Never underestimate the power of your actions
トップの写真は、スナックおだんごの設計デザイナー みりこさんの写真集よりお借りしました。こちらは今週も雪が降ると聞いていて、桜が咲く季節には程遠いのですが、色に惹かれて。
ご存知かもしれませんが、みんなのギャラリーからお借りする画像を探す際、特定のNoterさんのものをみたい場合には、NoterさんのIDを検索ワードに入れると出てきます。
ちなみに私のIDはnandemotaberuなんですが、Note登録時、IDを何にすればいいのか浮かばずにテレビを見ていたら(その時はちょうど日本にいました)、大阪のおばちゃん達に「食べ物で何が好き?」という質問をすると、「なんでも食べる」というらしい、というのを検証していたんです(笑)そこから来ています。実際には苦手な食べ物はあるので、ウソになっちゃいますが、子どもの頃と比べると食べられるようにはなりました。
今回珍しく連続投稿になりますが、こちらもスナックおだんごにて出会ったニャークスのヤマダさんが少し前に面白い企画(バトンなし・自由参加)を出されていて、お知らせしたいな、と思った次第です。ニャークスのヤマダさんとのフォローは関係なく参加可能、とのこと。興味のある方、投稿ネタをお探しの方、どうぞご参加ください。期限は今のところ特に明記されていないようです。
企画詳細につきましては、こちらのリンクから。
既に参加している投稿を読んで見たい方は、ハッシュタグ #真夜中のnote現象 で読むことができます。
私は他のNoterさんのように面白い話は書けないのですが、投稿しようかどうしようか考えてしまい、下書きに寝かせたままになっていたものがあったので、そちらでこの企画に乗っからせて頂きます。
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私の真夜中のnote現象
ひと昔前でしょうか。某ウェブサイトに和訳付きにて掲載されているのを読ませていただいたんだったと思います。アメリカのとある公立高校に通う男の子と、その親友となる友達との出会いから卒業までの話です。
こんなことをしても意味はないのかな、と躊躇してしまいそうな時に、この話を思い出します。こんなことをしたら、誰かが困りはしないかな💦という時にも時々思い出すようにしています。
掲載にあたり、著作権に引っかからないか気になりましたので、英語のサイトを改めて当たってみましたが、英文の原作者については不明として複数のサイトでこの文面を引用・掲載されていること、また過去にメールで転送されている時期には、一部書き換えられて複数のパターンがあるという話も散見しました。少なくとも無料であれば共有しても問題はないのではないかと判断しました。
和訳については、私が過去読んだそちらのサイトに綺麗に訳されたものが今もあるのですが、現在以前のように活発には活動されていない様子で、リンクを貼ることでお騒がせしてしまいたくなかったこと、また引用の際にはそのサイトの管理者に許可を得る必要があるようでしたので、今回自分でなんちゃって和訳?意訳?やってみました。上手な訳ではありませんがご了承の程。
フォロワーさんの中に、英語が得意な方が何人かいらっしゃるので、「ここはさすがに大きく意味が違ってません??」と思われる箇所については、できましたらこっそり(笑)ご連絡ください。
英文を読んだ方がすんなり頭に入る方は、和訳を飛ばして英文へどうぞ。後ろの方に置いてあります✋
和訳読み上げで6分30秒程かかりましたので、お時間に余裕がある時に。 終わりの段落については、色々パターンがあるようでしたが、
私の投稿では短めに切り上げ編集し、終了しています。
必要な方に届きますように。
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カイルの話(和訳:greenT) 読書目安6分30秒
僕が高校1年生だったある日の放課後のこと。同じクラスの男の子が帰ろうとしているのが見えた。彼の名前はカイル。学校のロッカーに置いてある教科書や本を全部持って帰ろうとしているようだった。金曜日に全部持って帰ろうと考える奴なんかいるんだな。変なヤツ。僕はそう思った。
僕のこの週末の計画は完璧だった。今夜は友達と一緒に賑やかに騒いで、明日はフットボールの試合を見に行く予定になっていた。僕は肩をすくめ、帰る足を進めた。
その時だった。何人かの奴らが彼に向かって走って行くのが見えた。奴らは走ってきて、彼が抱えていた本を地面に落とし、その上、彼の足を引っ掛けて転ばせた。彼はぬかるんだ地面に突っ伏してしまった。
転んだ拍子に彼のメガネは飛んで行き、10フィート(約3m)先の草むらに落ちていくのが見えた。彼が顔をあげた時、その瞳には何とも言えない深い悲しみの色が見えた。
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僕の心がとくん、と動いた。
僕が彼に駆け寄った時、地面を這いながら眼鏡を探す彼の目には、涙が滲んでいるのが見えた。僕は拾った眼鏡を彼に差し出しながら言った。「なんてひどい奴らだ。ちょっとはマシなことしやがれってんだ。」
