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帰国子女、難関私立大に挑む②~心構え編~

前回の投稿から随分と間が空いてしまいました…日々忙しく動いていたらいつの間にか4年経ってしまい…汗

さて、留学生の皆様は留学先から帰国して、そろそろ帰国子女入試に力を入れる頃ではないでしょうか。毎日お疲れ様です。
大学受験にかかわらず、試験や面接ってすごく緊張しますよね。緊張すると同時にめちゃめちゃ不安になるし…。

「自分は本当にここの大学に受かるのだろうか?」
「この道で本当に良いのだろうか?」
「てかシンプルに帰国子女入試つらくね?」

などなど、毎日何かと不安に駆られるのではないでしょうか。

わかります、その気持ち。

私も毎日不安で、受験日が近くなると訳も分からない理由でギャーピーギャーピー泣き喚いていました。最初は

『大丈夫、なーちゃんならできるよ☺️』

と言ってくれた母も、最終的にブチ切れて

『近所迷惑だからこれ以上泣くなら出てけ!!!!』

となったほどです。その節はご迷惑をおかけしてごめんなさい母上。

今回は私が早稲田大学に合格した経緯の第2弾です。第2弾は

早稲田受験体験記

に突入します。ここでは「帰国子女入試の心構え」についてお話しします。

4年前の記憶を何とか辿りながら、皆様のタメになるような記事にできたら幸いです!



帰国生募集は教育学部のみ!?

早稲田大学では、2025年度より帰国生入試は教育学部(英語英文学科・教育学科)のみでの募集に変更されてしまいましたね…汗
(これは帰国生入試に限った話であり、政治経済学部や国際教養学部はグローバル入試という方法があります🍀)

私も受験前は文学部や社会学部も受けたいなぁ〜と思っていたのですが、このような募集停止を経験しました泣
というのも、2020年度まではほとんど全部の学部で帰国生募集を行っていましたが、2021年度から商学部・法学部・教育学部・理工学部の4学部のみに限定されてしまいました。

当時は「どうして帰国生だけ選択肢が狭まるんだ!不公平だ!」と思っていました。しかし、しばらく悶々としたあと私は気がつきました。

私って、結局ネームバリュー「だけ」で大学を選んでいないか?と。

「本当にやりたいこと」を考えよう


私はこういった「自己啓発」的なことを伝えるのは苦手なのですが、この経験を通して「自分のやりたいことは何だろう」とじっくり考えることかできました。

私は4年前の今頃、早稲田大学であれば文学部、文化構想学部、社会科学部あたりに入学したいなと考えていました。その理由は「何かやりたいことが見つかりそうだから」。しかし上記の通り、既にその学部の募集は停止していました。
そこで私は「たとえ早稲田大学ではなくとも、その学部に入りたいのか」と考えるようになりました。答えはNOでした。つまり「早稲田」というネームバリューがなければ、その学問に興味も沸かないということでした。それでは「やりたいことが見つかる」はずもありませんね。だからこそ現時点でのあなたの興味や関心、これまでの経験をじっくり振り返ってみましょう。

ネームバリューで大学を決めるのは良いことか?

私は「ネームバリューがあるから」という考えには賛成です。てか、自分が早稲田にいながら「ネームバリューで大学を決めるのはけしからん」とか言ってるのめちゃくちゃ矛盾ですしね…。

しかしネームバリュー「だけ」で決めるのはもったいないです!
必ず「なぜその学部に行きたいのか」を考えましょう。

なぜなら帰国子女入試では面接による試験方法がほとんどだからです。そこでは十中八九「なぜこの学部を選んだのですか?」という志望理由が聞かれます。そこで「ネームバリューがあるから」という理由を言ってしまえば即落ちるでしょう。試験官は教員ですので、その道(学問)に関するプロフェッショナルたちです。その場しのぎの答えは見抜いてしまうでしょう。だからこそ、この時点で自分のやりたいことを明確化する必要があるのです。

やりたいことは100%固まっていなくても良い 

とはいえ、18~19歳の時点でやりたいことが100%明確な方はなかなか稀だと思います。私もこんな偉そうなこと言いながら、当時はやりたいことなんてほとんど固まっていませんでした。

それでも何となく「○○したい」はありました。

①英語をもう少し学んで、活かしたい
②教員という選択肢を残したい
③文学を学んでみたい

私の場合、この3つが思い浮かびました。そして、いろんな学校の学部要項を読み漁り、一番合致していたのが早稲田大学の教育学部の英語英文学科でした。そして無事その学科に合格し、現在でもこの決断に悔いはないと思っています。

最後に

以上が志望校を決めるうえでの大事な心構えとなります!私立大学の帰国子女受験は8月~10月が本番のところが多いのかな?と思います。残りの期間で自分の将来とやりたいことを少しでも明瞭化できることを祈っています♪



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