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効率化を追求すると沼にハマる

こんにちは、なにおれ(@lemologue)です。

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なにおれ。1991年生まれの30歳。月6〜8万円の生活費で暮らしている倹約家ミニマリスト。「少ないものとお金で楽しく暮らす」をコンセプトに、「ブログ」「Twitter」「Kindle」で情報発信。

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先日、こんなツイートをしました。


「効率化した先のほしいものをよく考えるといいかもね」という話です。


効率化という沼

タクシーで移動すれば早く目的地にたどり着ける。

外食をすれば自分で料理するよりも早い。

ドラム式洗濯機・食洗機・お掃除ロボットを導入すれば家事の時が減る。


すると、1日で2時間は時間が浮くから自分の時給を3,000円と考えると…


1日で6,000円、1ヶ月で18,000円。


1年ではなんと216,000円も浮くことになる。


みたいな理論ってよく見ますよね。


「でも、それって本当に豊かさにつながっているんですかね?」


効率化の目的って、「無駄な時間を減らして、さらに生産性を高めて労働をしようぜ」って発想です。


1日8時間労働だった自分の生活から、1日2時間の無駄な時間をなくして、1日10時間労働にするみたいな。


「これが本当に望んだ未来なのか?」


ということです。


少なくても、自分にとってその生活は豊かさとは真逆に思えるんですよね。


それよりも…


電車で移動すると30分かかるのをタクシーで10分に短縮するのではなくて、1時間かけて歩いて移動する。


自炊に30分かかっていたのなら外食にして10分に短縮するのではなくて、手の混んだ料理を作って1時間を料理に使う。


家事に30分の時間がかかっているなら便利家電で10分に短縮するのではなくて、ゆっくりと家事をして1時間にする。


みたいな感じで、これまで2時間でできていたことをゆっくりと楽しみながら4時間に伸ばして、その代わりに8時間労働していていたのを6時間に短くする。


そっちのほうが豊かなんじゃないかな、と。


***


まあ、個人の価値観だったり、戦略だったりするのでなんともいえませんけどね。


たとえば、8時間の労働から4時間にするために、一時的には労働時間を2倍の16時間に伸ばして、理想の未来に勝ち取るみたいな。


または、無駄なことの時間を意図的に伸ばしても労働時間が減らせなければ1日の時間は圧迫されるので、それはそれで考えものだったり。


とはいえ、「効率化した先に自分はなにを望んでいるのか?」ここは真剣に考えてみるのがいいのではないかと思います。


すると、「自分がやろうとしていたことは理想とは全くの逆だった!」なんてこともあるかもしれません。


おわり。


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