カイルは僕を見て言った。「どうも、ありがとう。」
それは崩れんばかりの笑顔だった。まるで心からの感謝が溢れ出たような、そんな笑顔だった。
僕は彼の本を地面から拾うのを手伝いながら、彼がどこに住んでいるのかを聞いた。僕の家の近くだとわかったので、どうして今まで見かけたことがなかったのか聞いてみた。以前は私立学校に通っていたとのことだった。僕はそれまで私立の学校に通う子となんて付き合ったことがなかった。
彼の本を運ぶのを手伝いながら、帰り道ずっと話をした。カイルは実際いい奴だった。僕の友達と一緒にフットボールをやらないか、と声をかけたら話に乗ってきた。その週末は一緒に過ごした。カイルのことを知れば知るほど好きになった。僕の友達も同じだった。
週明けの月曜日の朝。カイルは金曜日に持って帰った大量の本をまた抱えていた。僕は彼を呼び止めた。「こんなにたくさんの本を毎日抱えてたら、マジで筋肉つくんじゃないの。」というと、カイルはただ笑って、抱えた本の山の半分を僕に渡してきた。
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それからの4年間でカイルと僕は親友になった。高校最後の学年になり、僕たちは大学進学について考え始めた。カイルはジョージタウン大学へ行くことを決め、僕はデューク大学へ行くつもりだった。どんなに遠くに離れても、僕らはずっと友達だと分かっていた。カイルは医者を目指し、僕はフットボールで得た奨学金で経営について勉強することにしていた。
どれくらい離れているのかなと思い、調べてみたら。
二人が行く予定の大学間の距離はこれくらい。
ちなみにどちらも、今でもレベルの高い大学(のはず)です。
カイルは卒業式で僕らの学年の総代を務めることになった。僕はいつも彼のことを変な奴だとからかっていた。彼は卒業式でのスピーチの準備をしないといけなかったんだけど、僕はその役目が僕じゃなくてよかった、と思っていた。
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卒業式当日。僕はカイルを見つけた。彼は格好良く見えた。彼は高校生活でいわゆる“本当の自分“を見つけた一人だった。体格も良く、眼鏡をかけている姿も決まっていた。彼は僕よりもたくさん女の子とデートしていたし、女の子達はみんな彼のことが大好きだった。本音を言うと、時々彼のことが羨ましいと思っていた。今日もまたそんな日になるだろう。
彼は卒業式のスピーチを控えて緊張しているようだった。僕は彼の背中を軽く叩いて、「おい、お前なら大丈夫だ。」と声をかけた。カイルは、あの感謝が溢れんばかりの目で僕を見つめて笑った。「ありがとう」と彼は言った。
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カイルの卒業スピーチが始まった。咳払いをした後、彼は話し始めた。
『卒業式は僕たちの高校生活を支えてくれた方たちへ感謝を示す日です。両親や先生方、兄弟姉妹、コーチ。そして友達。僕は今日、誰かの友達になることはあなた達ができる最高の贈り物だということをお話したいと思います。これからある物語をお話します。』
それは僕たちが初めて会ったあの日の話だった。彼はあの週末に、自殺をする計画を立てていたのだ。僕は信じられない思いで彼を見つめた。あの日彼は、彼が死んだ後、彼の母親がロッカーを片付けなくてもいいように、ロッカーの中の荷物を全て運ぼうとしていたのだった。
カイルは僕をじっと見つめ、そして微笑んだ。「有難いことに、僕は救われました。僕の友達が、そんなとんでもないことをしようとしていた僕を、救ってくれたんです。」
このハンサム*で人気者の彼が、人生で一番心が弱っていた時の話を聞き、誰もが息を飲むのが聞こえた。彼の両親が、彼と同じ、あの心からの感謝の気持ちが溢れるような笑顔で、僕を見ているのが見えた。それが本当はどれだけ深いものだったのかなんて、その時までわからなかった。
あなたの行動がもつ力を見くびってはいけない。たった一つの小さな行動が、誰かの人生を変えるかも知れない。良くも悪くも。私達はお互いに何らかの形で影響し合っているんだ。
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Kyle’s Story(based on true story)
One day, when I was a freshman in high school, I saw a kid from my class was walking home from school. His name was Kyle. It looked like he was carrying all of his books. I thought to myself, "Why would anyone bring home all his books on a Friday? He must really be a nerd."
