『初夏の不思議』映像制作裏話
どうも。
イシゲです。
クリスマスもすぎ、年の瀬でお忙しくしていますでしょうか。
突然ですが、わたしは積み重ねるのが苦手です。
瞬間瞬間にどーん、と爆発して、次への糧はあまり残りません。何事においても。
それゆえに逆算も苦手です。
ふんわりとゴールを定めてもそこまでの道筋や設計図を綿密に組むことができません。一度通った道でも。
身体的な事であれば、身体が勝手に覚えてくれていたり、何故か蓄えている妙な雑学や脳の回転が半端に早いお陰であんまりそうは見られませんが、基本的に無計画で出たとこ勝負です。
なぜこんな事をつらつらと書くかというと、先日作ったわたし個人の映像作品の制作時に、それを改めて痛感したからです。
まずはこちらのCMをご覧ください。
ご覧の通り作品の内容を私を含めた『留守』参加者に絵にしていただきました。
本意気の朗読と、本意気のお絵かきです。本意気です。
最後にリンクを貼るので、是非本編もご覧ください。
さて、今回初めて映像作品を作ったわけですが、初めてにしては、多すぎました。
何がって、素材です。
大元の朗読が一本。
計12シーンを4人分で48本。
オープニング、エンディングが5枚の写真。
試行錯誤して最終形に行き着くまでいろんなアプリを試したり、iMovieで加工したり。
四分割が上手いことできるアプリを見つけてからも、速度を合わせたり画面内に収まるように調整したり。
んでそれらを、容量の多いiPhoneから、容量の少ないけど処理の速いiPhoneに移して戻してを何度も何度も繰り返して。
ミスを見つけては叫び声を上げ、やはりまた移して戻して……。
いやはや、動画編集の初心者が取り扱う量と動作環境ではなかったですね。
後半はただただ作業だったので、無心で行っていました。
こんな感じ。
何とか完成にこぎつけた時は、なんかもう放心していました。
きちんと完成図を組み立て、普段の経験を活かし(スマホを沢山触るお仕事をしているのです)、積み上げて逆算出来ていればきっとこの苦労の十分の一で済んだと思います。
計画って、本当に大事です。
堅実に、積み重ねなきゃダメですね、本当に。
そんな苦労と得難き教訓の集大成がこちら!
一度目は朗読を、二度目はお絵かきを、なんて楽しみ方もできます。
年末年始のお忙しい中とは思いますが、ちょっと一息、なんて時にでもご覧いただければ幸いです。
是非是非、お楽しみください。
では、またね。
「ええな」と気に入ってもらえたら、「ちょっと気なるな」と思ったもらえたら、サポートいただけるととても励みになります!よろしくお願いいたします!