都会に出かける前準備ー安全の為に(アメリカ)
少しだけ積もっていた雪もいつのまにかなくなり、そろそろカナダ雁が遊びにきてくれそうです。本日は少し曇り空。
アメリカの都会訪問
先日、フィラデルフィアへ行ってきました。
名前は聞いたことがあり、ニューヨークほどではないだろうけれど、今住んでいるところよりもずっと都会、というぼんやりとしたイメージはありました。
「用事で行かないといけなくなった」と当地での大先輩に話したところ、「くれぐれも気をつけてね。」と言われたので、
都会で人口も多いから、コロナの感染者数も比較して多いことを心配してかな?と思ったのですが、アメリカの中でも犯罪率が高い所なので心配してくれたようです。
その昔、旅行でニューヨークを訪れた時は特別な予備知識もなく、言葉が通じるかなという不安はあれども、身の危険を感じたことはありませんでしたが、今のアメリカに住むとはこういうことか。。と思いながら、ネットで検索して出てきた、現地にお住まいの方のブログを参考に、事前情報を集めました。
ブログ内では危険だと思われる地区と比較的安全だと思われる地区について、丁寧に書き出されています。日本食のお店についても書かれていたのですが、今回は時間が合わず断念しました。
犯罪発生状況の確認ができるサイト・アプリ
先述ブログ内で紹介されていたサイト・アプリを使い、訪問地近辺の犯罪発生について事前確認しました。
①SpotCrime
情報更新は逐次ではないようですが、過去どんな事件が起きているか参考にできます。
② Citizen
このアプリは日本のApple Storeでは入手不可のようです。最新の情報が随時掲載されているようでした。有料サービスへの誘導がありますが、現地近辺の犯罪発生状況確認は無料のままできます。
訪問予定地周辺を調べたところ、事件等は起こっていないようでしたが、2つ3つ通りを外れるとマークが複数付いていました。(住所や郵便番号を入力することで検索範囲を狭めることができます)。 地図アプリと照らし合わせる必要がありますが、これらの情報参考に訪問地到着後に車を駐車したり、給油するところも見当をつけました。
何を元にこういった情報を発信しているのか調べてみると、SpotCrime(①)は、警察が持っている開示情報を反映しているとありました。Citizen(②)は、緊急時のダイヤル911(日本の110番と119番両方をカバー)のやり取りから得られた情報を元にしているとのこと。全ての発生事件を反映しているとは限らないかもしれませんが、情報の一つとして参考にはできるのではないかと思います。
Citizenアプリは、アメリカの一部の都市のみカバーしているとあります。現在の住居地は含まれていないのですが、郵便番号を入力することで表示はされます。「近辺では何もなし」と出るので、本当に合っているのかがわかりませんが。
Citizenアプリについて追加情報を得たサイト
おまけ ー バケツいっぱいのキャンディー
Citizenアプリは、天候で注意報が出ている時や、住んでいる地区のコロナ感染率を通知機能で教えてきます。(特に設定した覚えはないので、こんな表現。)
先週(17日)届いた通知に、こういうものがありました。
“バケツ入りのキャンディーが壺入りの金と間違えられた“ ってどういう事件?
地図を見ると住んでいる地域とは全く違う地図のようです。下に追記情報があったので、そちらを開けてみると、"事件はClover Streetで発生、複数報告あり"等書き込まれています。
アプリユーザーのコメント欄をみて、ようやくセントパトリックデーにちなんだジョークだと分かりました。アプリを開くと事故や事件に関する情報が多く、見ると殺伐とした気分にもなりますが、こういうお茶目な通知もあるんですね。
セントパトリックデーはアイルランドの祝日ですが、アメリカでも日にちが近づくとスーパーなどでも緑色のものが飾られています。今回の事件も、どうやらセントパトリックデーに関するお話の中に出てくる緑の妖精が、金が入った緑の壺を隠している、ということが関係していたようです。