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ハーブが香る玉水温泉へ…大阪神戸旅行 その1 2025/02/15

妻は東へ、夫は西へ

先週末、妻は友人とライブを観に東京へ行くという。妻が東へ行くなら自分は西へ行こうと思いたち、大阪と神戸の旅を計画した。そんな理由だから目的が明確にあったわけではないが、関西方面にはいくつか行きたい場所があったのでちょうどよかった。結果的に盛りだくさんで楽しかった2泊3日、大阪と神戸の旅について書いてみる。


1日目

金曜、定時上がりで近鉄特急に飛び乗る

やり残した仕事があったが無理やり17時30分で仕事を上がり、近鉄名古屋18時ちょうど発の特急ひのとりに乗る。実はワタクシ近鉄の株主なので、招待乗車券を持っている。これを使えば特急料金のみで大阪方面へ行けるのだ。なお株の評価額はマイナスなので、本当にお得なのか…という点については言及を控えたい。

特急ひのとり、こんな顔のヒーローいなかったっけ
近鉄名古屋駅の売店で購入したひのとり弁当、んまい

君はウィークリー翔を知っているか

18時発に乗ったのには理由がある。私は「ウィークリー翔」というホテルチェーンのスタンプラリーに参加している。今回、なんば店で宿泊予定なのだが、 格安ホテルのためチェックインは21時までに済まさなければいけないのだ。しかも2泊〜しか予約できない縛りがあった。月曜は仕事なので金土日で予約するしかなく、金曜日に出発のロケットスタートになってしまった。

近鉄日本橋駅から徒歩8分
メモ>大阪は「にっぽんばし」、東京は「にほんばし」

なんと2泊で5400円。格安なのでタオルなどのアメニティは別料金だったり、風呂トイレ洗面台は共用だが、どうせ銭湯へ行くので寝床さえあれば問題ない。いまどき普通のビジネスホテルだったら素泊まりの1泊でももっとするのではないか。以前、富山で利用してから気に入っている。

部屋も清潔感がありキレイ

ハーブが香る玉水温泉へ

宿のある日本橋から少し離れているが、初日の夜は西成区の玉水温泉へ行ってきた。大阪で良い銭湯というと必ず名前があがるので、ずっと行ってみたいと思っていた。ここのハーブスチームサウナがすごいと噂で聞いていたので楽しみ。しかも香りは日替わりというから驚きだ。

大阪らしい看板。ひらがなの「おふろ」で和む。

番台のお父さんは自分が一見客だと察したようだ。どこから来たか尋ねられたので、名古屋からスチームサウナの噂を聞いて訪れたことを伝えると、わざわざ遠いところから…と温かく声を掛けてくれた。この日のスチームサウナはセイジだったのだが、途中でハーブに取り替えてくれ、2種類の香りを楽しませていただいた。なんと優しいお方なのだろう…!

噂どおりハーブの香りがすごかった。全身がハーブよスーッとした感じに一瞬で包まれる。最近は香り付きのスチームサウナもちらほら見かけるが、ここまでのは初めてだ。玉水温泉ではこれを30年近く前からのやっているというのだから驚きだ。

いただいたラベンダー、道中リュックの中がいい香り。

帰りにはご主人からおみやげにラベンダーまでいただいてしまった。てっきり湿らさないと香らないと思っていたのだが、乾いていてもしっかり香る。これをスチームサウナに入れてるんだから、そりゃ最高だよ!

2日目

朝風呂はユートピア白玉温泉へ

特徴的な三角屋根、この形いいなぁ

京橋駅から徒歩10分。こちらも一度行ってみたかった銭湯のうちのひとつ。SNSでよくお見かけする。炭酸泉あり、露天風呂あり、外気浴スペースありとスーパー銭湯にも劣らぬ設備充実系。これで520円の銭湯料金なのだから、家の近くにあったら毎日通いそうだ。

天満天神繁昌亭

せっかく大阪に来たのだからお笑いを見たいと思い天満天神繁昌亭へ。なんばグランド花月など吉本系の劇場もそうだが、朝から公演があるのは流石は笑いの街。風呂入って落語見て、なんと幸せな朝だろうか。

番組表に「たま」が3枚もある…すごい

この日の朝席は笑福亭たま師匠が主催。たま師匠3本目のネタは「オシャレ教室」。どことなく古典の「あくび指南」と似た新作落語。上方落語の関西弁は漫才の鋭い感じとも違う、優しく柔らかい感じが好きだ。

天神橋筋商店街を散策

落語を見たあとは天神橋筋商店街をブラブラ散策。浅草や、名古屋の大須もそうなのだが、寄席のある商店街って何でこんなに魅力的なんだろう。カレーライスとたこ焼きを食す。

喫茶ケルン、繁昌亭とは目と鼻の先
繁昌亭カレー、甘めで福神漬がよく合う。
お気に入りの古本屋、天牛書店。落ち着いた店内が好きだ。
このフォント好きだな
たこ焼きの「うまい屋」さん、イートインもある
プレーンのたこ焼きは初めてかも。ソース無しでも出汁の味でうまい。

その2へつづく Coming Soon…

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