ローズ島共和国を見た

NHK党が若者国を作ろうとしてるので、独立国を作るとどうなるのか気になった。実際は、国を作るのではなく、大量に移住して選挙で勝つことで、街の施策を若者向けにしようということらしい。

国を作るのにはどうすればよいか。それを知るためにイタリアの領海の外に島を作って、独立しようとした映画を見た。

結果としては、バチカンおよびイタリアの権力者を怒らせ、島は爆破された。自分たちは独立国にいるのだから、イタリアの法律に従う必要はないと訴えかけ、違法賭博をしていたかららしい。

主人公のバイタリティは凄まじいものがある。国として認めてもらうために、国連やフランスにある欧州評議会に出向き、検討のフェーズまでいったのである。

イタリアの法律に縛られるのが嫌で独立国を作り始めた主人公であるが、もし、独立国と認められるまではイタリアの法律に従い、独立国と認められてから好き放題やっていたら違う結果になっていたのかも知れない。

若者国が日本に出来るのかは分からないが、炎上狙いの施策をうたず、日本の法律の範囲内で、若者向けの施策を次々に打ち出していく街があれば面白い。

しかし、それは明石市の子供向け施策と何が違うんだろうか。中学の給食費、第二子の保育料、15歳までの医療費が無料など子育て世代には羨ましい施策が並んでいる。

明石市との違いを作るとするなら、子供のいない若者が嫌な仕事をしなくても最低限の収入が得て生きていける、とかだろうか。いずれにしろ、映画と同じようなことが現実にも起きるのではないかという期待がある。

いいなと思ったら応援しよう!