I had quite a weekend planned with my friends (parties tonight and a football game tomorrow), so I shrugged my shoulders and went on.
As I was walking, I saw a bunch of kids running toward him. They ran at him, knocking all his books out of his arms and tripping him so he landed in the dirt. His glasses went flying, and I saw them land in the grass about ten feet from him. He looked up and I saw this terrible sadness in his eyes.
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My heart went out to him. So, I jogged over to him and as he crawled around looking for his glasses, I saw a tear in his eye.
As I handed him his glasses, I said, "Those guys are jerks. They really should get lives. He looked at me and said, "Hey thanks!"
There was a big smile on his face. It was one of those smiles that showed real gratitude. I helped him pick up his books, and asked him where he lived. As it turned out, he lived near me, so I asked him why I had never seen him before. He said he had gone to private school before now. I would have never hung out with a private school kid before.
We talked all the way home, and I carried some of his books. He turned out to be a pretty cool kid. I asked him if he wanted to play a little football with my friends. He said yes. We hung out all weekend and the more I got to know Kyle, the more I liked him, and my friends thought the same of him.
Monday morning came, and there was Kyle with the huge stack of books again. I stopped him and said, "Boy, you are gonna really build some serious muscles with this pile of books everyday!” He just laughed and handed me half the books.
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Over the next four years, Kyle and I became best friends. When we were seniors, we began to think about college. Kyle decided on Georgetown, and I was going to Duke. I knew that we would always be friends, that the miles would never be a problem. He was going to be a doctor, and I was going for business on a football scholarship.
Kyle was valedictorian of our class. I teased him all the time about being a nerd. He had to prepare a speech for graduation. I was so glad it wasn't me having to get up there and speak.
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Graduation day, I saw Kyle. He looked great. He was one of those guys that had really found himself during high school. He filled out and actually looked good in glasses. He had more dates than I did and all the girls loved him.
To tell the truth, sometimes I was jealous. Today was one of those days. I could see that he was nervous about his speech. So, I smacked him on the back and said, "Hey, big guy, you'll be great!" He looked at me with one of those looks (the really grateful one) and smiled. "Thanks," he said.
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As he started his speech, he cleared his throat, and began...
"Graduation is a time to thank those who helped you make it through those tough years. Your parents, your teachers, your siblings, maybe a coach...but mostly your friends... I am here to tell all of you that being a friend to someone is the best gift you can give them. I am going to tell you a story."
I just looked at my friend with disbelief as he told the story of the first day we met. He had planned to kill himself over the weekend. He talked of how he had cleaned out his locker so his Mom wouldn't have to do it later and was carrying all of his stuff home.
He looked hard at me and gave me a little smile.
"Thankfully, I was saved. My friend saved me from doing the unspeakable."
I heard the gasp go through the crowd as this handsome, popular boy told us all about his weakest moment. I saw his Mom and Dad looking at me and smiling that same grateful smile. Not until that moment did I realize its’ depth.
Never underestimate the power of your actions. With one small gesture you can change a person's life - for better or for worse. We all impact one another in some way.