の人生の主役だったことを気づき始めます。
それまでの、彼女はまさに「埋もれている」
ダメな自分をダメだと思っているので、もっさりしてるんですわ。
でも、ラストシーンの彼女、まじ、キレイ。ケイト。え。キレ。ってなるんですよね。
私の好きな台詞は、パーティーに招待されたご老人とケイト
ケイトがご老人の家に迎えに行くと、お花のコサージュを用意してくれていました。「昔はデートの相手に花を贈る習慣があってね。でも古くさいだろうから付けなくてもいいよ」と
そしたら、バチクソキレイなケイトは、
「I like corny. I'm looking for corny in my life.」
直訳しちゃうと、意味不明なんですが超かっこいい。
故きを温ね新しきを知るという言葉がしっくりくるなと思います。
古臭い・古風・田舎臭いと言ったことが、実は人生を豊かにしてくれて、大切なことを教えてくれたりするものだと思います。
着物の世界では、新しいものが生まれて新しいことがどんどん行われています。けれど、先代がやってきたことを辿ることが実は着物を知る一歩な気がします。
まだその端くれにもいない私ですが、着物のことを楽しんでもらえるように今回のお芝居の中で着物の所作についてもいろんなことを知ってもらえるよう、お稽古していけれたらなと思います。
ちなみに!その前身としてこの動画は作っています。
今一度ご覧になられてない方は是非!
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ふんわりお題
たかつさんに
「京都の好きなところと嫌いなところは?」でお願いします。
ちなみに私は、「小さくまとまっているところと境目が厳しいところ」
昨日たまたま、京都人の特色について、議論を醸して面白かったので。
京都はほとんどの場所は、自転車かバスで行ける範囲なのが結構いいなぁと思っています。嫌いというか苦手なのは、それぞれの地域でめっちゃ京都ブランド意識を持っている人が多いなぁと思います。常々思う。
そうゆう人に会うと、面白いなぁ。って思います。でもこれって京都だけじゃなくて、どの地域にもありそうだけど。ふふふ。それではまた。
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