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子宮筋腫、ゴロゴロ体験記。【おまけ編: 手術をしてもらった先生とうまく付き合うには。】

子宮を全摘出した方が良いと2件の病院で言われたにもかかわらず、手術をしてくれた先生は、子宮筋腫に特化した名医。そうとは知らず出会えたことは、本当に良かったし、5時間近くかけて子宮鏡下手術と腹腔鏡手術を一度に手術してくださった先生に感謝の気持ちでいっぱいです。

ただ、初診から手術にたどり着くには少々、わりきりも必要なのです。

先生はコミュニケーションが不器用で、初歩的な質問をすると、ピシャリと痛い言葉が返ってきます。私も診察の時、子宮の構造がよくわかっていなくて、言われたことに対して質問しにくい雰囲気に呑み込まれてしまったことがあります。
でも、後で看護師さんに質問したら、きちんと説明してもらえましたし、別の時には、めげずに先生に質問したら、案外大丈夫でした。

ただ一度だけ、とてもカチンときたことがあります。リュープリン注射を始めて3ヶ月ほど経った時に、「頭痛と吐き気がきついです。」と伝えると「おかしいでしょ。」という返事が返ってきたのです。その言葉に唖然としてしまいました。

私は、これは言わねばと、「どうですか?と聞かれたので、症状をお伝えしただけです。」と強めの口調で言うと、あぁ、そうか… と少し、しゅんとされ、「症状を和らげる漢方もだせますが。」と。

おそらく注射の直接的副作用であれば、もっと早い段階で症状がでるので、今になってでるのはおかしいと思うのも最もかもしれまれんが、私の場合、注射の副作用で貧血になり、その症状として吐き気などがでたと思われます。現にファンケルの“鉄&葉酸”のサプリで治まったので。

経験を積んでおられるのだから、いろんな可能性を考えて欲しいとは思いますが、先生も完璧ではないので、その時から『手術さえちゃんとやってもらえたら、それでいい。先生は職人(気質)。』とわりきるようにしました。

自分の大切な身体なので、こちらも知識をもって状態を理解し、納得して最善方法で手術を受けたい。先生はただ不器用なだけで、わるい人ではないです。病院のウェブサイトを見ても、その人柄はよくわかるので。

入院時、同室だった2人の女性からも涙を流して笑えるような先生語録を聞きました。3人で「あの先生の診察をクリアした人だけが、手術にたどり着ける」という結論になりました。

手術後は心の余裕もでて、初歩的な質問にはピシャリと言い放つけれど、胡蝶蘭の鉢を手に写真に写っている先生を可愛らしく思い、ニコリと笑って話ができるようになりました。

先生がいる兵庫県の病院は『筋腫 切らない 兵庫県』で検索すると、すぐにでてきます。今まで受けた質問に対する答えや手術の流れ、費用の目安なども書かれているので、読むだけでも参考になります⭐︎
皆さまが希望される治療が受けられますように、お祈りしています。

* 知識をしっかり持って診察に臨んだ方が、理解も深まり、スムーズに話ができる
* 先生を職人(気質)とわりきるべし
* 先生に手術をしてもらって、よかった!


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