キャラクターの黄金比(製作の現場より)
わたしは人形作りをしています。
作る際、最も大事なのは、黄金比だと最近気づきました。
例えば、頭が1として、全体の背丈がその2倍だと2頭身。これは昔、アイコンで黄金比とされていました。アイコンは小さく表示されるため、顔を判別する最低限の大きさがそのくらいでした。
現在は、例えば「推しぬい」というものが流行していますが、これは2から3頭身。
わたしたちは販売をするため、版権ものは基本的に製作できません。
しかし、推しぬいを自作するひと、持ち歩く人が増え、市民権を得ると、人の目には、他のデザインより推しぬいの方が目に止まりやすくなります。
そのため、オリジナル製作者にも、現在の主になっているものはどうしても影響されます。
注目されている頭身のものが主役になり、他の頭身のものは、通行人とかモブとかエキストラになり、目に留まらなくなり、結果売れません。
そこを無視して製作してしまったため、先日のイベントは全滅。惨敗でした。
わたしは人形製作前にスケッチを書いていたんですが、改めて確認しましたが、それよりも顔がとても小さかった。スケッチはちゃんとイケメンでした。
バランスを間違えると、イケメンは作れない。
いやあ、前のわたしでしたら、愚痴ったり恨み節言ってたと思うんですが。実は、結果通知前に、偶然メルマガで聞いた言葉があったのです。
「悔しいと思うのは、自分が出来ると信じているからです。
だから、あなたは出来るんです。己を信じて、前に進みましょう」
みたいな。なので、知った後すぐ、対策とか、間違えた所、素通りされた理由など、分析をはじめました。
そこで導き出した答えが、「黄金比の模索」
実はわたし、かつて何度も色々な動物で黄金比を探っていました。
去年ならドラゴン。イラストそのままが最初でしたが、結局頭を大きめにしたら、とても評判良くなりました。へびがすぐ作れたのも、ドラゴンを頑張ったおかげ。
猫でも、最初さっぱり作れなかったのですが、少しずつ自分の作品のベストな形が作れるようになりました。
カタチに正解はありませんが、人々の今の意識、好みなどで、目に止まるかどうか決まってしまいます。目に止まらなければ、ご縁にはつながりません。
あとは、本物そっくりだと本物ぽく見えないのです。人間の目は、顔や特徴をより大きく捉えます。なので、特徴を大きくしたほうが、「らしく」見えるのです。
お店にリサーチに行ったりもしますが、あまりにも似すぎると販売できなくなります。
そこで、自分の作品とわかるものを試しに作り、等身だけ寄せていって、自分のキャラクターを黄金比に近づけているのです。
特に人間を模したものは、流行に流されやすいです。
推しぬいの大半は人間ですし、ゲームやフィギュア、漫画、イラストなどたくさんの人間を模したカタチの人形があり、それを見慣れた方が選ぶ、手にしたくなるものにするため、モブに見せない、主役として見て頂くためには、ハードルが高いことは最初から周囲にきつく言われ、自覚もありました。
それでも、わたしは出来ると信じていたのです。
しかし、何かが足りなかった。
答えは既にあるから、自力で見つけなさい、というのが、今回のメッセージ。
世間では、2025年9月問題などあるようですが、、わたしがライトワーカーなのかは不明ですが、目にして聞いてるということは、早く目覚めて、ということだ、と何方かから聞きました。
わたしは巨石などに惹かれてはいないですが、小さい頃から巨石を飛び歩く夢を見ている、水を怖がっていた、ので、レムリアの記憶はあるのかもしれません。。
六甲山の上にも巨石があるんですが、行けってか?もちろん、彼岸の中日の法要の方が大事ですが。
次作るのは女神、仏像なのかしら。
それとも、癒しの力が強く出る、ぬいぐるみの方がいいのか。
まずは今あともう少しのを完成させますね。
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