建築会社への依頼に失敗した日
建築会社に店舗改修の依頼をしていた。
まさに契約目前で、契約することができなかった。
改修の見積書は初めて見た。見たことのない項目名がずらっと並んでいる。各項目を一つずつググりながらどんな内用か確認して、気になった点を逐次質問していた。なにせ、支払いは高額であるし、なんとなくで申し込んでしまってはトラブルのもとになると思っていた。それが良くなかった。
まず、質問をまとめて行わなかった。知らない言葉ばかりで1日に理解できる量が限られてしまったことが原因である。
また、質問内用が多かったことで相手方に負担をかけてしまった。さらに、完全に理解しなくてはと気負いすぎて時間をかけすぎてしまった。
つまり、勉強不足、経験不足であった。
同じようなことは、店舗改修だけでなく、新築やリフォームの場でも一般的に起こっているようだ。
建物の改修というのはどうしても夢見がちである。期待も高まる。しかし、工事ができないとなると、その落差から相当に落ち込む。
依頼をしていた会社の方には、負担をかけすぎてしまった点について謝罪し、受け入れてもらった。
しかし、工事自体は新たに建築会社を探すこととなった。建築会社自体も可能な限りの人脈を伝ってすでに探していた。先行きは明るくない。
とにかく落ち込んでいる。しかし、多少ながらも改修依頼の経験が積めたことをよしとし、今日はしっかり休んでメンタルが回復するのを待つ。