【HSP日記】小学生に囲まれたぞ
今日、愛犬のトリミングに向かう途中、小学生に囲まれた。
38歳のオバサン、囲まれたと言っても、いじめられているわけではない笑。
交差点の信号待ちで、私が愛犬を抱っこしていたら、スクールバスを下車したばかりの小学生が近寄ってきて、車道すれすれのところまで囲んできた。7~8人くらいかな、結構な人数だったと思う。
ウチの愛犬はとても可愛い(まあ、犬はみんなかわいいから、ウチの愛犬に限った話ではないと思うが)。愛犬をみて、通りすがりの人に声を掛けられることもある。犬連れでは無い人にも声を掛けられることが多い(!)。子どもだけではなく、大人に声を掛けられることも。今日はスクールバスから下車したばかりの小学生の集団に囲まれた。
「あ!わんちゃんだ!かわい~」「ね~かわい~わんちゃんいるよ!」「トイプードルなの?」「かわい~」「あ、私の手を舐めた~!(ウチの愛犬は社交的)」「美味しかった?(何それ?)」「いいな~」「このわんちゃんにキスしたい~(え、チューではなく、キスとかいう言葉使うんだ(!)」
子どもは無邪気だ。思っていることがどんどん口から出てくる。私もにこにこしながら、子ども達の無邪気な言葉に応える。
が、交差点なので、子どもが愛犬に夢中で車道に出ちゃわないように、そして本日の私の服装は全身黒…逆に不審者にならないように、気を遣いながら…いくつかやり取りをしていたら青信号に変わったので「気をつけて帰ってね~」と言って、その場を去った。
交差点で立ち止まった時、スクールバスは目に入っていた。学校名が伺えるようなものも書かれていた。そうか、きっと優秀な、教育熱心な親御さんに育てられている子ども達なんだろう。
この子たちが大人になるなんてあっと言う間、官僚にでもなる子がいたら、私のような社会軸でみれば非生産的なオバサンにも優しくしてください。社会の王道では生きられないけど、結構、こうして道端では、癒しを提供することもあるんですよ~。道を聞かれることも多いよ~。なんて、くだらないことを思い浮かべながら、何年か前の、東大の上野千鶴子氏のスピーチを思い出したのでHPより一部抜粋「あなたたちはがんばれば報われる、と思ってここまで来たはずです。ですが、がんばってもそれが公正に報われない社会があなたたちを待っています。そしてがんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください。あなたたちが今日「がんばったら報われる」と思えるのは、これまであなたたちの周囲の環境が、あなたたちを励まし、背を押し、手を持ってひきあげ、やりとげたことを評価してほめてくれたからこそです。~~~あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。」。
小学校低学年の子供たちと一瞬触れ合って、どんだけ妄想広がってんだ笑。いやいや、オマエ自身が頑張れよ笑~と自分に突っ込みながらも、私は小走りでトリミングサロンに向かい、そして、愛犬を預けたあとは急いで自宅に戻り、リビングと愛犬のサークル内の大掃除。徹底清掃・徹底洗浄・徹底除菌!これくらいしか今の私には出来ないが、今の私には必死、愛犬と暮らす我が家の清潔を保つことが本日の最大ミッション。
私が小さかった頃になりなかったものは、本当に何もなくて、ただ、そこそこ清潔な住環境で、普通にスーパーで手に入るプリンを食べたいときに食べられたら、位にしか考えていなかった。幼少期は将来の夢が思いつかずに困っていたけど、今考えたら、それを叶えている笑。相当、現実染みた、着地どころが現実的な夢だったな。
幼少期、環境に恵まれなかった云々の以前に、気質的に、自分自身の居心地の良さやのんびりした感じを大切にしたかったんだろうな。
こういう人が世の中にいても良いよね。こう見えても、色んな人の相談に乗ること多いよ、それこそ社会で生産性が高い人の相談も…そして全力で受け止めて、全力で応えているよ。
何かを生み出してはいないけど、浄化力は満点だと思う、私。
と、キラキラした小学生たちに会って、ふと思った私でした。
今日は金曜日、お酒のんで、のんびりしよ~
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