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雑記「君はモクサイ.comを知っているか」
「モクサイ.com」というYouTubeチャンネルがある。
毎週木曜日21時に更新される30分~2時間ほどのインターネットラジオ番組で、現時点でチャンネル登録者約800人というこじんまりとした規模で運営されているチャンネルだ。
パーソナリティは現役のボカロP三名で、時々ゲストとして彼らの知り合いや憧れの人物が参加する。これまで出演したゲストの中にはボカロPのjon-YAKITORY氏や漫画家の山田玲司氏、芸術家の愛☆まどんな氏などの著名人たちも名を連ねている。
番組構成は至ってシンプルで、前半では他愛もないフリートークが展開し、後半では収録当日(毎週土曜)に募集した視聴者のエピソードや質問に答えていくというものである。
なお、自分はこのラジオを睡眠導入用BGMとして毎日寝る際にかけている。なので具体的な内容は一切知らない。ではなぜこんな記事を書いているのかというと、パーソナリティ3人の作る音楽が凄く好きで、記事にしてもっと広めたいと考えたからである。
という事でチャンネルの紹介もそこそこにここからは彼ら3人の音楽の話をつらつらと書き綴っていく。
カルロス袴田(サイゼP)
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おそらく3人の中では一番人気を集めている方。アイコンからも分かる通り主に初音ミクと音街ウナをメインに使用しているボカロPで、曲の中では「ダイナミック自演ズ」なるバンド名(?)を名乗って活躍している。代表曲「ちがう!!!」は近年YouTubeで1000万再生を獲得した大ヒット作。
彼の代表曲。聴いてもらえれば分かるとおりパンク(作品中ではロケンローを自称しているが…)な曲調に乗せて、前向きでコミカルな歌詞を歌わせるのが彼の作風である。
こういったダンサブルな四つ打ちナンバーも彼の十八番である。こういった食欲を前面に出した歌詞も彼の楽曲には頻繁に登場する。
また、彼の場合は曲を投稿すると同時に1~2分ほどの短い「おまけソング」も一緒に出すのが恒例となっている。この曲はそんなおまけソングの中でも群を抜いて人気の高い一曲。
ハヤシマヤカシ
![](https://assets.st-note.com/img/1735400034-Z2ruRTvyh0q6PI7gobN5meaC.png)
メンバー最年少にしてリーダー的立ち位置にいる方。後の2人はあまり個人情報が表に出ない一方で彼だけは何故か顔も本名も公表しており、動画では一人だけ「タケアキ(さん)」と本名で呼ばれている。現在は主に初音ミクをメインに活躍し続けているが、かつては「John Doe」という名義で夢眠ネムをメインに据え活動していた。
近年における彼の代表曲。こういった内省的な作風こそが彼の持ち味の一つのようだ。
現時点での最新曲。「Standard」に続いてストレートな邦ロックという感じのナンバーで、個人的にもこの2曲はかなり好き。
現時点で一番再生されている彼の曲がこちら。ちょうど当時カルロス袴田氏がブレイクしたばかりで、彼がイラストを手掛けたことで話題を呼び最大の代表曲になったようだ。
ササキ
![](https://assets.st-note.com/img/1735400096-PuNZpKwImqvbn5tQlXgM6Lz7.png)
そして残るはこの方。ボカロPというよりスタジオミュージシャンとか作家寄りの活動をしており、サラリーマンとして社会に従事する傍らAdoの「FREEDOM」や新しい学校のリーダーズの「マ人間」などでベースを演奏したり、ホロライブ所属のVTuberの配信用BGMを作ったり(V関係には詳しくないので詳細は不明)、ユニットを立ち上げて楽曲制作したりと3人の中では最もアクティブに活動している印象。活動初期は「ガモP」と名乗っていた。
ニコニコ動画において再生数が最も多い曲。彼の曲だけは追っていなかったので今回初めて聴いたがこの曲はパンキッシュに駆け抜ける正統派なボカロロックといった趣。
YouTubeにおいて最も再生数が多い曲。和の情緒漂うエレクトロなポップスで、歴代の曲の中でも頭一つ抜けて親しみやすい印象。
ボカロPとして活動するだけでなく、女性ボーカルとのユニットも2つ組んでいる彼だが、ボカロ曲では曲ごとに作風を変えるのに対して、ユニットではどちらもこういう癒し系の可愛い曲を多く書いている。
と、そんな風にいつもよりゆる~く紹介していったが如何だっただろうか。個人的に3人とも更に飛躍していってほしいと思っているので、この記事をきっかけに彼らの音楽に触れてもらえたらとても嬉しい。
ラジオそのものも寝落ちする前の十数分しか聞けてないのでそんな詳しくはないけど、静かすぎずうるさすぎないちょうどいいボリュームで、まさしく就寝前だったり何かの作業中だったりのお供にはピッタリだし、服や音楽や漫画などの話をずっとしているので、普通に話の中身に耳を傾けても刺さる人には刺さるかと思われる。
という事で最後に、彼らが仲間たちと合同で作り上げたチャンネルのテーマソングを貼り付けてこの記事を締めたいと思う。