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ただ、バンドがやりたかった

明日、誕生日らしい。

この生活を続けていると、自分が何歳だとか忘れる。どうでもよくなる。

もともとバンドを始める前の友だちも自分よりかなり年上の人が多いし、バンドを始めてからは逆に自分より−5,6歳の人に囲まれていることが多い。

子どもの頃思い描いていたような真っ当な人生の道筋から反れた今、自分の年齢なんて本当にわからなくなるし、実際あんまり何歳とか関係のない環境に身を置いている。

年下でかっこいい人たちが数え切れないくらいにいらっしゃるんだよな〜〜〜。

前回のnoteにも書いたけど、すぐしぬ前提で生きていたのが、もしかしたらまだ生きるのかもしれないという心持ちで生きるように変わってきている。そこが最近成長したなと感じる部分。

この1年何してたかな〜と振り返ってみたら、ただ目の前のことに必死だったな。

結構後半というかここ2ヶ月くらい、まあ、SNSを見てくれている人ならわかると思うんだけど、わたしはかなり、グラグラになっていて。

正直、なんのためにバンドをやっているのか、何がやりたくて、何が楽しくて、何もわからなくなってしまっていて。

つまり、バンドがやりたくて生きてると思っていたわたしからしたら、なんのために生きてんだろ?って必然的になっていて。

こんなことほんとはお客さんの見えるところに書くべきじゃないんだろうけれど、すみません、嘘を付けない、本当のことを知ってもらいたい性分でして、、、

沢山考えたんだけど、わたしはずっとバンドがやりたくてバンドをやっていたんだなあと強く思う。

年間ウン十本(今年はもう100超えてる気がする)ライブハウスに行くよ〜って言うと、音楽が好きなんだねって言われることがよくあったんだけど、その表現がずっとピンとこなかった。

音楽が好きなんじゃなくて、好きなバンドが居るだけ。好きなバンドが居てくれるライブハウスが好きなだけ。と思っていた。

人からしたら同じかもしれないんだけど、わたしの中では明確に違う。

そもそも、音楽が好きって言うの、なんだかちょっと敷居が高くないですか?わたしはギターも下手くそだし音楽に関する知識もかなり乏しい。

ただ歌詞(文章)を書くことと、歌うことが好きなだけで、たまたまうっかり曲が作れただけといいますか。

それで、バンドが好きで、バンドがやりたかった。本当にそれだけで、音楽好きを名乗れるようなタマじゃないというか。

これ、ヲタクの悪いところかもしれない、別に好きなだけでも好きって言って良いのに、知識や歴がないとファンですって言いにくいのと近い。

ただ、わたしの血がヲタク過ぎるだけなのかもしれない。

でもこれは実感として、遠征エローを始めて1年ちょっと、音楽をできていたと自分で思える瞬間はほとんど無かった。

ただ自分のライブはひたすらに楽しかった。楽し過ぎて気がおかしくなりそうな瞬間も沢山あった。

お客さんが楽しそうにしてくれていたら、わたしの歌でちょっとでも心が動いてくれていたら嬉しいな〜〜〜ありがたいな〜〜〜とはめちゃくちゃ思っていた。

でもそれだけで、それしかなかったから、きちんと音楽をやれているという実感があんまりなかった。ずっと孤独だったな。

たぶん、難しく考え過ぎているだけなんだけどね。

でもそれがわたしだから仕方がない♪わたしの良いところと紙一重だからね。この性格じゃなかったらあんな歌詞書けてないから。

だから、明日からの1年の目標は、【音楽を好きになる】にします。

今調べたんだけど、音楽って音による“芸術”らしい。

自分が芸術になれたらかっこいいな、と思います。

写真は25歳最後の晩餐ケンタッキーです、期間限定のデミツイスター超美味しかった。

読んでくれてありがとう。

12月10日(火)南堀江knave来てください。配信もあるよ!!!本当にお願いします。

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なね
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