2022/07/05 Adobe Portfolio、便利だった
旧HPのプロバイダがいまいちHP業務に力入れてくれないようなので
Wordpressが使えなくてなんだか不便だなあと思っていた去年。
調べたら無料でもポートフォリオが作れるサービスはいくつかあって
そのいくつかを体当たりで試してみた結果、
Adobe Portfolioがとてもいい感じな気はするんだけど、いじる箇所がイマイチよくわからず、なおかつ公開するにはCCのどれかに入っていなければいけなかったりということもあり、作りかけたけど途中で放り投げていた。
先月、ふと思い立っていじりだし、ほかにもこのサービスを使っている人を見かけたので何人かのサイトの構成を調べてみたりして
まる一日Adobe Portfolioに費やしたら、とても便利だということが分かった。
細かくは色々あるけど、二点書き留めておく。
一つ目は『写真グリッド』
これは最初こそ「どうやるんだろ…」とよくわからなくて画像の見せ方に困っていたけど、
作品をグワっとまとめてアップロードするだけでポップアップで見せられる。
「一括アップロードしちゃったら順番どうなるのよ??」と思っていた点は、実は画像の場所の入れ替えは、画像管理画面で画像をドラッグさせれば感覚的に替えられた。
これによって、一番見せたい・アイキャッチ的位置に置きたい画像を
「これはどこにおこうかな~」とぐちゃぐちゃ試行錯誤させられるので、とても気に入ってしまった。
二つ目はページ構成もドラッグアンドドロップで移動させることができて
組み変えることがとても気軽になったこと。
ここはコレクションで作ろう、いやペラで1Pの写真グリッドでワっとまず見せるページにしようか?……
とかを延々とやることができた。
その際、ページやコレクションごとにある可視不可視のチェックボックスをON/OFFすることで、プレビューにリアルタイムで反映させて確認することが可能だったのもとてもいいと思った。
旧HPを作っていたときは、半分手打ちでやっていたからリンクも手打ちで
、ミスしないようになるべくページ構成の変更はないように作っていた。
うっかりルートまで変えるほど構成いじると、修正し忘れてリンクが外れたのがきづかなかったりするから…。
だいぶ自己流で作っていたから、ちゃんとアプリケーションを使えていたら「ちょっと!」ってアラートが出てたのかもしれないけど。
逆に面倒だったのは、こちらも細々とあるけど一番は
『ページ』と『コレクション』というコンテンツページの扱いの違いに気づくまで時間がかかったという点。
『ページ』でやれることが『コレクション』といわれる個所ではやれなくて、ココは一体何なんだろ?と思っていた。
いまだに正解かはわからないけれど、自分の解釈は
『各プロジェクトの表紙を置くページ』
という認識。
表紙を置いてその表紙のリンクからどういうプロジェクトなのか、テキストや画像などのある詳細ページへ飛ぶ『表紙コレクション』
…なのか…なあ…。
ある方のコレクションページでは、過去に担当した書籍の書影を「コレクション」としてまとめ、
並べられた書影の画像から、書籍の表紙を描くにあたってのラフ画像複数や、画像を拡大してトリミングした画像などが確認できる詳細ページへ飛べるようになっていた。
ほかにもアートディレクションをされている方のサイトを見ると、
実際にプロダクトになったものの写真をコレクションページにならべ、
そこから飛んだ先には「どういういきさつでこういうモノがつくられたか」というストーリーや、実際に設置された写真を見ることができて、ただ一枚の画像に収まらない作品の、バックグラウンドを知ることができた。
こういう先人の例を目の当たりにできて、なるほどこういう風に使うのか! と事例をみてやっとつかむことができた。
「よくわかってないけど、悩むよりとりあえずやってみるか」というのもいいだろうけど、やたら時間がかかったり嫌になったりして、自分の場合は最悪やめてしまっていたかもしれないから『先達はあらまほしきことなり』てこのことなんだなあ…と思った。
ほかにも左の操作メニューちょっとわかりづらいなあというのもあるけど、
散々いじりたおしては修正しを繰り返した結果、
なんとかそちらもドコのどれをいじれば変えられるか程度にはわかるようになってきた。
なのでもう他の無料サービスのところはいじらず、Adobe Portfolioで作りこむことにした。
ほかの無料のサービスは、無料ベースでもう一味だけ足したいんだけどなあ
と思うと、有料の域になってしまったりする。
課金してもいいかなと思う、そこの好みの加減が自分とサービス側でなかなか嚙み合わなかった。
どうせPhotoshopCCはこれから先も使うのだろうし(これまでは、買い切りできたCSとAffinity Photoを使っていた)
Photoshopを使えばPortfolio自体は無料になる。
サブスクリプションで支払う先をアチコチに散乱させたくないなあという理由もあり、他はもう並行していじらないことにした。
まだロゴの部分を画像にしたいなと思ったり、中身を増やしたいと思っているけど、とにかく公開できてよかった。