大海を目指さなくていい井の中の蛙
こんにちは、なにおれ(@lemologue)です。
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なにおれ。1991年生まれの30歳。月6〜8万円の生活費で暮らしている倹約家ミニマリスト。「少ないものとお金で楽しく暮らす」をコンセプトに、「ブログ」「Twitter」「Kindle」で情報発信。
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先日、こんなツイートをしました。
狭い世界で生きている人のことを小バカにした「井の中の蛙大海を知ず」ということわざがあります。
井戸の中みたいな狭い場所で威張っているカエルだって大きな海に出たらしょぼいよね、みたいな。
でも、これってかなりいまいちな考え方だと思います。
井の中の蛙でもいい
そもそもですが、井戸の中で威張れちゃうくらいの存在になっているなら「すげえじゃん」ってこと。
どんなに狭い領域であっても、その領域で威張れるくらいのポジションにいるって普通にスゴイです。
そして、せっかく井戸の中で一番になれたのなら、その居心地のいい環境にとどまることも選択肢の立派なひとつのはず。
田舎で一番可愛い女子は田舎でちやほやされて暮らしたほうが幸せかもしれないし、田舎で一番のパン職人は田舎でパンを売っていたほうが心地いいし、感謝されるかもしれません。
それを、「そんな狭い場所で威張ってないで大海に出て頑張りなよ」なんて言葉に惑わされると、それは悪手になりかねないかと。
「大きな海に出る」といっても、それはどこまでのことを指すのかを自分で定義しなければいけません。
地域で一番になりたいのか、日本で一番になりたいのか、それとも世界一?
「大海」「広い世界」「成長する」「突き破る」みたいな抽象的な頑張ろうぜ論って、真に受けるとかなり危険だと思います。
どこに辿り着けばいいのかを自分の中で決めておかないと、どこまでいっても自分を肯定できないからです。
まずは井戸の中の覇者を目指す
そもそも、もし井戸の中ですら一番になれないのなら大海に出たところで波に飲まれて終わりです。
それならまずは、「井戸の中で覇者になろうぜ」って話になります。
井戸の中でも隅から隅まで知り尽くしている存在(ニッチなことに特化している人)って、インターネットが発達した現代では超強いです。
たとえば、Instagramで「あんバターサンド」の写真をアップしまくってフォロワーがたくさんいる人がいます。
こういった方には、あんバターサンドのPRの話が来るだろうし、自分であんバターサンドを開発して販売することだってできます。
曖昧な言葉に流されて大海に出てきたのはいいけど、中途半端になにもできないのであれば、井戸の中だろうが、風呂の中だろうが、コップの中だろうが、狭い領域で一番を目指したほうがいいと思います。
大海に出るかどうかは、井戸の中で一番になってから考えればいいわけです。
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胃の中の蛙だとか、大海だとか揶揄で話をしてしまいました。
要するに、「自分にとっての目標を定めた上で、目指すところが井戸の中なのであればそれでいいじゃん。むしろ、まずは井戸の中で一番を目指そうぜ」って話です。
実際のところ、井戸の中をどのように定義するかですが、どんなに狭い領域でも一番になることって簡単じゃないです。
なので、曖昧な大きな目標を目指すのではなくて、どんなに小さくても自分の目標にあったゴールを設定して、コツコツやっていくのがいいのだと思います。
おわり。
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