2023年5月に読んだ本まとめ
先月までは平日は寝る前に文芸書を、休日にそれ以外をまとめ読みしていたのですが、今月はゲームのやりすぎであまり本が読めませんでした。まぁ、そういう月もありますよね。来月からはゲームはそこそこにして本を読む時間を増やしていこうと思います。
文芸書
本とは出合うタイミングが肝要なんだと思うのですが、今月はタイミングが悪い本が多かったように思います。その本自体が悪いわけではなくて私や時代の受け入れ態勢が整っていなかった。もしくはなくなっていたということなんだと思います。
浅田 次郎著『地下鉄に乗って』を読んで思ったことなど
世間が以前以上に、不倫に不寛容になった理由について考えてみました。
誉田 哲也著『背中の蜘蛛』
映画『スノーデン』は画館で見たので、公開年の2016年に見たんだと思うのですが、この小説で書かれている世界はそこの延長線上でそこまで驚くことは書かれていなかったように感じました。そしてそういった情報収集技術の解説などに終始してしまいストーリーが置き去りになっているように感じたのであまり面白感じられなかったです。曲がりなりにもコーポレートエンジニアとしてセキュリティ系の知識を身に付けているからこそそう思ったのかもしれないですが、残念。
人文書
生きるのが楽になる系の本を2冊読みました。こういった本を読みたくなるということは、ちょっと疲れてるのかもしれないですね。
イーサン・クロス著
『 Chatter : 「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法』
ちょっと文章がまどろこしかったものの、内容は大満足です。
このチャッターを鎮める一つとしてマインドフルネスとかがあるわけだけど、まさに一旦思考から離れる訓練なので理にかなっているなぁと思いつつも、そこのスキルを上げるよりもここで紹介されているツールを使った方が手っ取り早いのではないかと思ったりする。
ジェニファー・アーカー, ナオミ・バグドナス著
『ユーモアは最強の武器である : スタンフォード大学ビジネススクール人気講義』
陽気に過ごすことの良さと言うのがよくわかる本
紹介されているプロのコメディアンのテクニックについては、イマイチ面白みがわからなかったので日本とはロジックが違うんじゃないか、日本人のプロにも聞いてみた欲しいと思いました。まぁ、リズムだ大事ってのは共有なんだと思うんですけどね。
そう考えると何が面白いのかってのは結構難しいんなぁ、などと昨日放送された「IPPON GRAND PRIX」を見ながら考えたりしました。
ただ、「第7章 ユーモアのグレーゾーンを切り抜ける」はかなりうなづける部分が多かったです。時代によってもグレーゾーンは変わるので古い言動を今裁くっては如何なものかと思いますよね。
実用書
GWから本格的にプレイするようになった麻雀に関する本を2冊読んでいます。他の本と比べて一旦手を止めて考える時間が必要なので読むのにかなり時間がかかる印象です。本や動画で知識を蓄えて実践してみるというのを続けてみようと思っています。
井出 洋介著
『これが東大式!はじめてでもよくわかる麻雀入門』
麻雀初めて1カ月ぐらいでルールは何となく把握したという私にはこちらの本は複合待ちの種類が丁寧に解説されていたり、配牌のタイプ別に手を作って行く流れが解説されていて非常に良かったです。
こちらの本に書かれている内容を把握すると闇雲に打っている状態から、狙いをもって打つという段階に進むことが出来ると思います。
平澤 元気著『麻雀 弱点克服ドリル』
動画も見させてもらってますが、
様々な要素から導き出されている上級者の正解と、初級者取るべき行動や理解すべきことは違うという考え方が気に入っています。
この本では麻雀の実力を4つの分野に分解してそれぞれ初級者(雀魂で言うと~雀豪1)、中級者(雀魂で言うと雀豪2~)の判断が出来るのかをチェックする問題が収録されているので、自身がどのような判断が出来るようになれば中級者に手が届くのかが理解できるようになっています。
麻雀を始めて1カ月ですが、この本で想定される初級者に届いているのは「ベタオリ」の技術だけで他は全然だったので、紹介されている動画や書籍で保管していこうと思います。まずは、牌効率に手を付けるべきですね。
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