自己紹介
僕はいま、小学6年生だ。夢は空港で貨物ハンドリングの仕事につくこと。そして趣味はスーツケース。スーツケースにたくさん物を詰め込んで、重い荷物をガラガラと運ぶことだ。荷物を運ぶことと、貨物ハンドリングの仕事をすることは、僕の心の中ではとても深い関係がある。
そして僕は映画館に行くことが好きだ。映画を見ることで世界を知ることができて、たくさんの人生を見つめることができる。そして映画館に行くことで、僕は世界とつながっている。
映画館で映画を見るとき、僕は頭の中でぐるぐると洪水のようにたくさんの気持ちがあふれ出す。映画が終わったとき、その感動の洪水があふれてはいるけれど、どんなことを考えていたか、僕はすぐに忘れてしまう。後になってから少しでも思い出せるように、メモをしている。この本は、メモを見ながら思い出しては考えて、考えてみては思い出して書いたものを、自分なりにまとめてみようとチャレンジしたものだ。
僕がどうして貨物ハンドリングの仕事がしたいと思っているのか、一人でも多くの人に伝えることができたらいいなあと思っている。